生徒会役員共* 第13話(最終回)「正しい恋バナ/遠距離アタック/毛のラインナリ/桜の空」
■正しい恋バナ
両親が出張で不在のため、夕飯の準備が憂鬱な津田タカトシが帰宅すると、そこには魚見がいました。
実は津田コトミがウオミーに両親不在の事を知らせていたため、手伝いにきたのでした。
更に天草シノも両親不在を聞いて、夕飯のお裾分けを持参してきたため、ウオミーからは通い妻みたいだと言われてしまいました。
ウオミーはシチューを作り、シノが作ってきたのは肉じゃが。
シチューと肉じゃがってそんな似たような料理並べられても……
二人でもう一品作ることになり、お互いの料理の腕前で燃える二人は、もの凄い勢いのフランベをしてました。
しかしフランベする料理って、二人は何を作ったんだろうな。
二人の作った料理をおいしくいただいた4人。
片づけをしようとするシノに対して、タカトシは20時を回って遅いので二人に帰るように言うも、ウオミーは泊まる気満々で、シノも対抗意識を燃やして泊まることになりました。
ウオミーは最初から泊まる気満々だったみたいだし、宿泊の準備をしていたのかな。シノはもちろんないだろうけど。
ちなみにここからシノは何かとウオミーに張り合うようになるわけだけど。
何度も泊まりに来ているシノは食器の位置の把握はもちろん、両親のベッドのシーツに赤いシミが残っているという、タカトシも知らない事実を知ってました。
何時の間にそんな事を調べたのか。
普通に考えたら破瓜の血ではなく、月経だと思うんだが、この作品だしな……
お風呂では親戚とはいえ女性が泊まることになった事を緊張するタカトシ。
タオルを持ってきたウオミーやシノがまな板ショーもどきをやってます。
ウオミーが宿泊するって言っても、今まで散々生徒会メンバーと同じ部屋で寝泊まりしてきた奴が何を緊張するんだろう。
リビングで談笑していた四人。シノはそろそろ寝ようと言うも、夜はこれからだというコトミ。そこでウオミーはDVDを観ることを提案しました。
シノはDVDはビデオと違って劣化しないから便利だというも、理由はどのシーンで抜いたか判らないからだと。
そもそも女友達と一緒には観ないだろう。
ウオミーの持ってきたのはサイレント映画でしたが、無声映画を知らなかったコトミはサイレントセックスなら知ってると、女三人で盛り上がる。
下ネタに関しては3人とも同レベルなんだよね。
映画はある程度見るけど、サイレント映画ってチャップリンの作品を一、二度見たことがある程度だな。
声なしで視聴者を感動させたり、笑わせたりしなければならないのだから、映画としては難しいよね。もちろん、必要なものには活動弁士がいたわけだけど。
映画を見終えてお腹の空いたコトミに、シノたちは再び料理対決。
そんな二人を見て、あんな「好敵手(とも)」が欲しいと呟くコトミ。
少年誌風か……この読みの元祖ってやっぱり北斗の拳なのかな。
シノの夜食はたまご雑炊、ウオミーの夜食は煮込みうどん。
共に消化の良いメニューですが、全部食べさせられるタカトシにとっては消化の良い悪いではありません。
しかもどっちも炭水化物ですよ。
そもそもお腹が空いたのはコトミだったんじゃ……
ウオミーとシノはリビングで一緒に寝ましたが、ウオミーは自分が泊まると言った途端、シノが泊まると言った理由を訊ねて来ました。
タカトシの事が好きなのかという問いかけを否定するシノに、ウオミーは主従に愛など必要ないからと納得。
誰かにも主従扱いされてたよね。
ところで、二人はリビングで寝てるけど、今まで生徒会メンバーが泊りに来た時は少なくとも2部屋は寝ている部屋があったよね。なんで今回はリビングで寝ることになってるんだろうか。
翌日、七条アリアと萩村スズは一緒に津田家へやってきましたが、なにやら不機嫌で歩く速度も速いスズ。
二人がチャイムを押すと、シノとウオミーが出てきてびっくりな二人。
が、アリアは4Pだなんて、と間違った解釈。
タカトシもコトミを入れるなとか、そういうツッコミは間違ってる気がする。
そしてやっぱりウオミーにハグされて、ブラを確認されるスズ。
スズはもはやなんでハグされるようになっているのか忘れてしまっているらしい。
スズはシノの家に電話したら友達の家に行っていると言われ、アリアの家に来ていないからという理由でタカトシの家にやってきた次第。
タカトシが心配だったと指摘するアリアに否定するスズは、シノが替えの下着を持っていないからという事に同意してしまいました。
明らかにシノとタカトシの関係が気になってやってきたのに、認めようとはしないんだね。
タカトシの周りは好意を持っている人が多いけど、素直じゃない娘が多い。
握力を鍛えるやつ(ハンドグリッパー)を探していたタカトシに、ウオミーが手渡したのはシリコン製か何かの偽乳。
どこから出してきたのか……そして、なんでタカトシも渡されて揉みしだいているのか。
ウオミーの持ち物なのか、そうでなければコトミのものかな。
そんなウオミーのユーモアセンスに敗北感を味わうシノですが、アリアは劣勢の時こそ敢えて同じ土俵で勝負するべきと諦めないように告げました。
「自分の胸を差し出して……ごめん何でもない」
「そこまで言うなら最後まで言い切れ」
勝負する胸が無かったよ(泣)。
アリアも、本当にもはやあそこで止めてももはや言ったも同然ですから。むしろ変に気を使ってダメージ与えてるだけだし。
家事を色々とやってくれるシノ、ウオミー、スズ、アリアの4人。
そんな四人に申し訳なく思うタカトシは昼ご飯にぶっかけ蕎麦をつくることにしましたが、シノは5人分もぶっかけるのかとびっくり。
そっち方面のぶっかけそばは誰が食べるんだよ。しかも5人分は結構頑張らないとダメだよ。
山芋を降ろすという台詞にも、シノ、アリア、ウオミー、コトミはまるで打ち合わせでもあったかのように息ぴったりで下ネタ。
下ネタに関しては驚くほどに以心伝心ですよ、この人たち。
そして帰ることになった4人。
また機会があればやってくるというウオミーと、それに張り合うシノとスズ。
が、両親の帰宅が一日延びたため、四人の帰宅はのびました。
でもシノはこれで通算3日目で、下着とかどうするんだろう。近所のコンビニにでも買いに行くのか? アリアとスズも下着の変えを持ってきてない……いや、アリアはそもそもつけてないか。
■遠距離アタック
巷で著名人にキャッチコピーをつけるのが流行っているため、畑ランコが生徒会役員共につけてみました。
天草シノ=カリスマ女帝生徒会長
七条アリア=天然セレブ書記
萩村スズ=無限スペック会計
津田タカトシ=オオカミ少年副会長(男はみんなオオカミだから!)
タカトシは種馬とか言われるのかと思った。タカトシ以外はみんなまともだったね。
シノとタカトシのインタビューを終えた畑がつける見出しは「生徒会の夫婦コンビの日常に迫る」だったため、やり直しを命じられて「主従コンビ」にした途端OKが出ました。
その後も色々と変なコンビ名が……
ウオミーに主従扱いされた時は驚いたのに、畑からの命名にはOK出すのか。
二人の変な噂は畑のせいだとご立腹のシノに、人の噂も七十五日だから気にする必要はないと諭すスズに納得する二人ですが、結構長い……
二か月半だからね……しかも畑さんは一回だけでなく、継続的に噂流し続けてるし、実際には75日では終わらない。
共学化してから未だに男性に慣れない五十嵐カエデは、ようやく会話ぐらいは出来るようになったものの未だ触れることは出来ない。
そんな彼女にちょっとずつ慣らしていくように進めたシノは、タカトシに後ろから鼻息当ててみろと囁き、カエデは泣いて逃げ出しました。
が、階段から滑り落ちかけたカエデを咄嗟に手を取って助けたタカトシでしたが、カエデは意外と平気。
いつの間にか慣れていたのかと思いきや、タカトシ以外の男性はまだダメなようで……
タカトシだけが平気になったという事で、タカトシにまた一つフラグが立ちました。
帰りが遅くなってしまい、門限が過ぎてしまったスズ。
門限を過ぎても怒られないが、母親が「大人になったのね」と赤飯を炊いてしまうらしい。
スズ母って美人なのに方向性はシノたちと同じなんだよね。
アリアは帰宅すると、猫たちが出迎えてくれてましたが、確か出島さんはネコアレルギーだったんじゃ……
てっきり広い庭のどこかで飼っているのかと思いきや、屋敷の中で飼ってるのかな。まぁ屋敷も広いんだけど。
■毛のラインナリ
アリアとシノは卒業式へ参加しているため、生徒会室に二人きりのタカトシとスズ。
スズがちょっぴり嬉しそう。
柔道部の朝練があるため、登校も早い三葉ムツミと中里チリ。
タカトシが日誌を取りに行っている間に、日直の名前を書いていたムツミは津田の名前の横にムツミと書いてみて照れてるし。
この作品でこんなレベルで喜んでるのはこの子ぐらいだよ。
親がお淑やかにしろと口うるさかったため、昔は男の子になりたかったというムツミ。
賛同する轟ネネですが、理由はもちろん……アレがあるからで。
ムツミは昔からやんちゃだったんだね。
生え際を気にしている大門先生へ結婚祝いに育毛剤を送ろうかと考えていたムツミですが、スズから実用性のあるものを勧められて柔道着を送ることにしました。
が、生憎とサイズが判らないため、先生ナニ(→ナリ)大きいから、奥さんの道下先生にサイズ聞いてみることにしました。
つか、柔道着のサイズは普通とは違って何号だから、奥さんでも判らないんじゃないのか? 洗濯する時に見ているかもしれないという事かな。
■桜の空
卒業を思わせるかのようなエンディングが流れました。
と、思ったら本当に卒業式。
第48回の48期生の卒業式で在校生代表として答辞を言うことになったタカトシ。
タカトシが一年生に戻ってる時点で、お話は過去に戻ってるのが判ってしまうのですが……
タカトシの成長に涙するシノ。
何も言わずに歩いていったシノとアリアを追いかけてきたタカトシとスズ。
二人が卒業証書入れのようなぶっとい海苔巻きを持ってどこへ行くつもりかとツッコミを入れるためでした。
四人で海苔巻きを食べることになってしまった。
桜才学園生徒会の神髄が「海苔巻き」だと語るというシノとアリア。
恵方巻きを丸かぶりする起源には、商人たちの厄払い説や、遊女に丸かぶりさせる花魁遊びから来たという説がある。
海苔巻きには「エロと伝統」が混じり合った素晴らしいコラボレーションから出来たもので、桜才学園生徒会そのもの。
「笑いエロには福来たる!」
それが言いたかっただけです。
そんなこんなで最終回。
ま、いつも通りで3期もあるのかな。その前に新刊が出るたびにOVAは続くのかな。
今期はスズヘッドもパワーアップしたようで、そうしたあたりが今後も楽しみな感じで。
■トラックバックが飛ばない場合には別館(http://libra1974.blog86.fc2.com/)
←良かったらクリックして下さい
アニメ 感想 レビュー
| 固定リンク
「生徒会役員共」カテゴリの記事
- 生徒会役員共* 第13話(最終回)「正しい恋バナ/遠距離アタック/毛のラインナリ/桜の空」(2014.03.31)
- 生徒会役員共* 第12話「あけおめだよ/人の上立つ器/どう○い/それを洗うなんて とんでもない」(2014.03.30)
- 生徒会役員共* 第11話「裏用語に純反応/一部の国ではそうらしいです/雪と戯れ サンタの末裔」(2014.03.17)
- 生徒会役員共* 第10話「津田キノコは想定内/羽根が飛ぶ/カボチャの気持ち」(2014.03.10)
- 生徒会役員共* 第9話「畑ランコ カマす/OGはチョベリグ/ぐーぜん誤解 いただき中」(2014.03.03)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント