ブレッドボードでArduinoプロトシールドを作ってみた
一昨日、熾火研究所さんの記事を参考に(というか、そのまんま使わせて頂いて)、Arduinoのプロトシールドをブレッドボードで作ろうとパーツを揃えたよーって話をしました。
私の場合ありがちなのが、「あとは作るだけ」ってなってから製作に取り掛からず、ついつい月日が経ってという状態になってしまうこと。そんなのがいくつあることか。
なので、今回はサッサと作ってしまいましょう。
前回紹介した分割ロングソケットならパチッて折るだけで済む話ですが、これはピンを1本無駄にして、その部分をカットする必要があります。切断に使ったのはルータ。

必要本数に合わせたピンソケット完成。

続いてブレッドボードの幅をArduinoに合わせるため、片側の電源ラインをカットしていきます。分かれ目に力を入れると簡単に折れ曲がりました。

折れ曲がったところを裏側からカッターで切断。


このまま無理やり接着してしまうという手もありますが、ちょっと気持ちが悪いので、隙間に1mmのスペーサーを挟みます。
何かないかと探していたら、塩ビ管の切れ端がありました。これの厚さが1mm。が、湾曲してる。

上の切れ端をホットガンで熱し、上から板で圧着して、1mm厚の平板スペーサー完成。


(が、実際には途中で接着が外れたりして、接着の仕方が悪かったのかなって思っていたのですが、作業が終わった後に調べたら、スチロール系の樹脂に合うのはアクリル用接着剤でした)
スペーサーを挟んで、ピンソケットをブレッドボードの側面に接着して、取り敢えず完成。

何度かトライ&エラーを重ね最後に出た最適値は、

当然、使うプリンターによっても微妙な誤差が出てくると思いますが。
両面テープでピンソケットの側面に貼り付け、これでピンナンバーが良く分かります。


(+)も(-)も最短距離ではなく斜めに配線しているのに深い意味は無く、単に手元にあった赤と黒の電線の長さに合わせて配線したら、こうなってしまっただけです。
肝心の出来はというと、これが結構いい感じ。ブレッドボードと一体になったArduinoは、部品面が隠れたの重量が増したことで、手に持った感じも見た目としても「完成されたもの」のようです。
使い勝手は言うまでもなく良いでしょうから、使うのが楽しみ。早速なにか作ってみよう。
私の場合ありがちなのが、「あとは作るだけ」ってなってから製作に取り掛からず、ついつい月日が経ってという状態になってしまうこと。そんなのがいくつあることか。
なので、今回はサッサと作ってしまいましょう。
ピンソケットとブレッドボードを加工して
先ずは、10Pのピンソケットの不要部分を切り離して6Pを一つ、8Pを2つ作ります。前回紹介した分割ロングソケットならパチッて折るだけで済む話ですが、これはピンを1本無駄にして、その部分をカットする必要があります。切断に使ったのはルータ。

必要本数に合わせたピンソケット完成。

続いてブレッドボードの幅をArduinoに合わせるため、片側の電源ラインをカットしていきます。分かれ目に力を入れると簡単に折れ曲がりました。

折れ曲がったところを裏側からカッターで切断。

隙間を埋めるスペーサーを作って
先のピンソケットをArduinoに差し込み、その間にこの幅狭ブレッドボードを挟み込んでみると、やっぱり1mm程度の隙間が(場所によってだけど)出来ます。
このまま無理やり接着してしまうという手もありますが、ちょっと気持ちが悪いので、隙間に1mmのスペーサーを挟みます。
何かないかと探していたら、塩ビ管の切れ端がありました。これの厚さが1mm。が、湾曲してる。

上の切れ端をホットガンで熱し、上から板で圧着して、1mm厚の平板スペーサー完成。

硬質塩ビ用の接着剤を使ったけど、アクリル接着剤の方が適任だったようです
今回の接着に使うのは「塩ビ接着剤」。スペーサーにした塩ビ板はもちろんOKとして、ピンソケットもブレッドボードも多分スチロール系の樹脂だと思うので、この接着剤で問題無しでしょう。
(が、実際には途中で接着が外れたりして、接着の仕方が悪かったのかなって思っていたのですが、作業が終わった後に調べたら、スチロール系の樹脂に合うのはアクリル用接着剤でした)
スペーサーを挟んで、ピンソケットをブレッドボードの側面に接着して、取り敢えず完成。

ピンナンバー表示用のラベルを作り
Arduinoにこのシールドを重ねてしまうと、当然のことながらArduinoのピンナンバーが分からなくなってしまうので、ピンソケットに貼り付けるラベルをエクセルで作ります。何度かトライ&エラーを重ね最後に出た最適値は、
文字サイズ:6ポイント(最少)
1ピン辺りの幅:11ピクセル(10ピンで約26mm)×高さ:33ピクセル(約8.5mm)
1ピン辺りの幅:11ピクセル(10ピンで約26mm)×高さ:33ピクセル(約8.5mm)

当然、使うプリンターによっても微妙な誤差が出てくると思いますが。
両面テープでピンソケットの側面に貼り付け、これでピンナンバーが良く分かります。

最後に電源ラインを接続して完成
Arduinoの5VとGNDそれぞれを、ブレッドボードの電源ラインに電線で接続して、完成です。
(+)も(-)も最短距離ではなく斜めに配線しているのに深い意味は無く、単に手元にあった赤と黒の電線の長さに合わせて配線したら、こうなってしまっただけです。
肝心の出来はというと、これが結構いい感じ。ブレッドボードと一体になったArduinoは、部品面が隠れたの重量が増したことで、手に持った感じも見た目としても「完成されたもの」のようです。
使い勝手は言うまでもなく良いでしょうから、使うのが楽しみ。早速なにか作ってみよう。
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