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パッターニのイスラム文化

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1 Central mosque Pattani


クルーセ・モスクを出たわたしたちが次に訪れたのはパッターニ・セントラルモスクです。
セントラルモスクは、タイ南部地域のイスラム教徒にとって最も重要な礼拝中心地の ひとつです。
このモスクはタイ政府がイスラム教の重要性を認識し、1954 年に建設したものです。
イスラム教はパッターニのほとんどの人々が厳格に信仰している宗教で、その中には南部4県に住む多数のイスラム教徒も含まれます。
そのような理由でタイ政府はタイ全土のイスラム教徒の中心となる大規模なモスクを建設することが適切であると考えたのです。

パッターニ・セントラルモスクはレンガとモルタルの2階建てで、インドのタージマハルと西洋風の寺院を組み合わせたような外観です。
真ん中に大きなドーム状の建物があります。四方すべてにドームがあり、両側に目立つ塔があってこれはもともとはイスラム教徒に合図を送るための指令塔として使用されものです。
しかし現在では、代わりにスピーカーやアンプを収容するために使用されています。
モスクの内部は二面にバルコニーのあるホールになっています。
奥の広間には細長い玉座があり、そこは「ハティーブ」(説教をする人)が金曜礼拝のときに朗読する場所です。
現在、パッターニ・セントラルモスクは重要な宗教活動の場として使用されており、1日5回の礼拝も日課となっています。

わたしたちがパッターニ・セントラルモスクを訪問したのは金曜日でした。ちょうど金曜礼拝で教徒たちが祈りを終えたばかりの頃でした。
モスクの外側だけ写真を撮りました。この日、内部への入場および写真撮影はできませんでした。

2 Central mosque Pattani



わたしがモスクの前で写真を撮っていると近くにいたローブ姿の男性が近づいてきました。
彼は英語で写真を撮ってくれませんかと聞いたのです。
わたしはすぐに英語で応えました。
「いいですよ」
そして彼のために写真を撮り終えた後
「どこからですか?」と聞かれたので、わたしはすぐにタイ語で、
「アユタヤから来ました」
これを聞いて彼は恥ずかしそうに笑いました。
わたしを外国人だと間違えていたようです。英語で話しかけたことも恥ずかしかったのでしょう。

Take photo



通訳や取材交渉もわたしの役目です
interpreter.jpg




とうにランチタイムの時間を過ぎました。
お腹が空きました。
ドライバーにレストランに連れて行ってくれるように言います。
わたしの希望としては南部の地元料理が食べたいです。とくに郷土料理のカオヤムに興味があります。
しかし、運転手は、ほとんどの場合、カオヤムのメニューは南部の人々の朝食料理であると言います、朝食を過ぎたこの時間ではどうでしょうかかなり難しいかもしれません。

ドライバーが運転しながら通りのお店を物色します。
わたしはGoogle マップでレストラン情報を調べます。
そしてようやく見つけたのがROTI DE FORESTというお店で、Googleマップで料理の写真と場所を確認してみると、なかなかおもしろそうなお店でした。
そこですぐに運転手さんに「この店まで連れて行ってください」と言いました。

ナチュラルな立地のお店です。名前の通り、木々に囲まれたお店は、雨が降っていなければとてもいい雰囲気です。
わたしたちが到着した日は幸いなことに雨はまったく降っていません。
午後 1 時頃に到着しましたが、その時点で食事をしている人は数テーブルしかありませんでした。

メニューを開いて、スタッフにこのレストランの有名な料理について尋ねました。
おすすめは牛肉のグリルとカレーロティ+目玉焼き。
ハズバンドはビーフマッサマンカレーロティ+目玉焼きを注文しました。カレーを2品注文しました。 (ビーフマッサマンカレーとチキングリーンカレー)+目玉焼き。
ドライバーにも食べ物を注文して一緒にと誘いました。

3 Roti De Forest

4 Roti with beef Masaman and chicken green curry

5 Grilled beef

6 Khao Tom chicken


南部地域に来たら欠かせない大切な飲み物。メニューにもあります、とても有名なドリンクです。それは、マレーシア、インドネシア、シンガポール、タイ南部でよく見られるホットミルクティー、チャチャクです。
「チャ チャク」という名前は、泡が立つまで飲み物を 2 つのグラスの間で交互に注ぐ製造プロセスに由来しています。お茶を冷ましてくれ、そして紅茶とエバミルクがよく合います。南部地域の芸術的な作り方の一つと考えられています

7 Cha Chak (South Tea)

8 Cha Chak making



チャチャクについての 参考VDO



座って注文したメニューを待っている間、別のテーブルの人たちがオムライスメニューを注文していることに気づきました。
それはわたしをとても驚かせました。
なぜなら、見た限りではあのオムライスメニューはお家で作れる簡単メニューだからです。
子供ならともかく大人がこのようなレストランで簡単そうなオムライスを選んでいることに違和感があったのです。
それに気づいたのかドライバーが、
「この店はオムライスメニューが人気だ」と教えてくれました

わたしたちのオーダーがやってきました。
ビーフマッサマンカレーロティとチキングリーンカレーがとても美味しいです。焼いた肉も臭みはありません。
ふだんわたしはタイではあまり肉を食べる勇気がありません。しかし、ここで肉を食べようとするわたしにとってそれは自分の世界を大きく広げることになりました。肉の臭みが全くないのです。

このレストランの食事はわたしもハズバンドもとても気に入りました。
お茶もとても美味しいです。ほんのりした甘さが疲れをほぐしてくれるようです。
お店選びは間違わなかった気がします。パッターニ県で初めて地元の食べ物を食べて感動しました。価格もお手頃です。機会があってまたこの地を訪れることがあればわたしは間違いなくこのレストランを選ぶでしょう。

パッターニ独特の雰囲気を感じそして南部の名物料理に満足しました。
ちょうど良いタイミングで、先ほどチェックインしたホテルからお部屋の用意ができたと連絡がありました。














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タイ南部の旅 first day. EP.1

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ハートヤイ駅からGrab Carに乗ったわたしたちです。
ドライバーとの会話はとてもはずみました。
Grab Carのドライバーがわたしたちのような観光客を車に乗せるのは普通のことです。車の中には観光名所を紹介したパンフレットもあります。
ドライバーは旅行の計画を尋ね始めました。わたしは、明日は旅行の計画があると答えました。
ソンクラー県内の日帰りツアーを計画していたからです。ドライバー付きのレンタカーを借りています。

ハートヤイ駅からソンクラー県で予約していた海辺のホテルまでは約45分です。
車の中でいろいろな話ができました。そのなかでハズバンドがどうしても深南部に行きたいと話していました。
しかしわたしは、多くのタイのニュースチャンネルが視聴者をパニックに陥らせるような事件をよく報じているので、どこかで爆発が起こるのではないかと心配しています。
でもドライバーは南部国境3県はそれほど怖くないと言います。危険な地域をできるだけ避けて旅行することができます。その地域の人々は通常、どこに危険があるかを知っています。
そこでわたしはドライバーさんにマレーシア隣接の県で行けそうなのはどこなのかと尋ねました。
彼はパッターニー県までは行けると言います。ソンクラーの隣接県なので時間的には可能です。

こうしてわたしたちはすぐに旅行の計画を変更しました。
先にホテルにチェックインして荷物を預け、すぐに次の目的地であるパッターニー県に向けて出発したのです。

幸いなことに、ドライバーの出身地がマレーシア隣接のナラティワート県で、マレー語でコミュニケーションをとることができるイスラム教徒でした。

彼の勧めに応じてまずパッターニー県の有名なモスクを訪れます。
パッターニー県の住民の大多数はイスラム教を信仰しており、その割合は約 87.57%、次いで仏教が約 12.41%、その他の宗教がさらに 0.02% となっています。
パッターニ県を走っているといたるところにモスクが見えるようになります。手前の県ソンクラーとは違った雰囲気が車の中からもわかります。ある意味ではまるでアラブの国にトリップしたかのようにも思えます。途中の家並をみるとバンコクとは違うスタイルに気がつきます。明らかにイスラム風にデザインされています。
スカーフをかぶった女性や、イスラム風のサロンを着た男性が多くなります。とくにわたしたちが入った日は金曜日でした。イスラム教徒にはモスクでの礼拝の日です。

ドライバーが最初に連れて行ってくれたのはクルーセモスクでした。450年以上の歴史を持つ古いモスク。アユタヤ朝とほぼ同時代に建てられた宗教的な場所です。

1 Krue Se Mosque

2 Krue Se Mosque



ヨーロッパのゴシック様式の尖った曲線の形をしています。
クルーセ モスクが建てられた時期については、今でも議論が続いています。スルタン・ムザファルザの治世中に建てられたという説もあります。ラヤ・ビル時代に建てられたという説もあります。
モスクの建設がうまくゆかず屋根が完成しなったという話は女神リム・コー・ニャオの伝説にも関係しています。クルーセモスクの近くには墓地があります。後から追記されたのは、女神リム・コー・ニャオがこのモスクの建設を呪ったとか。
しかし、美術局の調査・修復作業により、ドームの構造が不安定でバランスを欠いていることが判明した。したがって屋根の破壊が引き起こされたとかの話もあります。
当時のクランタン王朝がパッターニを統治した後、市の中心部は移転され、クルーセ・モスクは朽ち果てるままに放置されたといわれています。

2004 年 4 月 28 日、第 4 軍管区はナラティワート県に戒厳令を布告しました。パッターニー県とヤラー県などタイ南部国境で暴動が起きていました。
クルーセ・モスクはこれまでで最も暴力的な事件が起きた場所です。軍、警察との衝突で 34 人もの人々が死亡しました。その日、反乱軍は同時多発的に深南部県12の警察基地と軍事基地を攻撃していました。

4 Situation on April 28, 2004


この事件後クルーセ・モスクの訪問者は以前より減少したそうです。

わたしたちはクルーセ・モスクの内外の美しさを眺めながら歩き回りました。
ドライバーによれば、この場所はイスラム教徒の祈りのために今でも利用されているそうです。でもここで礼拝するのはほんの少しだけだといいます。
中にはマレー語で書かれた時刻表があります。それはわたしにはまったく理解できません。
説明によれば、これは日に5回ある礼拝の時間を示しているのです。
イスラム教徒は自分たちの宗教にたいしてとても熱心だと思います。なぜなら、彼らは毎日の祈りと毎年の断食にたいしてもとても厳格だからです。


3 Krue Se Mosque (inside)


IMG_4650.jpg

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わたしたちはクルーセ・モスクの美しさを賞賛し、ここで人々が亡くなったことを悲しく思いながら、この場所を後にしたのです。






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PERN

Author:PERN
バンコクで生まれ育った魔女がお届けする面白い日々
ハズバンドはとてもユニークな日本人なの。だって魔女との生活を楽しんでいるのだから・・
あわて者といわれるけれど私はいつも一生懸命。愛するタイランドと日本そしてハズバンド。
両手いっぱいの幸せと頬笑みをあなたにも


วันแห่งความสนุกสนานของแม่มดน้อยที่อาศัยอยู่ในกรุงเทพฯ พร้อมจะบริการคุณ
แฟนของฉันเป็นคนที่มีเอกลักษณ์ของความเป็นญี่ปุ่นมาก
เพราะว่าเขามีความสุขที่ได้ใช้ชีวิตอยู่กับแม่มดน้อยคนนี้
เขาเคยบอกฉันว่าฉันเป็นคนที่มีความตื่นตระหนกตลอดเวลา
แต่ฉันก็พยายามที่จะลดความตื่นตระหนกนี้และเข้าสู่โหมดจริงจังให้ได้มากที่สุด
ฉันรักประเทศไทยและประเทศญี่ปุ่น รวมถึงฉันก็รักแฟนของฉันมาก
ฉันพร้อมจะนำเสนอความสุข ความสนุกสนาน และมอบรอยยิ้มให้กับคุณทุกคน

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