2017/08/18
夏の花
夏の花 ー夾竹桃、百日紅
アメリカ
オイラは今までアメリカの自由と緩やさと言うか縛られない雰囲気が好きで50回を越える旅をして来た。数々の苦難や戦いを乗り越えて自由と平等を勝ち取って来た歴史にも敬意を払って来た。だがアメリカを知れば知るほど内面には今だ沢山の問題がくすぶっていることも同時に知った。
パロディーを地でいく様なアメリカのトランプ大統領の言動を見てると正に悩めるアメリカが浮き彫りになってくる。今までは共和党の大統領になろうが民主党の大統領になろうが少なくとも表面は常識的には美しく、違いはあっても穏健化し、デコレーションしてカバーして来たものが、一気にそのマスキングを取り去り地金を表に出してたかのようにだ。
以前、オイラは英国人の精神分析医に英語を教えてもらった時期がある。彼は自分のルーツはロシア系ユダヤ人だと言ってた。トランプ大統領は先祖はドイツ南西部の小さな村カルシュタットの出身らしいがアメリカに渡ったのは1885年。でも、人相骨格からするとロシア系も混じっていそう。カルシュタットは州は違うが富裕ロシアの人達も愛するローマ時代からの温泉保養地バーデンバーデンの近くだしね。
毎日本当にこの大統領はマスコミを賑わすに事欠かない。本人もツイーットして楽しんでるかのよう。今はKKKなど白人至上主義者・人種差別問題で大騒ぎ。ちょっと時間稼ぎしてる北朝鮮問題では派手なパフォーマンスで摩擦を煽ってみたりもう勇み足だらけ。でも一夜開ければ涼しい顔?
どちらもピンクラインを超えてしまった今、レッドラインを超えそうな気配もあるが、一人の命の大切さを忘れないでほしいものだ。