(イッちゃってる 未来に生きてるなこれ)
Dororonえん魔くん メ~ラめら 第12話(最終回)の所感です。
10秒先の展開が全く読めない、型破りで無鉄砲な展開がウリのエロコメディ
ノスタルジックバトルアニメも完結。
脚本家が何かクスリをきめてるんじゃないかと疑ってしまうほどの
荒ぶる脚本は、エロ可愛い映像クオリティと反比例して見る人をどんどん絞っていった
気がします。かく言う私も「え、こんなこと話してたっけ?」と
視聴しながら何回も巻き戻しをしていた始末。
永井豪と昭和とエロリスペクトが混ざりあって、どの要素も全く自重しないまま
映像に仕上げてしまったという印象です。
こりゃあ、人を選ぶわ(笑
この暴走ぶりは最終話Bパートでさらに別の次元へ昇華。
えんまくんと雪子姫がキスしてからの映像は見ているこっちが、
テレビで放映していいか不安になってくるほどの、アートっぷり。
天界、地獄界、人間界、全ての生物が乱交している様子を何分間にもわたって
流すとか、ほんとマジキチ。脳のどこかがとろけるかと思った(笑
じゃ、まとめです。
ストーリーがかっちりした小奇麗なものや、ただエロを追求したもの、
萌えやギャグをウリにしている類とは一線を画した、危うい異常さが見え隠れしてる。
表面はただのバカエロなんですが、裏には狂気めいた空寒いものを感じますね。
そんなところを評価して、ランクはDにしたいと思います。
いわゆる異端児的作品です。
まあ、ワケがわからない混沌さがこそが、この作品の肝なのかもねえ。
<TB送信先>
http://blog.livedoor.jp/kuma_road51/archives/52304676.html
(おもしろいわこれ)
Dororonえん魔くん メ~ラめら 第01話~第03話の所感です。
永井豪さんの作品はあまり読んだことはないのですが、恐らくこんなのだろうなという
テイスト満載。何も考えず、ただひたすらに明るく、いい意味でテキトーに、
エロに喜び、勢いのままにギャグをやり、そして過激に大爆発で締める。
今のご時世にこんな脳天気にエロギャグやるアニメやるなんて、逆に新しいと思った。
作品の時代背景に沿ってやたらと強調される昭和後期のネタは半分くらいしか
分からないけど、それでもキャラが楽しそうに小気味よく使ってくるから
無条件に楽しい気分になれますねえ。
やたら妖怪が死んでますけど、こんなに平和なアニメはそうそうないし
是非お子さんにお勧めしたいですね。永井豪作品だけあって露出度が高いというか
雪ちゃんが裸になるのがお約束となってますが、淫靡なエロというより
陽気なお色気要素なので大丈夫と思います。
3話Bパートの先生の下着を剥いで、雪ちゃんに着せる一連の流れは
キャラの行動があまりにもお花畑すぎて、
さすがにスタッフの脳内が心配になりましたが(笑
なんだあの映像、ワケ分からん。いいぞもっとやれ。
ある種独特な作風なので、このテンションについてこれない人もいるかもですが
私の波長にはぴったり。
監督とキャラデザもベテランコンビで心配ないし、これはお勧めですね。
昭和ネタとか好きな人も是非に。
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