汐との二人きりの旅行。辿り着いた大地の果てに待っていた人とは―――。

　

CLANNAD AFTER STORY 4 (初回限定版) [DVD] (2009/03/04) 中村悠一中原麻衣 商品詳細を見る

　AパートとBパートのあまりの温度差に、驚いた。小さな子供がはしゃいでいると怒鳴りつける朋也。きっと渚がいて三人だったら、案外朋也が騒いでてうざがられるバカ親になっていたかも。

　売店で買ってあげたロボット。幻想世界のアレに似ている。これも一応伏線なのかな。

　なんだかんだで面倒見はいい朋也ではあるが、汐が渚の話を持ち出すと途端に不機嫌になり、拒絶する。

　渚をいなかったことにしてしまっている朋也。それは引いては渚との子供である汐の否定にもなるのだけれど。

　そして大地の果てで、朋也は忘れていた過去を思い出し、祖母史乃が現れた。

　フネさんの中の人ｷﾀ━(ﾟ∀ﾟ)━(∀ﾟ )━(ﾟ　 )━(　　)━(　　)━(　ﾟ)━( ﾟ∀)━(ﾟ∀ﾟ)━ !!

　御歳82歳。他の出演者とは親子どころか祖母・孫でも通じる年の差ですな。それにしても落ち着いていて、史乃のイメージが壊れていなくて、やはりスゴい人だな。
　
　史乃が語る朋也の父・直幸の過去。妻を失っても、それでも絶望するわけにはいかなかった。それは朋也がいたから。

　直幸と朋也の思いはいつの間にか最悪な形ですれ違ってしまった。それを我が身に重ね合わせる朋也。そしてようやく幼い頃の父の姿を思い起こしていく。

　そして、今。ようやく朋也は汐と向かい合う。汐の泣いていいのは、おトイレとパパの胸の中は…泣かせますね…｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡

　渚を喪ったことにようやく、向かい合い、汐を受け入れる事ができた朋也。五年は長かったなぁ。でも男手一つで、乳幼児の世話はまず難しいしなぁ…。朋也も大変だったとは思うが。むしろ秋生や早苗に感謝すべきだろうな。

　そういえば、まだこの二人のルートも終わってなかったな。話数的にまだ出番あるだろうか。

　
　帰りの電車で、渚の事を汐に話す朋也。感極まって涙が。なんかおかしいくらい泣いてましたけど、多分これだけ泣いたのは、渚が亡くなったとき以来だったのかなぁ。

　というか、今回かなり貰いなきしてしまった。過去と今を重ね合わせたり、渚のいた景色を繋げたりする演出とか、いいね。最後にずいぶん優しい口調になっていた朋也、汐が初めて見せた笑顔が印象的でした。

　で、次は朋也が父親と向かう合う回。いよいよ話数も残り少なくなってきたという感じですね。