このアニメの作画が最近のアニメでは珍しく低レベルで安定していることは
少し置いておくことにして、今回はようやっと正式に発足した迷い猫同好会
最初の活動記録。まずはこの同好会が何たるかを知ってもらおうと
ウメノモリの金にものを言わせた馬鹿げた規模のPV製作となりました。
話のくだらなさなんかは別として、こうやってキャラクター同士がワイワイガヤガヤ
楽しそうに動いているのを見るとこっちも楽しい気分になってきますね。
下手な感動系の話より、こっちのがよっぽどいいし話の無軌道さが
「オーバーラン」て感じを醸し出していると思う。
なので、この話と4話の雰囲気はわりと好きです。
劇中劇の超展開にウメノモリとオタクがテンション高くなってるとこが
微笑ましかった。
同好会活動がメインになると、今後もこういった多目的で行き当たりばったりな
話が多くなるのかな。そうなると面白さが断然違うと思うのですが。
…そうはいかないよねたぶん。
萌えアニメというジャンルで作られているのにお世辞にも作画が
よいとは言えない時点でセールス的にはかなりやばそうな今作ですが
今回のお話、現場の限りある作画力の中で内容的にはよいものが提示できてい
たんじゃないかと思います。天丼という名のバンクが多用されてました。
4話の時は力技の卓球パロでなんとか誤魔化していたりと、
老齢な監督たちの苦労が窺い知れます。
少し中身に触れてみますと、ちょっと古臭いギャグ回でした。監督は大正野球娘、
ぽてまよの池端さん。独特な間を見るとなるほどと納得できます。
ウメノモリが屈託無く笑いながら過ごしていたので、私的には満足。
〆のPVは歌も含めて、よくも悪くもこの作品らしい酷さが
十二分に詰め込まれていましたが、ちゃんとオチとして使ってくれたのはよかった。
なんせあのままなぁなぁで終わるんじゃないかとドキドキしていたのでね。
この作品なら普通にあり得るでしょ。
パンツがひらひらしてましたけど、あの3人何日も同じパンツはいてたのかな…ゴクリ。
いい加減予告のモデリングで本編作ってもいいんじゃないかな、かな!