2クール全24話の放送が終了したので、区切りとして所感でも。
荒廃した近未来の関東を舞台に異能者たちがバトルし、そのうち巨悪に
立ち向かっていくという分かりやすい設定のアニメでした。
子安声の破天荒な主役とそれに追随するパンツや肌を露出することに意義がある
女性キャラクターたち、技名を名乗りつつの炎や雷が飛び交う派手なバトルシーンに
エログロと濃い味付けがふんだんになされていました。
それをさらに盛り上げるのは90年代然とした、ギャグシーン。
誰かがボケをかますと、180度回転し体をはったリアクションをとるのが
このアニメの普通です。
そんな今風ではない、ちょっとバタくさい雰囲気がこのアニメの特徴でしょう。
能力者バトルとして真面目に見るには勢い任せの展開や不自然に回復する体
バトル最中の後付設定などが多すぎるので及第点には残念ながら至っておりません。
むしろそういう細かいところは置いといて、絵の派手さと
女の子たちの肢体に心躍りながら視聴するのが正しい姿勢だと思います。
クルツ君の成長物語というには、あまりにも後半空気になりすぎて、
子安がメインなのか、クルツがメインなのかどっちつかずで終わってしまった
印象でした。
まあ、話より絵でおしていく作風でしょうし、描きたいことはできてたので
いいんじゃないでしょうか。
最終回も女の子が出るシーンでは半分以上パンツしてましたしね(笑
女の子がかわいいと思ったならそれ目当てで見るか、
軽い気分でバトルを楽しみたいならってところです。
Bランクってことでひとつ。
ちなみに私の好みは後藤サオリさんが声をあててた縞パンの子。