無限回廊幻想記譚

一同は一番近い沙耶の家へと向かう事に。
途中まではまったく〈奴ら〉の姿は無かったものの、二丁目に近づくほどに〈奴ら〉の姿が増える。
「何か理由があるはず」という麗ですが、普通に考えればそれは〈奴ら〉の襲う対象がそちらに密集しているから。つまりは二丁目付近に生き残りが居ると考えるのが妥当でしょう。

途中で道路にワイヤーが張ってあり、足止めを喰らってしまった一同はそこで〈奴ら〉とのバトル。
麗はハンビーから飛ばされてしまって身体が地面に叩き付けられ、動けなくなってしまった。
孝はショットガンをまともに使えない上、残弾の事にまで頭が回っていない始末。ちゃんと人の話を聞かないからこういうことになる。危機意識が薄いと言わざるを得まい。
取り出した弾丸を零してしまってピンチに陥り、一度は死を覚悟して麗に抱きつくも、麗の持っていた銃で反撃。
冴子と麗が無駄に乳マトリックスしています。
この辺りはやはり黒田が考えたのかな。揺れるおっぱいの間をタイミング良く通過とか、一歩間違えてたら冴子は重傷負ってますよ。孝ももう少し考えで撃とう。

しかし圧倒的に多い〈奴ら〉に時間と共に窮地へと立たされていく。
沙耶が飛び出して孝の落としたショットガンを構えると「アタシは臆病者じゃない！」と自分自身に言い聞かせながら撃ち続け、孝と冴子は囮となって〈奴ら〉を引きつけようとするも、全てを引きつける事は出来ない。
沙耶は基本的に静香先生と共に非戦闘員だけど、自分だけが戦わないのは臆病もののように思えてプライドが許さないのかな。

コータはせめて希里ありすとジークだけでも助けようと、二人をワイヤーの向こうへと送ろうとするが、ありすはコータの表情が死んだ父親と同じだと、コータが死を覚悟している事に気付き、一人になるのは嫌だと泣きながら反発する。
しかしこのワイヤー。どうみても大人でも隙間を潜って通り抜けられそうだよね。〈奴ら〉は屈んで通り抜けるとか出来ないだろうけど。

第８話エンディングテーマ
「The place of hope」歌：黒崎真音

コータが無理にでもありすを逃がそうとしたその時、消防士の衣装に身を包んだ人間たちが救助に駆けつけた。それらを指揮していたのは、沙耶の母・高城百合子だった。
だが、囮のためにみんなから離れていた冴子と孝は仲間と合流出来ず、迂回路を取るために別行動に。
ここからこの二人の別行動のエピソードを入れるという事は、アニメでは高城家崩壊まで描いて、次の場所を目指す形でアニメ終了になりそうだな。

次回　ACT9「The sword and DEAD」

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