<評価項目について>
ストーリー
キャラクター性
画
演出
音楽
総合的な評価
ストーリー・・・脚本、設定も含めて、破綻がないか。テーマ性を貫けていたか。
そしてオチがしっかりしていたか等。
キャラクター性・・・キャラクターの魅力。キャラクターと声優の声のイメージが合っているか等。
画・・・キャラクターデザインに忠実か。作画の破綻、崩壊がないか。よく動いてるか等。
演出・・・声優の演技。盛り上がりを作れているか。BGMや挿入歌が効果的に使われているか。
カメラワークや構図の工夫。各話の引き等。
音楽・・・OP・EDが作品の雰囲気に合っているか。BGMや挿入歌の評価等。
総合的な評価・・・この作品を面白いと思ったか、また満足度。他人に薦められる作品か等。
<評価項目は各5点満点>
一応評価の指標として、5点:とても良い 4:良い 3:普通(及第点)
2:惜しい。何かが足りないレベル 1:悪い 0:かなり悪い
※点数下のコメントは該当作品記事からの抜粋となります。
元記事を読むには←にある記事リストか、サイト内検索をご利用ください。
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まず先に以下のアンケート項目に答えてから作品別の評価をつけていきたいと思います。
ベストキャラクター賞
ころね・・・いちばんうしろの大魔王
作品を引っ張ったとか、そーいった立ち位置のキャラクターではありませんが
単純に好きでした。この子がいたから最後まで頑張れたと思います。
ベストOP賞
My Soul, Your Beats!・・・Angel Beats!
荒川アンダーザブリッジ、WORKING!!、迷い猫、B型H系とも迷ったのですが
この作品の功績、天使ちゃんを生み出したことと、
このOPを世に送り出した事を讃える意味でこっちにしました。
ベストED賞
勇気凛凛・・・真・恋姫†無双?乙女大乱?
安心の安定感。EDが楽しくなる楽曲って最後まで浮ついた気分でいられて
気持ちがいいですよね。SDキャラクターがチョコチョコ動く絵も○。
ベスト声優賞・男性
藤原啓治・・・村長(荒川アンダーザブリッジ)
キレ演技が面白かった。作品のラジオや阿澄佳奈さんと一緒にやっている
アニプレックスのラジオでも肩の力の抜けた適当なおっさんトークが好きで
気に入っています。
ベスト声優賞・女性
悠木碧・・・ころね(いちばんうしろの大魔王)
はい、単に好きなだけです。終わった作品以外にも紅OVAやらキルミンやらゆとりちゃんで
楽しくさせてくれる今一番ハマっている人ですね。
では作品別いきます。
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化物語
ストーリー・・・3
キャラクター性・・・4
画・・・4
演出・・・3
音楽・・・2
総合的な評価・・・4
委員長のお話の評価ってことでしょうか。
早口台詞のところがピークだったと思います。
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鋼の錬金術師
ストーリー・・・5
キャラクター性・・・5
画・・・5
演出・・・4
音楽・・・3
総合的な評価・・・5
正直、4クールもやるアニメで中だるみがないアニメのほうが珍しいのですが
この作品は気合が違いましたね。特に最終決戦に入った5クール目は
毎回がクライマックスの連続で、見た後は緊張のせいかため息がよく出ました(笑
人が生きる意味、ホムンクルスの生、宇宙の成り立ち、異民族同士の紛争などなど
盛り込まれたテーマが数多くある作品で欲張りすぎるほどですが
そんでも最後は家族で笑ってハッピーエンドにしてまとめる肩肘の張らなさが
受けている理由だと思います。
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聖痕のクェイサー
ストーリー・・・1
キャラクター性・・・4
画・・・5
演出・・・3
音楽・・・3
総合的な評価・・・4
私はぶっちゃけ戦う意味なんて求めていません。
どんなバカを今度はやってくれるのか、どんな変化球のエロなのか
それがこの作品の最大の魅力なのですから。
その前にはたかが「シナリオのメイン」なんて霞みますわ。
言わずもがなテレビ放送版ではこの作品の魅力を少しも味わえないです。
エロが薄いということではなくて、単純に持ち味を全て殺してしまっている。
なので、見るなら絶対に無修正版をお勧め。
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一騎当千 XTREME XECUTOR
ストーリー・・・0
キャラクター性・・・2
画・・・3
演出・・・2
音楽・・・2
総合的な評価・・・0
今シリーズのメインは新キャラの馬超と黒幕だった司馬懿と典韋だと思うのですが
どうにもエピソード配分がおかしい。話がブレすぎている。
散々使い古された関羽と劉備の因縁と呂蒙の葛藤とかあんなに尺とって
いれる必要ないでしょ。
お色気サービスに傾倒するでもないし、お話もつまらないしで、
いつもの一騎当千でした。これでDVDが毎回売れちゃうから購買層って謎だなぁ。
絵が好きなだけなのかしら。
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B型H系
ストーリー・・・3
キャラクター性・・・5
画・・・3
演出・・・4
音楽・・・4
総合的な評価・・・4
山田がコスダに対してアプローチして、それが何らかの理由で失敗する。
この流れ自体はマンネリ、ありきたりとも言われそうなものなのですが
それを作画力、演出力、声優の演技力の高さで最終話まで退屈なく見せてくれたと思います。
下品だけど、嫌悪感の湧かないギリギリのラインで笑いをとっていたギャグの
バランス感覚もいい点ですね。限りなくラブコメに近いエロコメって感じ。
ヒロインの設定が突飛な作品ではありましたが、なぞっている線は基本に忠実なもので
奇をてらわない安定感のある楽しさを提供してくれた作品だったと思います。
分かりやすい華がないので、今時の若い人には受けないでしょうけど
私はこういう作品を送り出してくれたスタッフに感謝したい気持ちです。
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おおきく振りかぶって?夏の大会編?
ストーリー・・・4
キャラクター性・・・5
画・・・4
演出・・・5
音楽・・・3
総合的な評価・・・5
スポコン野球もので、これを見ない手はない出来だと思います。
少年たちの野球にかけた青春を健やかに享受できる傑作。
これはもうSランクいっときましょう。
欲を言えば。もっと気持ちよく終わってくれたら収まりもよかったんですが
これじゃあ続きが気になって仕方ないっての(笑
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Angel Beats!
ストーリー・・・0
キャラクター性・・・5
画・・・3
演出・・・3
音楽・・・5
総合的な評価・・・1
前評判や宣伝の多さからやたらと反響が大きかったこの作品。
OPと背景の作りはスゴいですし、コメディ部の面白さは認めますが、
お話の出来は雑としか言えない作りでした。
もっとキャラクターたちの台詞に説得力があればよかったのですがね。
どんなに感動的な物言いもそれに見合う魅力がないキャラクターに言わせたところで
怪しい宗教家が喚いているだけにしか見えない。心に入ってこないです。
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薄桜鬼
ストーリー・・・3
キャラクター性・・・3
画・・・3
演出・・・3
音楽・・・3
総合的な評価・・・2
作品の出来自体は堅調な作り。
元のゲームが女の子向けなので、もっと突飛な展開になると思いましたけど
史実に沿いながら、うまくオリジナル要素を絡ませています。
チヅルも自然と隊に溶け込んでいるし、隊士たちも嫌悪感のないキャラに
仕上がっていますし2期も無難に見られそう。
みんなが羅刹隊になって、鬼たちを駆逐し、官軍も退けて、
幕府軍勝利ENDなんてやられた日には狂喜乱舞するのですが(笑
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WORKING!!
ストーリー・・・3
キャラクター性・・・5
画・・・4
演出・・・3
音楽・・・4
総合的な評価・・・4
当初はここまでラブコメ色が強くなるとは思ってもみませんでしたが
誰をエピソードのメインに据えても面白さが損なわれない、
安定したつくりの作品でした。
心にストレスを微塵も与えない作りなので、仕事に疲れた日でも
余裕で見られる軽さが実にいいですね。女の子も可愛いし。
タカナシ姉妹、松本さんなどまだまだ触れられていないキャラクターも
多いし、タカナシとイナミさん、サトウとヤチヨさん、ソウマとヤマダ?
の関係がどうなるかも気になるし、OVAが出そうな雰囲気ですね。
売れ行きも好調のようですし、2期やってもいいなぁ。
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荒川アンダーザブリッジ
ストーリー・・・3
キャラクター性・・・4
画・・・3
演出・・・3
音楽・・・4
総合的な評価・・・3
アバンタイトルのポエムに代表される叙情的な演出がたまに痒いですが
ニノサンとP子の可愛さに加えて、ギャグが半分くらい笑えて、あとの笑えない部分は
キャラクターを好きになることで乗り越えられる。
そんな作品でした。
ギャグの質については好き好きと思うので、結構評価はバラけそうですが
ダレることもなく、最終回まで乗り切れたと思います。
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いちばんうしろの大魔王
ストーリー・・・0
キャラクター性・・・5
画・・・4
演出・・・2
音楽・・・2
総合的な評価・・・1
学園ラブコメ見せられていたのに、、世界の命運をかけたバトルやるぞー
って言われても、あれそんなアニメだったっけって思うに決まってますがな。
神々との戦いってのも使い古されてるし、色々と心理描写を端折って
進行するものだから、最終決戦でも熱くならなかった。
色々な人物の想いが交錯して、バトルは彩られるものだというのに
その積み重ねがないままたった一人の最終決戦やられても感情移入できるわけないです。
1クールに詰めるには無茶な構成だったとしか言いようがないです。
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閃光のナイトレイド
ストーリー・・・0
キャラクター性・・・1
画・・・3
演出・・・3
音楽・・・3
総合的な評価・・・0
やっつけでした。
近代の史実と超能力を絡めて、国の動向を左右するーってコンセプトはいいんだけど
超能力を駆使した能力ものバトルアニメでもなし、時代のうねりに飲み込まれて
報われなかったむなしさを出そうにも独り相撲で勝手にダメになったとしか
見えないしで、結局何がしたかったんだ?と疑問符が残る作品となりました。
無駄にリアル路線のためかフィクションとして十分に羽が伸ばせなかったのかな。
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迷い猫オーバーラン!
ストーリー・・・0
キャラクター性・・・4
画・・・2
演出・・・3
音楽・・・4
総合的な評価・・・1
毎話監督を変えるという手法が話題になったこの作品。
確かにバラエティ豊かなシリーズになってましたが、奔放すぎる設定のせいか
各ヒロイン本来の魅力の掘り下げ、キャラ立ちが不十分だった。
単一のエピソードとして見れば、楽しめる回はありましたが
全体で見るとやはり、作品としてやりきれたのか、何がやりたかったのか
疑問が多い作品です。
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さらい屋五葉
ストーリー・・・3
キャラクター性・・・4
画・・・3
演出・・・5
音楽・・・4
総合的な評価・・・3
間を大切にした演出を前面に押し出しているので、画面に動きがなくて
手抜きにも見えそうですけど、この雰囲気を落ち着いた物腰のシックな演出だと
感じる人にはどっぷり浸かれる作品だと思います。
アコーディオン?がメインのBGMも耳に残る印象的なものでした。
時代物の人情話が好きな人には見てもらいたいですね。
雰囲気アニメと揶揄されそうですが、感情を表立って出さずに
端々に匂わせてくる演出は中々に味わい深いものがありますよ。
居酒屋が根城だったせいか、ご飯や酒を飲むシーンが非常に多かったので
胃袋が多分に刺激された作品でした。
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四畳半神話大系
ストーリー・・・4
キャラクター性・・・5
画・・・3
演出・・・4
音楽・・・3
総合的な評価・・・4
何で、そうなるのか。世界がループするなんてあり得ないじゃないか。
とかそんな矛盾点はどこ吹く風。
作り手が何を楽しんでほしいかがちゃんと表現されている作品では野暮な突っ込みですね。
回りくどいコメディ性のシナリオや、挑戦的な数々の演出手法をはじめ、
非常にノイタミナらしいアニメでした。楽しかった。
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kiss×sis
ストーリー・・・1
キャラクター性・・・3
画・・・3
演出・・・2
音楽・・・2
総合的な評価・・・2
高尚かどうかはさて置くとして、やろうとしていることに一貫性があり、
それを阻害するような誰も得しない安易な欝も入れずに最終回までやりきった点は
評価できると思います。
残念なのは姉萌えという武器をチラつかせているにも関わらず
それを十分に生かせず、エロに走りすぎてしまったという点でしょうか。
最初から姉が弟への想いをラブマックスで物語が始まってしまうので
わびさびが足りなかったと思います。後半はちょっと退屈気味でした。
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デュラララ!!
ストーリー・・・5
キャラクター性・・・5
画・・・4
演出・・・4
音楽・・・3
総合的な評価・・・4
一つ一つのお話を区切って評価するのは難しい作品だと思います。
1クール区切りに全てが連関し、綺麗にかゆい伏線まで補足してくれるものだから
非常にすっぽりと物語の内容を納得できてしまう。
ともすれば、ここは描写不足なんじゃないかと思える展開があっても
きっとそこには何かの伏線があって、自分が忘れてしまっているだけなんだと
思わせる力強さがある作品でした。
話の説得力ってのはこういうもんなんだなあっていう。
局地的に泣けるだとか、大きな感情の揺さぶりをかけてくる作品では
ありませんでしたが、心の端をコツンコツンと小突いてくれる心地の良い
感情のブレを味わえる良作でした。
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真・恋姫†無双?乙女大乱?
ストーリー・・・3
キャラクター性・・・4
画・・・4
演出・・・3
音楽・・・3
総合的な評価・・・3
1期、2期、3期と順調に面白さが増してきたと思います。
3期は特に戦闘部分を大いに割愛してくれたので、楽しかったなぁ。
仮にも三国志ものとしてアレな評価ですが、そういう作品なんだからしょうがない。
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と、いったところです。お疲れ様です。