百柱に行ってきた
朝は曇りでしたが、じきに雲も消え久々の良いお天気でした。昨日ニュースでこの催しを知った家族から「行きたい~」という要望が出たので行って参りました。
市民芸術館「松本平の神仏 百柱をたてる」 パンフレット画像もあります。
行くべき所は判ってましたしどういう展示なのかも知っていたのですが、どうしたものか何一つ考えずにかなり弛緩した状態で出かけ、そして会場に入ってから気がつきました。仏像だ^_^;
仏像が展示に出される場合は必ずお寺さんが「魂抜き」(リンク、もう一つリンク)をするので、展示された像はモノという事になっているのですが、恥ずかしながら美術展に出かける時でさえ、私はそれが仏像だと宗教モードにはいってしまう人間なのです。だから今日何にも考えずに仏像と対峙してまった自分にある種のショックを受けました。仏さんを見てもしゃきっとしない私がいる~~~^_^;
ショックを受けつつも弛緩モードからは抜けきれず、その仏像のいくつかは生まれて初めて「美術品」として鑑賞してしまいました。これは綺麗な仏像だとか、これは素朴なラインがなかなかだとか。今までこんな風にみたことなかったんです。そんなリラックスというかちょっと寝ぼけた様な状態で進んでいくと唐突に「藤尾のお観音様」がいらした訳です。かなり前、叫びながら山道を走ってお参りに行ったら留守だったあの観音様です(詳細はこの記事にあります)。
何故ここに・・・。何故こんな時に・・・σ(^◇^;)
まあ、魂抜きをしてあるわけだからと思いつつ、抜ききってなかったらどうする?という不安もあったりして、拝むべきか否か真剣に悩んだ私なのでした。こっそり拝みましたけど(笑)。
と、自分ではそこで漸く真剣になったつもりだったのですが、その直後、家族に「お釈迦様でしょ?」と聞かれ、「大日様でしょ」と答えたそのお仏像は施無畏印(リンク)を結んだお釈迦様だったり(あろう事か知拳印と混同した)、お地蔵様の持つ宝珠とお薬師様の薬壺の区別がつかない自分を発見したりで、仏教徒としてどうなのかと深く考えてしまった私でした。
そういえば・・・
行く途中、バイク店に「U字ブロックプレゼント」と書かれた旗があったんです。
U字ブロックなんて重いものを一体何に使うのだろうと真剣に悩んだのです。本当に悩みました。そしてかなり考えてからU字ブロックって鍵(画像です)だったのね、と漸く思い当たったのでした。
私はこれ(画像です)だとばかり思っていたもので。ひょっとしてブロックじゃなくてロックだったのかしら(汗)
仏教徒としてどうこう言う前に、既に人間としてこの状態はどうなんでしょう・・・(爆)
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