早寝をしよう計画の栄光と挫折
最近お疲れ気味な私ですが
「過労になると脳下垂体細胞が次々と死滅 大阪市大実験」なる記事を読みまして、
どう考えても徹夜続きの過労状態とはほど遠いにも関わらず、これは睡眠時間をしっかりとらないと危ないと考えた私は熟慮の末夜9時半には寝ることにしました。
いやいや、9時半就寝ってかなりハードです。寝る前の2時間位走り回ってたし、なんとか滑り込みで布団に飛び込んだときは息が上がってましたし(笑)。
それでも早寝はしてみるものですね。ぱっちり目覚めました。こんな爽快な目覚め何時以来だったかしら。
でも午前2時半。
これって「朝」ですか?
仕方なく再び眠りに落ちるまでじっとしていました。あれだけ苦労して5時間睡眠で済ます訳には参りません。静かに潜伏してうとうとし始めたのは多分夜明け頃。
そして今朝、目覚ましの音がわれ鐘のように響き渡って地獄の様な目覚めの苦しみ。こんなにひどい目の覚め方、実に久しぶり(涙)。
暖かいという予報が大外れした厳寒の朝まだき、慌てたのか微妙に間違った水加減のご飯を前にして、9時半就寝をこのまま続けるべきかどうか一人悩んだ私なのでした。ああ、無情(意味不明)。
ちなみにアサヒコムの記事、いずれリンク切れになるので主要な部分だけ引用しておきます。
極度の過労によって、脳の中心部にある内分泌器官、脳下垂体の細胞が次々と死滅していることを、大阪市立大の研究チームがラットによる実験でつかんだ。これまでは過労は生体の機能が落ちるだけとみられていたが、実際は生命維持の中心器官の一つが破壊されていることを初めて立証した。
なのだそうで、ラットを徹夜続きで働くのと同じ様な状態にしておくと
このような状態のラットの脳下垂体を調べると、5日目に細胞が死滅し始め、下垂体の中葉と呼ばれる部分がスポンジ状になっていた。
しかしこの状態をやめると
ラットはすぐに睡眠をとり、半日後には活動を再開した。しかし、下垂体が元の状態に戻るには数日間かかった。早めの休養が重要であることを示している。
そうです。
アサヒコムではリンクと引用は一応知らせてね♪とあるのですが、この記事を知らせるのはかなり恥ずかしい~(笑)。
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コメント
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私はたいてい午前2時に就寝。早い時で1時半。脳下垂体細胞、最悪かもです。
きっと、買い忘れはこのあたりからきているのでは・・・。
マエストロはどのくらい眠るんでしょうね?
アルゲリッチは夜型でしたよね。
投稿: はるぴょん | 2008年2月20日 (水) 23:44
ワタシも睡眠に関してはかな〜り深い因縁が…(笑
世の天才のなかにも小時間睡眠の鬼、ナポレオンから長時間睡眠の雄アインシュタインまでいろいろみたいです。小時間睡眠の人は短時間に深い眠りに落ちて、回復率が高いと以前「ためしてガッテン」かなんかでやっていました。
毎日二時間睡眠で数ヶ月、という実験も見ましたが(どこかの外国の大学の実験でした。被験者は画学生だった)数ヶ月何事もなく過ごした後、ある日定時に揺り起こしても目覚めないほどの睡眠に落ちて実験は終了していました。
長時間睡眠型と短時間睡眠型、どちらが得かと言ったら断然短時間睡眠型だと思うんですが、自分の経験上、実は細切れでも睡眠をとっていればかなり「ネバリ」は効きました。
睡眠サイクルも1.5時間が一番目覚めやすい時間、ということなので仮眠とる時にも1.5時間にしてみたり。7.5時間というのは長時間睡眠としては一番気持ちいい、ということもわかりました。
にしてもそれらとは無関係に「爆睡」の気持ちよさはなにものにも代え難いですよね、今宵こそよい睡眠を!
投稿: もんちゃ | 2008年2月21日 (木) 00:56
9時半に就寝とは・・・。
とても体によさそうに見えて、朝までドップリ寝てしまうと
かえって体がだるいみたいな・・。
私だけでしょうか??
でも爆睡するのは、気持ちいいですよね♪
私は最近、姫様と一緒に寝ているせいか睡眠時間がかなり多いかも。
でもちょくちょく寝ては起き寝ては起きの繰り返しなので、疲れが取れません。
爆睡したぃ~ZZZ
投稿: かおりん♪ | 2008年2月21日 (木) 20:09
はるぴょん様
帰りの遅いご家族がいらっしゃれば仕方ないですよ。
でもひょっとすると買い忘れはそこから来ているのかも知れませんよね。それならいいですよ(笑)。私など寝ようが寝まいが忘れるときはきちんと忘れてますもの(涙)。
>>マエストロはどのくらい眠るんでしょうね?
私もそれを知りたいです(笑)。マスタークラスの時は少しも眠そうではなかったので。コンサートしていると夜型になりそうなものですが。アルゲリッチ、夜型って知りませんでした。わー、周りの人が大変そう(笑)。
もんちゃ様
>>ある日定時に揺り起こしても目覚めないほどの睡眠に落ちて
わはは、もの凄く上手く行っていたのに最後は・・・って感じでしょうか。結局普通の人はある程度は寝ないと駄目って事なのでしょうか。
>>れらとは無関係に「爆睡」の気持ちよさは
代えられませんよね。あればかりは。
最近よく眠れないんです。ああ今宵こそは(涙)
かおりん♪様
年なのでしょうか。ここ何年も長時間寝ても体が痛いという事がないんです。却って楽な位で。私クラゲにでもなったのでしょうか(涙)。
>>でもちょくちょく寝ては起き寝ては起きの繰り返しなので、疲れが取れません。
自分のペースでちょっとずつ寝るのと、他の理由で起こされるのとではまるで違いますものね。とんでもなく眠いんだろうな~、その状態
>>爆睡したぃ~ZZZ
同感です。ほんとぐっすり寝て疲れも残らずさっぱり目覚めたいです~(心の叫び)
投稿: ぽんず | 2008年2月21日 (木) 21:23
今寝ようとして、電気敷毛布の予熱をし忘れていた事が発覚しました。
お布団氷なんですけど・・・どうしよう(号泣)
投稿: ぽんず | 2008年2月21日 (木) 23:04
>アルゲリチが夜型・・・
東芝EMIから出ている『プロコフィエフ&バルトークピアノ協奏曲集』(プロコが1番&3番、バルトークが3番 デュトワ指揮 モントリオール交響楽団)のCDの解説に書いてありました。書いたのは娘のアニー・デュトワ。寝るのは午前3時か4時だそうです。
○ラヴェル
デュトワとのコンチェルトのリハーサルを前にした晩、デュトワの家族が眠っている翌日の早朝(アルゲリチはデュトワ家に泊まっていた)、2楽章の暗譜を終えた。
○プロコの3番
ルームメイトのククチャとは1台しかピアノが部屋に入らないので、早朝にククチャが午後からアルゲリッチが練習をしていた。アルゲリッチは眠っている間にククチャのピアノから曲を覚えてしまい、譜読みの間違いまで覚えてしまった。
投稿: はるぴょん | 2008年2月22日 (金) 18:49
はるぴょん様
なんと貴重な情報を。ありがとうございます。
どちらの逸話も驚愕のレベルです~(凄い、のではなくて凄すぎる)
この寝ている間に覚えて(しかも間違いまで)というのはもう神業としか言いようが・・・。アルゲリッチってやっぱり人間じゃなかったんだ。
私はそんな人に近くでコンサートしてほしさだけに「長野は温泉がたくさんあるからまた来て下さいね」なんて言ってしまったなんて(その後他県の温泉へ行ったらそちらの方が断然良かった)、若気の至り過ぎます。
その後の来日で信州の温泉に泊まったのは間違いなく私のせいではないと思うのでそれだけはほっとしてますが(笑)]
投稿: ぽんず | 2008年2月23日 (土) 13:40
アルゲリッチとデュトワはもともと夫婦なので、くっついたり、別れたり、で、どっちの家族というか、どこで、見分けるのか、とっても疑問(^_^;)
投稿: JohnClark | 2008年2月23日 (土) 17:20
JohnClark様
私はデュトワが再々婚?再々再婚?か何かした時にケリが着いたとか何とか聞いた事があるのですが、ケリは着かなかったのでしょうか(大汗)。
投稿: ぽんず | 2008年2月24日 (日) 16:58