2025-02-21

オタク気持ち悪い会話が気持ち悪くなくなるとどうなるか

オタク気持ち悪い会話生成で見るLLMの差

https://note.com/d_v_osorezan/n/nea080aa1347a?sub_rt=share_pw

こちらのダヴィンチ恐山さんの記事へのリスペクトです。

LLM: chatGPT(アップグレード版ではなく通常版)

プロンプト①:

 数名のオタクによる気持ちが悪い会話を作成しなさい。

要件

オタクの人数は2~3名

*冒頭にオタク個性説明しなさい

*会話の中心は「エヴァンゲリヲン新劇場版」および「新世紀エヴァンゲリオン」とする。



登場人物紹介】

タカシ(25歳・アニメ考察オタク

考察好きで、作品の裏設定や演出意図に異様に詳しい。語り始めると止まらない。

特にエヴァ哲学的な側面にハマっており、よく「これは庵野メッセージなんだよ」と語る。

*ユウジ(27歳・メカオタク

ロボットアニメが大好きで、エヴァの機体デザイン戦闘シーンに情熱を注ぐ。

エヴァはロボじゃない」と言われるとムキになるタイプ

カズキ24歳・キャラ愛強めオタク

キャラ推し特化型。特に綾波レイ推し

推しの話になると早口になりがちで、グッズ収集にも余念がない。

【会話本編】

タカシ: 「いやさ、やっぱりエヴァって単なるロボットアニメじゃなくて、人間内面世界を描いた心理劇だと思うんだよね。」

ユウジ: 「ちょっと待て、それはわかるけど、EVA初号機の覚醒シーンとか見た? あの生々しい動き! 生体兵器って設定が神がかってんだよ! ロボットって言われたら違うけど、でも“巨大人兵器”の美学は外せないだろ!」

カズキ: 「ていうかさ、エヴァって言ったらレイじゃない? 無口でミステリアスだけど、実は一番人間らしい感情を持ってるってところが尊い…。あの『さよなら』のシーン、何回見ても泣ける。」

タカシ: 「あれは“自我確立”を象徴してるんだよ。レイ碇ゲンドウの道具じゃなく、自分意志で動いた瞬間。庵野監督の深いメッセージが詰まってる。」

ユウジ: 「いやいや、それもいいけど、俺は新劇場版:破のラミエル戦が最高だと思うんだよ。あの変形ギミック音楽とのシンクロマジで鳥肌ヤシマ作戦演出完璧すぎない?」

カズキ: 「でも『Q』で全部ぶっ壊されるじゃん。あれ、トラウマなんだけど…レイ、別人みたいになるし…」

タカシ: 「『Q』は“期待を裏切る”ことがテーマからね。視聴者に対して『お前らの都合のいい物語じゃねえぞ』っていう庵野の挑戦状だよ。わざと混乱させてるんだよ。」

ユウジ: 「マジで意地悪だな庵野…。でもラストのシン・エヴァで全部回収したのはすごかったわ。あの“終わりの物語”感、完璧だった。」

カズキ: 「レイ幸せになれたしな…(涙目)。もう俺、あのシーンで成仏したわ。」

タカシ: 「最終的には“物語から解放”って感じだよな。エヴァだけじゃなくて、視聴者自身卒業しろってメッセージなんだよ…でも、俺は一生卒業できないけど。」

ユウジ: 「いや、俺も。多分また観返すし、Blu-rayも買ったし。」

カズキ: 「俺なんてレイフィギュア増えたわ…。エヴァ沼、深すぎる…。」

タカシ & ユウジ: 「それな!!!

総評

全員、会話がヒートアップして早口になりがち。各々の推しポイントがズレているが、最終的には「エヴァは最高」という結論にまとまるあたり、オタク会話の王道展開。


プロンプト②

この会話の「気持ち悪さ」が生じる問題点を指摘し、「気持ち悪さ」を低減した会話を生成しなさい

【「気持ち悪さ」が生じる問題点

*過剰な早口オタクトーク

専門用語や深掘り解釈が多く、内輪感が強い。

一般的な会話のテンポ無視して、一方的熱量で語りがち。

キャラへの過剰な愛情表現

尊い」「成仏した」などの感情過多な発言が、共感できない人にとっては引いてしまう要素。

マウント合戦雰囲気

「これが正しい解釈!」という断定口調が多く、議論ではなく“競い合い”の印象を与える。

内輪ノリオタク特有ワード多用

「沼」「成仏」「それな!」など、オタク文化に浸ってない人には理解しづらい表現散見

【「気持ち悪さ」を低減した会話】

—— 熱量を保ちつつ、自然な会話に調整

タカシ: 「エヴァって、単なるロボットアニメじゃなくて、やっぱり人間ドラマとしての側面が強いよね。特にシンジの成長とか。」

ユウジ: 「確かに。でも俺はやっぱり戦闘シーンが好きだな。ヤシマ作戦とか、緊張感ハンパなかったし。」

カズキ: 「あの作戦音楽映像シンクロが最高だったよね。個人的にはレイが盾になるシーンがすごく印象的だったな。」

タカシ: 「わかる。あの時、レイ内面が少し見えた気がしたんだよ。感情を抑えてるけど、ちゃんと誰かを守りたいって思ってる感じ。」

ユウジ: 「レイって、無口だけど存在感あるよな。新劇場版でのキャラの変化も興味深かったし。」

カズキ: 「うん。『Q』では全然違う雰囲気になったけど、あれはあれで意味があるんだろうなって思ってる。」

タカシ: 「そうそう。『Q』は意図的に観る側を混乱させてる部分あるよね。でも最後の『シン・エヴァ』で、ちゃんとそれを回収してて良かった。」

ユウジ: 「ラストの爽やかさは予想外だったな。シンジの旅が終わった感じがして、ちょっとしかったけど。」

カズキ: 「うん。でもみんなが少しずつ前に進めた気がして、なんか安心したよ。」

タカシ: 「エヴァって結局、観る人それぞれの解釈ができるのが魅力だよね。」

ユウジ & カズキ: 「それは間違いない!

改善ポイント

共感を促す会話構成推しポイントを語りつつ、他者意見を受け入れる流れに。

感情表現自然に:「尊い」「成仏」などの極端な表現を避け、落ち着いた語り口に。

内輪感の排除専門用語を控えめにして、誰でも理解できる会話に。

議論より共感重視:マウントを取らず、「そうだね」「わかる」を多用し、温かい雰囲気に。

結果として、作品愛は伝わりつつも、初心者でも入りやすい会話になりました。

結論

なんか腹立つ。

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