(優しい顔)
けいおん!! 第26話の所感です。
番外編の二本目となった今回。時系列的にはまたも卒業までの期間を
補足するエピソードになってました。とはいえ、あずにゃんの新学期への
取り組み、さわちゃん先生が軽音部との日々を思い出す様、
じゃれ合いながら放課後の校舎を闊歩する卒業生たちなど
第二の最終回として見ても違和感のないエピソードでしたね。
特に私が好きだったのはさわちゃん先生が遠目ではしゃぐ唯たちを
見てしみじみと呟いた「静かになっちゃうんだなぁ」という台詞。
言うなれば彼女も三年間一緒に放課後ティータイムをやってきた
メンバー。まだ若い教師さんですし、巣立ってしまう唯たちを見て
感傷に浸ってしまうのも当然だと思います。
ふと心に入ってくる寂しさに少しだけセンチになる気持ち。
深い感動を呼ぶシーンではありませんが、キャラクターの感情が
静かに染み入ってきて、穏やかな心にさせてくれるよいシーンでした。
卒業生に心配をかけまいと、気を遣うあずにゃんも健気で心がほっこり
しましたねえ。憂と純ちゃんが練習に付き合ってくれているようだけど
このまま部員になっちゃうのかしら。憂は部活に入ってないし
いけるんじゃね?唯の世話があるからあんま顔出してくれなさそうだけど(笑
さわちゃんが帰り際に自信をもって、大丈夫と言ったのは
ひた向きに頑張るあずにゃんを知っているからでしょうね。
さわちゃん自身も部が消滅しないように頑張るだろうし。
けいおんのパッケージを買ったことのない私ですが、
それでも表紙くらいは知っています。今回記念写真を撮ることが
多かったですけど、どれもパッケージの絵がどうやって撮られたかを
補足するファン垂涎のエピソードになってました。
これこそサービスってやつですねえ。小粋なネタを挟んできますなあ。
ただ露出を増やすだけとか、適当に表紙書いてたらこうはできない。
っと、終わっちゃいましたね。けいおん!!。
いまさら語るべくもないかもですが、オタクが嫌悪感を湧かない、
毒が一切ない「可愛らしい」をそのまま形にしたようなアニメでした。
現実味を帯びているかはこの際置いておくとして、各キャラに
悶えさせてくれる魅力があり、それをストレスなく存分に享受できる
作り込みには他の萌えアニメが頑張っても辿り着けない境地だと思います。
加えて二期となった今シリーズでは卒業という行事を意識させつつ
キャラクターたちの今後や、一期にはなかった「哀」の
部分を強調することにより、物語に深みが増して一層面白くなったと思います。
二クールということで、途中でダレてしまうことも懸念されていましたが
そんな心配も何処吹く風。毎回高いクオリティを維持して楽しませてくれました。
まだ劇場版がありますが萌えアニメの金字塔として、
終了後も語り継がれる作品になることでしょう。
ランクはもちろんSでお願いします。
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