ウマ娘プリティーダービー Season3 第8話「ずっとあったもの」
ローソンコラボでチョコがてんこ盛りな今日この頃。12月末の一番くじの情報が公開されましたが……全力でB賞を狙いに行く所存です。
有マ記念で「サトノダイヤモンド」に敗北を喫したキタちゃんは、いつもの場所で泣いている姿をネイチャに目撃されることに。しかし今のキタちゃんはGⅠ3勝のウマ娘。以前からキタちゃんに先生呼びされるのが結構なプレッシャーのようでしたし、頼られること自体は嬉しいものの、どこか話しかけづらい心境も分からなくもないです。決してネイチャのGⅠ0勝をギャグに使っているわけではないでしょう。
有マ記念の結果はクビ差。しかし彼女やドゥラちゃんとの精神的な差が大きいことに気づかされることに。
ドゥラちゃんの言う「成しえたい何か」。スペシャルウィークの「日本一のウマ娘」、トウカイテイオーの「会長みたいなカッコいいウマ娘/無敗の三冠ウマ娘」、ドゥラメンテの「世界最強の証明」、サトノダイヤモンドの「凱旋門賞の勝利、日本ウマ娘会の未来を切り開く貢献」など、誰もが勝利の先にあるものを目指す中でキタちゃんはただ勝ちたいとだけ願っていました。
キタちゃんは皐月賞、日本ダービーと挫折を味わった後、ネイチャ先生の相談室を経た第2話で「スターみたいにキラキラ出来なくてもいい!あたしはあたし!あたしはキタサンブラックだ!」と、自分が他の誰でもないキタサンブラックであると自覚し、カッコよくなくても前に進むことを決意し再起を果たしていました。が、それによりレースへの情熱を取り戻すことこそ出来たものの、同時に夢を捨ててしまっていたことに他ならなかったと……
ここまで度々描かれたキタちゃんの精神面の未熟さは、目の前の勝ち負けにだけ集中してしまっていたからなのでしょう。ゴルシがトゥインクルシリーズのラストランで負けてなおオルフェーヴル、ジェンティルドンナに宣戦布告する強さを見せつけたのは、勝負の先にあるものを見据えていたからとも捉えられます。
一応「キタサンブラックの走りをドゥラメンテに見せつける」という「成しえたい何か」を宿したことこそあれ、一過性のものに過ぎませんでした。
悩めるキタちゃんの相談に乗ったのがトウカイテイオーでした。無敗の三冠ウマ娘は叶わず、無敗のウマ娘も叶わず、とうとう走ることさえ諦めかけたテイオー。彼女が掲げた「めざせ!!無敗の三冠ウマ娘!!」の目標が黒く塗りつぶされていく様は今でも印象に残っています。
それでもなお夢を追いかけ続けたテイオー。そんな彼女はキタちゃんとの会話においては、多少の助言や体験談を話すものの具体的な道を示すことは意図的に避けているように感じますが、それはキタちゃんへの信頼故なのでしょう。テイオーがシンボリルドルフに憧れていたように、キタちゃんはテイオーに憧れている。周りにはネイチャやダイヤちゃん、支えてくれる多くの手がある。自分と似た思いを抱き、同じような境遇にいるからこそ、必ず気づけると信じたのでしょうね。
そして、彼女が信じたキタサンブラックは……これから何回も、何度も思い通りにいかないこともある。まぁ実際、史実の宝塚記念やジャパンカップでは……それでも、何回だって、何度だって諦めず追い続ける。OPの「君に勝ちたい」の「君」とは、ライバルたちであり、「スターになれないと分かっている自分自身」なのかもしれないと感じさせられましたね。
第2話が「キタサンブラック」のスタートラインだとすれば、第8話は「キタサンブラックの夢」のスタートラインだと感じた第8話でした。
さて、一方のヴィルシーナ&シュヴァルグラン姉妹。遂にフォークどころかボール握り出したよこの子……あと「22」の数字を背負ってるよ……史実のヴィルシーナやシュヴァルグラン、ヴィブロスの馬主である佐々木主浩さんは、とても「22」に縁のある方だそうで。
投球練習中のシュヴァルちゃんの元にヴィルシーナが現れるわけですが……ヴィルシーナ、右目の下にホクロあるの!?すっげぇ可愛いな!!!あと、投球モーションすっげぇ凝ってるように見えるんですが、気のせいではないですよね?あれも見る人が見れば分かるんだろうか。
自分と姉妹は違うと口にして去っていったシュヴァルちゃんでしたが、一人残ったヴィルシーナの「似てるわよ、勝ちきれないとことか……」という呟きが印象的です。今でこそGⅠウマ娘である彼女ですが、桜花賞・オークス・秋華賞といずれもジェンティルドンナ相手に勝ちきれなかった時の心境は如何ほどだったことか……次女故の悩みもあれば、長女故のプレッシャーもあったことでしょう。そこら辺、アプリの育成シナリオで描かれたりするんですかね。
しっかし早いもので、もう第8話ですか。ウマ箱3の第4巻が10話~13話収録とあるので、残すところあと5話。
となれば恐らく9話冒頭で大阪杯に勝利し、残りは天皇賞・春とウイニングライブ。10話ではサトノクラウンとの宝塚記念。11話はサトノダイヤモンドの凱旋門賞。12話はシュヴァルグランのジャパンカップ。13話で有マ記念とウイニングライブ……といった流れかなと。
可能性の話をすれば、ダイヤちゃんの海外挑戦時に遠征の先輩としてホッコータルマエが絡んできたりとか……いや、それなら普通にクラちゃんに聞く方が自然だわな……でも出て欲しいなぁ、タルマエも。OPに出てるんだしさぁ……
ローソンコラボでチョコがてんこ盛りな今日この頃。12月末の一番くじの情報が公開されましたが……全力でB賞を狙いに行く所存です。
有マ記念で「サトノダイヤモンド」に敗北を喫したキタちゃんは、いつもの場所で泣いている姿をネイチャに目撃されることに。しかし今のキタちゃんはGⅠ3勝のウマ娘。以前からキタちゃんに先生呼びされるのが結構なプレッシャーのようでしたし、頼られること自体は嬉しいものの、どこか話しかけづらい心境も分からなくもないです。決してネイチャのGⅠ0勝をギャグに使っているわけではないでしょう。
有マ記念の結果はクビ差。しかし彼女やドゥラちゃんとの精神的な差が大きいことに気づかされることに。
ドゥラちゃんの言う「成しえたい何か」。スペシャルウィークの「日本一のウマ娘」、トウカイテイオーの「会長みたいなカッコいいウマ娘/無敗の三冠ウマ娘」、ドゥラメンテの「世界最強の証明」、サトノダイヤモンドの「凱旋門賞の勝利、日本ウマ娘会の未来を切り開く貢献」など、誰もが勝利の先にあるものを目指す中でキタちゃんはただ勝ちたいとだけ願っていました。
キタちゃんは皐月賞、日本ダービーと挫折を味わった後、ネイチャ先生の相談室を経た第2話で「スターみたいにキラキラ出来なくてもいい!あたしはあたし!あたしはキタサンブラックだ!」と、自分が他の誰でもないキタサンブラックであると自覚し、カッコよくなくても前に進むことを決意し再起を果たしていました。が、それによりレースへの情熱を取り戻すことこそ出来たものの、同時に夢を捨ててしまっていたことに他ならなかったと……
ここまで度々描かれたキタちゃんの精神面の未熟さは、目の前の勝ち負けにだけ集中してしまっていたからなのでしょう。ゴルシがトゥインクルシリーズのラストランで負けてなおオルフェーヴル、ジェンティルドンナに宣戦布告する強さを見せつけたのは、勝負の先にあるものを見据えていたからとも捉えられます。
一応「キタサンブラックの走りをドゥラメンテに見せつける」という「成しえたい何か」を宿したことこそあれ、一過性のものに過ぎませんでした。
悩めるキタちゃんの相談に乗ったのがトウカイテイオーでした。無敗の三冠ウマ娘は叶わず、無敗のウマ娘も叶わず、とうとう走ることさえ諦めかけたテイオー。彼女が掲げた「めざせ!!無敗の三冠ウマ娘!!」の目標が黒く塗りつぶされていく様は今でも印象に残っています。
それでもなお夢を追いかけ続けたテイオー。そんな彼女はキタちゃんとの会話においては、多少の助言や体験談を話すものの具体的な道を示すことは意図的に避けているように感じますが、それはキタちゃんへの信頼故なのでしょう。テイオーがシンボリルドルフに憧れていたように、キタちゃんはテイオーに憧れている。周りにはネイチャやダイヤちゃん、支えてくれる多くの手がある。自分と似た思いを抱き、同じような境遇にいるからこそ、必ず気づけると信じたのでしょうね。
そして、彼女が信じたキタサンブラックは……これから何回も、何度も思い通りにいかないこともある。まぁ実際、史実の宝塚記念やジャパンカップでは……それでも、何回だって、何度だって諦めず追い続ける。OPの「君に勝ちたい」の「君」とは、ライバルたちであり、「スターになれないと分かっている自分自身」なのかもしれないと感じさせられましたね。
第2話が「キタサンブラック」のスタートラインだとすれば、第8話は「キタサンブラックの夢」のスタートラインだと感じた第8話でした。
さて、一方のヴィルシーナ&シュヴァルグラン姉妹。遂にフォークどころかボール握り出したよこの子……あと「22」の数字を背負ってるよ……史実のヴィルシーナやシュヴァルグラン、ヴィブロスの馬主である佐々木主浩さんは、とても「22」に縁のある方だそうで。
投球練習中のシュヴァルちゃんの元にヴィルシーナが現れるわけですが……ヴィルシーナ、右目の下にホクロあるの!?すっげぇ可愛いな!!!あと、投球モーションすっげぇ凝ってるように見えるんですが、気のせいではないですよね?あれも見る人が見れば分かるんだろうか。
自分と姉妹は違うと口にして去っていったシュヴァルちゃんでしたが、一人残ったヴィルシーナの「似てるわよ、勝ちきれないとことか……」という呟きが印象的です。今でこそGⅠウマ娘である彼女ですが、桜花賞・オークス・秋華賞といずれもジェンティルドンナ相手に勝ちきれなかった時の心境は如何ほどだったことか……次女故の悩みもあれば、長女故のプレッシャーもあったことでしょう。そこら辺、アプリの育成シナリオで描かれたりするんですかね。
しっかし早いもので、もう第8話ですか。ウマ箱3の第4巻が10話~13話収録とあるので、残すところあと5話。
となれば恐らく9話冒頭で大阪杯に勝利し、残りは天皇賞・春とウイニングライブ。10話ではサトノクラウンとの宝塚記念。11話はサトノダイヤモンドの凱旋門賞。12話はシュヴァルグランのジャパンカップ。13話で有マ記念とウイニングライブ……といった流れかなと。
可能性の話をすれば、ダイヤちゃんの海外挑戦時に遠征の先輩としてホッコータルマエが絡んできたりとか……いや、それなら普通にクラちゃんに聞く方が自然だわな……でも出て欲しいなぁ、タルマエも。OPに出てるんだしさぁ……