無限回廊幻想記譚

朱里は戻るように指摘するも、鈴々の弱みを握っているらしい蒲公英はその事で鈴々を半ば脅迫して味方に付けました。それでも納得出来ないでいた朱里を、お人好の桃香が同行を許してくれるように諭しました。
これが愛紗だったりしたら、戻るように言われているところです。
ここに蒲公英が来たのは焔耶絡みの話のためなんだろうな。

４人で水鏡先生のところへ帰還。
鳳統（雛里）に送った本というのは、当然艶本だろう。
南蛮象乃臍之胡麻を快く差し出そうとしてくれた水鏡先生ですが、何故か胡麻が見つからない。
明らかに雛里が何か知っているのですが、切り出せずにいました。
判りやすいほどの反応ですが、水鏡先生すら気付いていないな。

南蛮象乃臍之胡麻は洛陽の市でも手に入れるのはかなり難しいという事。
それに張譲は可進を追い落とした後、国力低下に悩んでいた董卓（月）を宮廷に迎え入れたものの、最近は対立してしまっているため不穏な空気が漂っているという。
実際には対立ではなく、何か陰謀によりそんな噂が立てられているのだろうか。張譲の背後には于吉がいるのかな、やはり。

悪夢を見る鈴々。
どうやら鈴々の隠し事とは、雛里の大切な硯を割ってしまった事で、その現場を蒲公英に見られたらしい。

南蛮へこっそりと向かおうとしていた雛里を偶然にも泥棒と間違えて捕らえた鈴々。
臍之胡麻は雛里が掃除をしていた時に見つけて、事故でダメにしてしまっていました。
雛里はちゃんと話してくれたら怒らなかった、と。
水鏡先生は南蛮へ向かう雛里に白毛扇をプレゼント。
雛里も責任を取って同行するかと思ったが、やはりそのまま水鏡先生のところに残留のようです。白毛扇も手に入れて軍師らしくなってきました。

白毛扇を貰ってはしゃぐ朱里に、鈴々も硯を壊した事を告白するものの、雛里は激怒。
ま、予想通りの反応というか……しかし雛里を見習って素直に告白するところが鈴々らしいといえる。

星は店でメンマが多く入っていた方のラーメンを翠が食べたとご立腹。
相変わらずメンマの事になると子供です。

一人で旅する関羽（愛紗）はみんなの事を思い浮かべる。
ここだけ独りぼっちだからな。

第三席「呂蒙、学問を志すのこと」

愛紗が到着るす前の呉のお話のようだ。
まだ呂蒙が文官ではなく、武官だった頃という設定のようだ。原作ではいきなり文官でしたが、史実では元々武官だったのが軍師になった人ですからね。

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