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2010年4月 9日 (金)

デュラララ!! #13「急転直下」

新オープニングテーマ
「コンプリケイション」ROOKiEZ is PUNK'D

1週開いて2クール目に突入し、オープニングが新しくなりました。
映像は格好良く合わせてきましたが、曲そのものは前の方が全然良かったな。

サイモン・ブレジネフが「露西亜寿司」のチラシを配る池袋。
そこでは切り裂き魔の話題で持ちきりとなっていた。同時に切り裂き魔や首無しライダーたちの噂に怯えながらも、何も変わらない日常。
誰がセルティがダラーズの集会で暴れていたシーンを録画して放送局に流したんだろう。携帯電話で写真を撮っていた奴らはいたけど、あんなビデオを撮影した奴なんていなかったと思うが。防犯カメラか何かに映っていたのかな。

学校で抱き合う矢霧誠二と張間美香。
しかし駅弁スタイルとか、あの抱き合い方はねぇよ。
2人愛は偽物だが、本物よりも強いという美香。
そんな2人を羨ましがる紀田正臣は園原杏里の事もエロ可愛くて好きだと相変わらず。
恥ずかしがる杏里の様子に、エロはないと否定しようとする竜ヶ峰帝人だが、可愛いは認めるのだ、と言われて狼狽。
正臣の方は何処か軽さを演じているポーズという感じで、帝人の方は判りやすいから、完全にからかわれているよね。
2人が言い争っている間、杏里は他の男子たちが見ていた雑誌の切り裂き魔の事を目に止めていた。半年前に持ち上がった切り裂き魔と首無しライダーの話題だが、杏里には興味も関係もないこと。
否定しているところが、やはり杏里と切り裂き魔は関連しているという事なのか。
イヤらしく杏里を見つめる那須島隆志に、正臣たちが割って入る。
しかしこの変態教師はよく今まで問題起こして捕まっていないよな。

以前よりも街へ出てくる事が多くなったセルティ・ストゥルルソン。
彼女を追い掛ける警察に対しても、デュラハンとしての力の一端を見せつける事でパニックに陥った隙に姿を眩ますのがいつもの事だったが、この日は違っていた。
交機を舐めるな! と笑う白バイの葛原金之助。
そんな白バイ隊とパトカーを振り切ってきたセルティは、最近の警察は化け物だと怯えながら岸谷新羅に語る。
慢心していたからこれからは慎ましく生きると誰かに誓うセルティ。
まさか葛原もセルティの正体がこんな乙女だとは思うまい。
つーか、セルティと新羅ってベッドを共にする関係にまで発展していたのか……

そんなセルティに新羅は父・岸谷森巌が戻ってくるからと戻ってくるように頼む。
迎えに出たセルティだが、森巌はちんぴらに絡まれていた。
やむなく助けるセルティは、自分の影に怯えるちんぴらたちにこれが全うな反応だと安心。
新羅に貰った大切な携帯電話とちんぴらに叩き落とされても壊れていなかった事に安心しているセルティが相変わらず可愛いよな。
やはりこの人が一番のヒロインだ。

秘書として折原臨也の下に通う矢霧波江。
町に出ていた臨也に『錐は森に隠せない』とロシア語で忠告するサイモン。
サイモンは臨也がセルティの首を持っている事にうすうす気付いているという事なのか。それとも波江の事か、或いはまったく別の事なのか……
でもたぶん木は森に隠すという言葉に近いようにしているので、セルティの首の事なんだろうな。

帰宅する正臣は帝人に杏里の良いところを言い合おうと言い出す。
そんな2人と共にいる杏里。これまで誰とも仲良くする事のなかった杏里。
美香の引き立て役としての立ち位置に甘んじて納得してきた杏里は、その位置を失った事で自分の立ち位置を見つけられないでいた。
親しく接してくれている2人だけど、杏里そのものはまだ2人に対して心を許している訳ではないのだね。

杏里のエロ可愛さを証明するため、街にナンパに行こうと賭けだした正臣をほっぽって帰ってしまう帝人。
しかしそれらは実は帝人を応援する正臣の気配りだった。
だが、正臣が街でカラーギャング“黄巾賊”の姿を目撃して厳しい表情を浮かべていると、一人の少年が声を掛けてくる。
正臣は好きな女性が別にいるので、あくまで杏里たちに対するのはポーズでしかないという事ですね。実際、正臣がこうしてあれこれしないと、帝人はなかなか前に進もうとはしなさそうだしな。

帝人と正臣が自分に好意を抱いてくれている事は理解してくれているが、その好意に答えることは出来ない。今でも美香の事が好きであり、それと同じぐらいに帝人たちも好きであり、友愛と恋愛の違いが判らない
基本的に人との接し方が判らない人なんだな。
帝人たちがそんな彼女の心を開くには、何か大きなイベントが必要になってくるのか。

黄巾賊たちに戻って欲しいと頼まれる正臣だが、戻るつもりはないと拒絶する。
やはり黄巾賊のリーダーだったようですが、彼がいないので黄巾賊は纏まりに欠けている状態なのか。それとも別の人間が仕切ろうとして、彼らはそれに賛同していない人間たちなのか。
エンディングからすると、3人のうち2人は法螺田・比賀という名前かな。

ネット上では切り裂き魔の正体についてさまざまな憶測が飛ぶ。
そうした中で、帝人はいつもの如く田中太郎として、甘楽やセットンとのチャットで黄巾賊。
セットンは警察が怖いと言い出す。
切り裂き魔がダラーズだという噂もあるという甘楽に、それはないと全力で否定するセットンと田中太郎。
甘楽はそれらはあくまで冗談として、黄巾賊は自分たちの不在の間に勢力を伸ばしたダラーズを快く思っていない、と本気で注意するように帝人に警告する。
メールではマジトークの臨也。彼が本気で忠告するという事は、結構深刻な状態なんでしょうね。
帝人が創始者だとばれてはいないだろうが、何処で足がついたり、関係者だとバレるか判らないからな。
最終的にはダラーズと黄巾賊で一悶着が発生してしまうのか。それは正臣と帝人との関係にも何かしらありそうですが。

帰宅していた杏里の後を付けていた陽子・晴子・秋絵の3人が絡んでいた。
誰かに寄生しなければ生きていけない蟯虫だとバカにする彼女らに、それは真実だと受け入れようとする杏里。
帝人たちの事も彼らに依存しているのだと考える。
杏里は悪口を並び立てる3人の背後に、黒い影が忍び寄るのを目にする。
しかしこの3人は結構粘着だよな。わざわざ町で後を付けてまでイジメるとか、普通のイジメでもそこまで粘着はしないだろう。
陽子が彼氏を2人も失ったのは自業自得なんですが……バカな彼氏はどっちも喧嘩売ってはいけない相手に喧嘩売ってしまったわけだからな。

チャットを続けていた3人。
そこにハンドル「罪歌」が入室してくる。
大喜びの甘楽。
アクセス禁止にしてもどこからかアクセスしてくる罪歌。
相変わらず会話は成立せず、一方的に騒ぐだけ。
臨也が実はアクセス禁止にしていないという可能性も考えられるが、実は人外の力でネットにアクセスしていたりするのだろうか。

3人の少女は杏里の目の前で切り裂き魔に襲われていた。
杏里と切り裂き魔は何かしら関係があるという事か。実は一連の様子を見ていると思わせて、彼女の仕業であるとか、彼女のドッペルゲンガーとか影のようなものだとかなのかな。
レギュラーとして登場していた3人組はこれで暫く出番なさそうだな。

何も起きない、何も変わらない……
それが彼女の……

新エンディングテーマ
「Butterfly」歌:ON/OFF

そんな訳で新章突入の作品。
黄巾賊と切り裂き魔の同時進行のようですが、この二つの話が関わる事はあるのだろうか。
帝人たちダラーズがここにどう関わってくるのか、という感じかな。

次回 #14「物情然」

シリアスな感じの漂うなか、森巌と食卓を一緒にしている新羅がセルティの影に縛られてる姿が笑えるのですが……

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区切りよく締めて間が開いたので終わった感じしてた(ノ`)新章突入ですね! [続きを読む]

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新たな展開スタート。いよいよ切り裂き魔キタ [続きを読む]

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警察も化け物に化け物とは言われたくないよなぁw でもそれほど自分の異質性が通用しない相手は、セルティにとって怖い存在だったんですね。相手に翻弄されるなんて初めてだろうし、未知の経験で少し混乱したのかもしれません。... [続きを読む]

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