キルラキル KILL la KILL 第二十三話「イミテイション・ゴールド」
喧嘩部特化型二つ星極制服を着た満艦飾マコの姿に、何故彼女が最初に極制服を着ているのかと伊織糸郎に抗議する蛇崩乃音や猿投山渦だが、伊織は現時点では戦力増強が最優先であり、犬牟田宝火のデータでは極制服を着ることにより最も戦闘力が向上するのがマコだったからだと説明する。
マコは999連式急急救命吸引具で巨大な敵と戦う。
その力は唖然とする四天王だが、纏一身は今まで裸のヌーディストとして戦ってきただろうと叱咤して戦うへと加わる。
彼の言葉に蟇郡苛らもマコだけには任せられないとマコに続く。
マコが一番に選ばれたのは、極制服を着たら極端にパワーアップするからなんだな。
マコの極制服も以前よりパワーアップしているから、より強くなってるんだろうか。
犬牟田宝火の調査により、片太刀バサミや縛斬は生命戦維を切断する事が可能な武器だが、強力な生命戦維であれば斬られた瞬間から回復を初めてしまう。しかし断ち斬りバサミは生命戦維を両側から同時に斬ることにより再生仕掛けた生命戦維をもう一度切断して、再生を許さないのだと判明。
このため、針目縫の腕は復活しなくなってしまった。
片太刀バサミの状態は不完全だから縫なども完全に倒すことは不可能だったのか。
纏流子は二本の縛斬によっても同様の効果が得られるという事に気づく。
縛斬が切断されたのはそのための複線だったのか。
流子と鬼龍院皐月の二人は原初生命戦維の下にいる鬼龍院羅暁へと戦いを挑むも、羅暁は断ち斬りバサミと縛斬の起源である超硬化生命戦維で二人の攻撃を受け止める。
二人の猛攻撃を軽くいなす羅暁は、皐月が原初生命戦維の上に降り立つと、聖なるものの上に土足で立つことは許さないと顔色を変えて彼女を蹴り飛ばす。
空中すら服の力で自在に飛行できる羅暁。
彼女の実力に、流子は原初生命戦維を先に倒そうと考えるも、原初生命戦維より無数の攻撃が彼女を襲う。
羅暁はさすがに縫とは次元が違うんだな。流子と皐月の二人掛かりでも軽くいなしてしまうとは。
そんな羅暁にとっても原初生命戦維は神聖な大切なものだったんだな。足下にハンカチを引いていたとは。
裸の太陽丸ではマコが満艦飾好代の作るコロッケを食べてエネルギーを充填しながら船を守っていたものの、原初生命戦維から新たな大量のカバーズが送り込まれ、更にアンカーが打ち込まれて裸の太陽丸ごと彼女たちを飲み込もうとしてくる。
食べながら戦うとかマコすげぇな。
しかし戦闘力では高くとも、やはり一人ではマコもきつい。
圧倒的な戦力の前にぼろぼろになりながらも、戦い続けようとするマコを止める纏一身だが、マコは船を守るために敵へと突撃する。
だが、その時、彼女の前にようやく新たな三つ星極制服を身につけた四天王が駆けつける。
猿投山渦は剣の装奥義開眼、蛇崩乃音は奏の装最終楽章、犬牟田宝火は探の装真理究明、蟇郡苛は縛の装我心開放、極戦装束となって取り込まれた人々を救っていく。
ようやく四天王の新しい極制服が完成。
アバンで勇ましく戦闘に加わったのに、全く見かけないと思ったら極制服をとりに行っていたのかな。
名前も姿も以前から更に一新。
どれだけ足掻こうとも人類は生命戦維に屈服存在に過ぎないという羅暁。
人が家畜を飼育するように、生命戦維が人類を進化させた。生命の頂点に立つ生命戦維にとって人類を食するのは当然のことだと語る。
それでもおとなしく食べられるわけにはいかないとあらがい続ける皐月たち。
両者とも全く相手の意見を聞き入れる気がないから完全に平行線。
流子は皐月に合図を送ると、たった一人で羅暁へと挑む。
羅暁の頬に傷を付けるも、その傷は一瞬で回復すると、逆に羅暁の攻撃が流子の身体をまっ二つに切り裂いてしまう。
怒りで斬りかかる皐月に、流子がいたから今まで戦えていたのであり、紛い物の神衣を着た皐月では話にならないと彼女を殺そうとする。
だが、紛い物をバカにしない方が良いという皐月。彼女は時間稼ぎの囮でしかなかった。
流子は敢えてやられながらも、攻撃をわずかにはじいており、自ら海に落ちることで羅暁の目を欺き、回復したところで原初生命戦維を攻撃するというのが流子の考えた作戦だった。
たったあれだけの合図で流子の意図を組んだ皐月は凄いよな。
しかし流子もかなり命がけの作戦。一歩間違えたらそのまま即死していたわけだし。いくら不死身に近い存在とはいえ……
囮でしかなった自分に対して無為な時間を費やした自分を恨めと罵る皐月に羅暁は怒り心頭となる。
皐月に斬りかかる羅暁だが、蟇郡が縛斬と同等の硬度を持つ腕で彼女の攻撃を受け止める。
乃音と猿投山も戦いへと加わると、犬牟田が皐月に縛斬餓虎と縛斬蛟龍を渡す。
四天王と皐月による連係攻撃。
美木杉愛九郎は裸の太陽丸をグレートマッパダガーへと変形し、原初生命戦維を切り裂くための最後の突撃へと向かう。
さすがにダマされたとあって羅暁もいつものような冷静さを無くしたか。
裸の太陽丸の目的は発信器の破壊だったはずなんだけど、無理だと判断して、攻撃目標を原初生命戦維へ変更したのかな。
原初生命戦維の中心へとやってきた流子と鮮血は、弩血盛武滾猛怒による繊維喪失を仕掛ける。
強固な原初生命戦維の核に苦戦する流子だが、それでもマコと約束をしたからと諦めない。
核部分からの反撃はないのか。
裸の太陽丸は人力にて動かしていたが、その人々ももはや限界を迎えようとしていた。だが、流子との約束を守り、船を守るためにマコがたった一人でタービンを回し続けて強力な動力を発動。
なんと! 裸の太陽丸の動力炉は人間……
高出力にて原初生命戦維に突撃した裸の太陽丸。
マコだけではない、かつて流子との戦いに敗れた各部の部長たちも極制服を身につけてマコと共にタービンを回していたいた。
マコがやってきた事に血を滾らせる流子はついに原初生命戦維を撃破する。
マコはここにきて大活躍。今までのようにただ脳天気キャラから、立派な戦力となってきたよ。
伊織は四天王後もちゃんと他の極制服を作っていたんだな。
想定外の事態に愕然とする羅暁。
「訳がわかんない顔してるなぁ、羅暁。
そりゃあそうだ。わけがわかんないのが、わたしたちだからなぁ!」
「紛い物と侮った者が貴様を阻む!
人は服のために生きるのではない!」
まんまと羅暁を出し抜いた流子たちの勝利宣言。
原初生命戦維の破壊と引き替えに崩壊した裸の太陽丸。
だが、まだ終わらないのだと笑う縫。
ついに彼女は羅暁のために最高の神衣 神羅纐纈を作り上げていた。
彼女の功績を褒める羅暁は縫に新たな腕を与える。
新たな腕は元のように繊細な服を縫うことは出来ないが、戦うには十分な腕。縫はもはやこの先は人類は生命戦維に支配されるため、服を縫う必要はないからとそれで満足だった。
腕を再生したわけではなく、新しい代わりの腕を生命戦維で作ったのか。
オリジナルではないから元通りの能力は発揮出来ないけど、戦闘するだけなら申し分なしという事で、四天王の相手は彼女なのかな。もしくはマコたちとなるのか。
伊織糸郎によってパワーアップしてよみがえった三つ星、二つ星の極制服。
美木杉や黄長瀬も加わり、彼女らは最後の戦いのため本能字学園へと攻め込もうとしていた。
揃三蔵はそんな皐月たちにお茶を振る舞う。
揃はどんな状況下でも全くぶれないよね。
カップを割ろうとする四天王に対し、皐月は生きてもう一度このお茶を飲むのだからカップは割るなと告げる。
マコももちろんついていくつもりで、家族と一緒に食事。
満艦飾薔薇蔵はマコに万が一のことがあったら鬼龍院財閥からがっぽり慰謝料をもらうから心配するなと励ます。
そんな彼女たちの様子に、家族に恵まれなかった皐月は自分たちの分まで幸せになって欲しいと願う。
流子はマコたちのわけのわからなさは世界一だから大丈夫だと自信を持って答える。
家族に恵まれない皐月にとって、満艦飾家のように無茶苦茶ながらも温かい家族が羨ましいんだね。周りにはあまりいなかったタイプというのもあるんだろうけど。
そして最後の戦いへと向かう流子たち。
そんな彼女たちを迎え撃つべく待ち受ける縫と羅暁は『天種繭星』降誕は止めることが出来ないと告げるが、皐月たちも鬼龍院の血を引く自分たちが止めるのが宿命だと一歩も引かない。
神羅纐纈の強大な力を感じ取る鮮血。
鳳凰丸礼を取り込むことで神羅纐纈の最後の仕上げが完了し、真の恐怖を知れと羅暁は高笑する。
いよいよ最終決戦だけど、纐纈でけぇな。
そういや、原初生命戦維は倒したけど、結局羅暁には勝ててないわけで、その上に纐纈なんてものを身につけられて果たしてどうやって倒すのか。
次回 第二十四話(最終回)
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