ひびレビ

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ウマ娘プリティーダービー Season3 第7話「あたしたちの有マ記念」

2023-11-16 01:13:32 | ウマ娘 プリティーダービー
ウマ娘プリティーダービー Season3 第7話「あたしたちの有マ記念」

 久々?のアストンマーチャン。

 今回はキタちゃんのジャパンカップから!1着はキタちゃん、2着はサウンズオブアース、そして3着はシュヴァルグラン。そんな彼女を観客席から見つめるのは……ヴィブロスに続き遂に!遂にヴィルシーナも確定!しかも喋ったぁぁぁぁぁあああああ!!!
 てっきりOPで服を選んでいるのが妹、服を持っているのが姉かと思いましたが、実際は逆。ヴィルシーナは見た目通りの感じでしたが、ヴィブロスはもっとぽやぽやっとした印象があったので、「シュヴァち」など、ほわんとしたギャルっぽい感じが少々意外でした。ヴィルシーナは普通に優しいお姉ちゃんって感じですし、ヴィブロスも妹感こそ薄いものの関係性は良好。「姉妹の中でGⅠを取れていないのはあなただけ」などと追い詰められることもない。しかしシュヴァルちゃんは相当なプレッシャーを感じているようで……
 なお、ウマ娘公式HPのキャラ紹介にも追加されていましたが、そちらから受け取る印象とはやや異なりますね。というか、ドバイくるんか……?


 ジャパンカップを終えたキタちゃんたちを待つのは、年末の有マ記念。かつてテイオーが奇跡の復活を遂げたレースを見て以来、いつかこんな大きな舞台で一緒に走ろうと約束したキタちゃんとダイヤちゃん。一つしかないものは譲り合ったり半分こしていた二人でしたが、互いにこの1着だけは譲れない。キタちゃんはテイオーに、ダイヤちゃんはクラちゃんにそれぞれ想いを語っていました。
 テイオーは調子がいい時ほど気持ちが空回っていないか心配だったようで、前回のマックイーンとは異なる形でキタちゃんの心に寄り添う様は頼もしかったです。
 なお、クラちゃんの初GⅠは……残念ながらカットとなりました。今後メインとなるレースを考えると、やはりここが削られてしまうかといったところではありますが……いずれ来るであろう宝塚記念の描写にて、海外GⅠの回想シーンがあると嬉しいですね。

 そんな幼馴染二人ではありますが、キタちゃんからは約束を果たせる「楽しみ」が伝わってきた一方で、ダイヤちゃんの表情からは終始「緊張感」がひしひしと伝わってきました。
 それが感じられたのは決戦前夜。眠れぬキタちゃんはダイヤちゃんが起きているかを確認しますが、ここでダイヤちゃんは僅かに間を置いてから返事をしています。この後のシーンの事も含めると、この時点から既に彼女を「キタちゃん」と認識したくは無かったのでは?と感じました。寝ているフリだって出来ただろうけれども、それでも大事な幼馴染だから、万全な態勢で挑んで欲しい。だから少し話に付き合って、先に切り上げたのかなと。アイマスクも集中力を高めるためにつけているようにも見えたのは気のせいではないはず。

 そしてレース直前!「ダイヤちゃん」に話しかけに行ったキタちゃんに告げられたあの言葉!もうめちゃくちゃカッコよかったですね!
 目の前にいるのは幼馴染ではない。菊花賞、天皇賞・春、そしてジャパンカップと、既にGⅠを3つも勝っている強敵。そんな相手を前に、海外挑戦を見据える身として国内最強を示さなければならない。キタサンブラックを真っすぐに見つめる揺るがぬ瞳。静かに告げる確固たる勝利の意思……サトノダイヤモンド、その魅力・覚悟の全てが詰まった最高の一瞬でした。
 対するキタちゃんは……ダイヤちゃんの本気こそ感じ取ったものの、「キタサンブラック」に対峙したサトノダイヤモンドに対し、「ダイヤちゃん」に勝負を挑んでしまったという精神面の差は少なからずあったのかなと感じられました。一心不乱に前を目指すダイヤちゃんに対し、逃げ故にやむ無しとはいえ、周りに目がいきがちなキタちゃんという対比もあるのでしょうか。
 
 レース後はいつもの「キタちゃん」「ダイヤちゃん」。ですが、キタちゃんの声色はどこか悔しさを押し殺しているように聞こえました。ウイニングライブ直前も口数が多かったように感じますし……
 前回の有マ記念の時のように、涙を流すことは無い。それでも瞳は潤んでいる。そんな彼女の表情がED冒頭のように晴れ渡る日はきっと遠くないはず……となると、次回天皇賞・春を描き、着順的にも今期初のウイニングライブ披露!ってのはありそうだなーと。ここでやらないと、最終回でキタちゃんソロステージだけってのは少々寂しいですからね。折角なら一緒に踊って欲しいです。

 
 一方サウンズオブアースは8着、シュヴァルグランは6着という結果に。
 サウンズオブアースはこの結果にも「良い旋律だった」と口にしてはいたものの、折角なら勝つところが見たい!ということで、2期のツインターボよろしく、どこかで取り上げてくれると良いなと。にしても「マドモアゼル・ネイチャ」「ネイチャ先生」と、3期で呼び名増えたね、ネイチャ……マドモアゼル・ネイチャ呼び、好き。で、カノープスの新人はいつ喋るんすか?今回喋っても良かったのでは?

 シュヴァルちゃんはまたしても悔しい結果に。史実ではこの後も惜しいレースが続き、そして……という展開が待っていますから、クラちゃん共々、そこでしっかりと描いてもらいたいです。現状、クラちゃんは割とダイヤちゃんの話し相手的な印象が強いので、もっとクラちゃんとシュヴァルちゃん、キタちゃんとクラちゃんなど、同期感の交流が増えても良いかなーとは思いますね。
 
 あとドゥラメンテは今後どういう役割になるんですかね?史実だともう引退してますし……次回、天皇賞・春に挑むキタサンブラックを指導するのは、ただひたすらに勝利を目指すドゥラメンテだった!的な感じになるのかな。ウマ娘が増えるのは嬉しいけれども、その分あれもこれもと欲張りな悩みが増えてしまうのは如何ともしがたいですね(苦笑。


 そんなこんなでダイヤちゃんが超カッコよくて、やっぱヴィルシーナ好きだわってなった第7話。残るレースは天皇賞・春、宝塚記念、凱旋門賞、ジャパンカップ、有マ記念ってとこですかね?
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