2009-08-30 Sun 00:54
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キャルは江漣を礼拝堂に呼び出した。
この2年間、 自らを押し殺しインフェルノに飼われながらも、 玲二を探し出す機会を伺いながら、彼を追いつめ、 始末することだけを楽しみに生きてきたと怨念を江漣に吐露するキャル。 一方、サイスから二人の居場所を告げられ 礼拝堂へ駆けつけた玲二が目にしたのは、 互いに銃を向け合う二人の姿だった。 とっさにキャルに銃を向ける玲二。 だが…トリガーにかかる指先は震える… 玲二にキャルが撃てる訳がなかった。 固まる玲二を差し置いて、 キャルと江漣が同時にトリガーにかけた指に力を込め始める…。
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2009-08-30 Sun 00:36
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また新たな密室殺人が起きてしまった。
行方不明の嘉音を筆頭に、マスターキーを持つ使用人たちに疑いの目が向けられる。使用人の犯行を疑わない限り、ベアトリーチェの魔法を認めざるを得ない状況に、戦人は強い憤りを感じる。 戦人の機転でなんとか嘉音への疑いは晴らしたものの、楼座の指示で体よく追い出されてしまった使用人たち。そこに突如、失踪中の嘉音が深手を負って現れる。
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2009-08-25 Tue 01:34
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2009-08-25 Tue 01:20
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「蒼き魔女」の異名を持つセルベリアの強大なパワーにより、主力部隊は甚大な被害を受けた。
新たに出撃命令が下された第7小隊に、アリシアまでもが瀕死の重傷を負ったとの知らせが入る。動揺するウェルキンたちだったが、帝国を止めることがアリシアを護ることだと、やむなく前線へ出撃する。一方、ヴァルキュリア襲来の報を受け、本陣も混乱を極めていた。 ヴァルキュリア人の血を引くというコーデリア姫に、助けを求めるダモン。そんな中、医療テントで昏睡状態に陥っているアリシアの元に、ある人物が現れた……。
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2009-08-21 Fri 21:43
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忘れた事など無い、あのオルゴールの音色。
亡霊を見て青ざめる玲二・・・。 死んだと思い込んでいたキャルが、彼の前に立っていた…。 破られた約束に傷ついたキャルの心・・・。 ひとりぼっちの少女の悲しみ、 それは自分を裏切った玲二に対する復讐だけを支えに、 彼女はファントム・ドライへと変貌する。 ドライが、玲二を狩り立てるつもりならば、戦いは避けられない…。 だが、彼女の人生を狂わせたのは、他でもない自分…。 果たして自分に彼女が撃てるのか? 玲二の苦悩は深い…。 玲二の心中を察した江漣は、二人を戦わせてはならないとの思いに至る。 そのためには、一刻も早く国外へ逃亡するか…さもなくば、 玲二に代わり自らキャルを撃つしかないのか?! 3人のファントム(亡霊)は、本来持ち得ないはずの感情を交錯させる!
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2009-08-21 Fri 21:42
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夜明けの礼拝堂の扉に浮かび上がる不気味な魔法陣と「Happy HALLOWEEN for MARIA」の文字。その奇怪な状況に、戦人たちは不安を隠せない。
そこで楼座が思い出したのは、昨日真里亞がベアトリーチェから預かったという封筒。封を開けると、そこには礼拝堂の鍵が入っていた。扉を開け、中に踏み込む一同。そこで彼らを待ち受けていたのは、想像を絶する光景だった…
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2009-08-21 Fri 21:32
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はるか昔。天上と呼ばれる世界に、唯一にして不可侵なる創造神ウァトスを信仰し、この世界すべてをつかさどる12人の精霊たちがいた。しかし今、彼らが暮らすその世界にひとつの事件が勃発。それは12人で完全な存在であるはずの彼らの間に、13人目の精霊が生まれたことであった。だが精霊のひとりメルリネスは、その幼き精霊に“変革を告げる夜明けの星”を意味するルキフェルと名づけ、また父と呼ばせて育てることを決意する……。
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2009-08-21 Fri 21:23
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第7小隊の活躍により、劣勢になりつつある帝国軍。 マクシミリアンは本国から指揮権の剥奪を言い渡され、ガリアに総力戦を挑んできた。決戦地ナジアル平原で、士気も高く戦地に立つ第1小隊に、対するはマクシミリアンが指揮する大型戦車ゲルビル。激戦の中、蒼いオーラに全身を包み、巨大な槍と盾を手にしたセルベリアが、ファルディオたちの目前に立ちはだかる。そして、ダモン将軍の意向により後方支援を命じられた第7小隊や、兵士を鼓舞するため戦地を訪れていたコーデリア姫の元に、衝撃が走った……。
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2009-08-21 Fri 21:15
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ただ終わりだけを求め、全てを諦めた様子の玲二。 そんな玲二にエレンは、 これまで自分を生かし続けていたものが何なのかを打ち明ける。 それは、命を助けられたあの日・・・玲二の「生き延びろ」という言葉だった。 負傷したアインとの唯一残っている約束のために…。 玲二は彼女と共に生き続ける道を選ぶ…。 あれから2年後―、 長い逃亡生活を経て、二人は日本に身を隠していた。 夢のように平穏な日々、普通の若者の様に高校にも通い、 このまま過去を忘れて生き続けて行く…、そのはずだった。
だが、夢の終わりは唐突! ・・・忘れていたはずの銃声が玲二を現実に引き戻すことに…。 |
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2009-08-21 Fri 21:01
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1986年10月4日、親族たちはそれぞれの思惑や感情を胸に秘め、六軒島へやって来た。 そんな中、六軒島に伝わる魔女“ベアトリーチェ”と同じ名前の客人が現れる。彼女は次々と親族や家人とあいさつを交わしていく。親族たちは彼女が金蔵の愛人の隠し子で、財産の分け前を主張しにやってきたのではないかと疑うが…彼女の真意は!?
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2009-08-12 Wed 01:25
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タリエシン率いるブリガンテス族と共に、リアンノンたちの元へ帰還したアルサル。 そしてアルサルの呼びかけに目覚めたアロウン。2人の“希望”を取り戻したゲール族は、帝国軍、そしてガイウスを撃ち破ることに成功する。 そして訪れたひと時の平和は、疲弊した民たちを癒していた。その頃神聖帝国では、事実上国を動かしていた元老院が、何者かに襲撃されるという事件が勃発。そしてアヴァロン城に新たな敵の脅威が迫っていた。
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2009-08-12 Wed 01:14
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隊員たちの心配は伝わらず、独り心を閉ざすウェルキン。 そこに更なる出撃命令が下される。攻略の目的地は、ウェルキンたちの故郷であるブルール。バーロットのせめてもの心遣いだった。 新たに入隊してきた、ファウゼンで一緒に闘ったザカと共に、第7小隊は戦地に向かう。 その頃、ファルディオは書庫にこもり、ヴァルキュリア人に関する文献を読みあさっていた。彼の脳裏に繰り返し現れるのは、アリシアが見せてきた様々な事象。そして、あの夜光を放っていたラグナイトの欠片だった……。
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2009-08-08 Sat 01:42
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インフェルノの取引を潰した犯人を調査する過程で キャルという少女に出会った玲二。 だが、インフェルノ上層部は犯人の手掛かりを知るキャルを尋問にかけようとした。 彼女を守るため、玲二は彼女を助手として訓練していると組織を欺くことに…。 キャルとの生活の中で、彼女の無邪気さに触れ玲二は次第に、 異常な世界から人間らしさを取り戻していく事に気づきはじめていた。 キャルと一緒ならば過去の自分に戻れるかもしれない…。 いつしか二人は互いにかけがえの無い存在となっていた。 だが、あの男、サイスが動き出す…。 行方をくらまし、クロウディアへの復讐の機会を窺っていたサイス。 クロウディア、梧桐組、ワイズメルと三つ巴の疑心暗鬼を煽り立て、 それぞれを自滅へと導いた。 そして、最後の仕上げとしてクロウディアのこれまでの陰謀をインフェルノの上層部に暴露しようと、サイスが暗躍する。
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2009-08-08 Sat 01:36
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第2のゲームが幕を開ける。
運命の日から遡ること数年、譲治のさりげない気配りに助けられ、密かに想いを寄せるようになった紗音。身分違いの恋心に苛まれる彼女の前に思わぬ客人が現われ、「紗音の願いを叶えてやる」というが…。 時を経て1986年。朱志香は嘉音を学園祭に招く。最初は嫌々従っていた嘉音だが、屋敷とは全く異なる朱志香の自由な姿に触れ、考えを改める。 各々が想いを抱えたまま、運命の10月4日がまたやってくるのだった…
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2009-08-04 Tue 01:30
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2009-08-04 Tue 00:54
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アヴァロン城の要であった「生命の門」が破られ、帝国軍の侵入を許したリアンノンたちは、第二城壁で体勢を立て直していた。だが敵の勢いを止めることはできず、残すのは“王へと登りつめるための門”だけであった……。 ガイウスも前線へと移動し、陥落直前のアヴァロン城。だがそこに希望を従えたアルサルが帰還。そして眠っているアロウンへ向けた言葉が響き渡る。 「俺はお前の言葉に応えた、お前も俺に応えろ!」と。 |
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2009-08-04 Tue 00:43
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雨が降る八月のある日、アマトリアン基地は悲しみに包まれていた。 ロージーは医務室で憔悴し、小隊メンバーもこの悲劇を受け入れられずにいる。 そんな中、ウェルキンだけが涙もみせずに淡々と仕事をこなし、事態を冷静に受け止めていた。 いぶかしむ面々。そこに追い討ちをかけるように、正規軍のダモン将軍が現れる。 イサラを侮辱し罵声を響かせるが、怒りに駆られる小隊メンバーをよそに、ウェルキンの反応は鈍く…。途切れてしまった小隊メンバーとウェルキンの心。 両者を繋ごうと奔走するアリシアだったが……。
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2009-08-01 Sat 21:03
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新たな新事実として梧桐組を狙った一連の事件は、 クロウディアの裏切り行為によるものだったのか?。 戸惑う玲二に、釈明をせず行方をくらましたクロウディア。 その事実だけで裏付けとしては十分だった…。 即座にマグワイヤから、クロウディアと部下の玲二の抹殺指令が下る。 キャルの身を案じ自分の部屋へと急ぐ玲二。 だが、組織の動きは早く、駆けつけた玲二の目の前で 住処は爆炎を吹き上げる。呆然とその場に座り込む玲二。 キャルの名を叫んでも返事は…無かった…。 取り戻したかに見えた日常は、再び玲二の手からこぼれ落ちてしまった…。 全てを失った玲二は、あの廃工場へと向かう…。 何もかも、ここから始まった…ならば、終わるのも…ここがふさわしい…。
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| 根無草の徒然草 |
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