某製造業の現役IT担当者が実体験を基に、新たなIT部門の在り方を提起する。10人の人員を抱えたIT部門がリストラで消滅。たった1人のIT担当者になった著者が、いわゆる「ひとり情シス」としてIT開発・運用体制の再確立に挑んだ。その実践経験を基に、弱体化したIT部門が抱える問題点、IT部門の再建の道筋などを示す。
10人のIT部門が消滅~ひとり情シス顛末記
目次
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馬鹿げたシナリオが面白い、多能工エンジニアになろう!
10人いたIT部門が消滅した製造業で、一人残されたIT担当者の奮闘を描いた「ひとり情シス顛末記」も、今回が最終回。最後は、著者の思いのたけに熱く記してもらった。「みんな、多能工エンジニアになろう!日本を変えられるかもしれないぞ」
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ネガティブに考え、毒を吐くエンジニアに未来は来ない
IT部門が消滅し、一人残されたIT担当者の奮闘を描いた「ひとり情シス顛末記」。当事者である著者が読者から質問に答える。今回のテーマは「モチベーション」。評価が得られないひとり情シスで著者はなぜ前向きなのか、その秘密を聞く。
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夢はソロインテグレータの社会的認知と避暑地からの遠隔サポート
10人もいたIT部門が消滅し、ただ一人残されたIT担当者の奮闘を描いた「ひとり情シス顛末記」。実話の当事者である著者が、読者から質問に答える。今回は、意外なほど多くの質問が寄せられた「将来の夢」について語ってもらった。
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担当者がダークサイドに堕ちたら、誰も悪意を見抜けない
IT部門が消滅し、一人残されたIT担当者の奮闘を描いた「ひとり情シス顛末記」。この実話の当事者である著者が、読者から質問に答える。もし担当者が悪意を持ったらどうなる。当事者である成瀬氏には答えにくい疑問だが、回答やいかに。
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「ひとり情シスはブラック職場だ」「いや、やり方次第で快適に働ける」
それってブラック職場じゃないのか――。IT部門が消滅し、一人残されたIT担当者の奮闘を描いた「ひとり情シス顛末記」。この実話の当事者である著者が、読者から質問に答える。今回は、ひとり情シスの労働環境だ。
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なぜ「ひとり情シス」より「丸投げ」が低リスクと思うの?
10人いたIT部門が消滅し、ひとり残されたIT担当者の奮闘を描いた「ひとり情シス顛末記」。この実話の当事者である著者が、読者から質問に答える。今回はITベンダーとの関わりについて。著者は「丸投げとお任せは違う」と言う。その真意とは?
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リスクという「脅し」で経営は動く、後はプログラミングの出番
IT部門が消滅し、たったひとり残されたIT担当者の奮闘を描いた「ひとり情シス顛末記」。当事者である著者が、読者から質問に答える。今回の問題は権限と責任。権限がなければ、IT投資もままならならず、責任だけを背負い込みかねないのだが…。
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利用部門を思い通り動かすには、トランプ大統領の手口で
10人いたIT部門が消滅し、たったひとり残されたIT担当者の奮闘を描いた「ひとり情シス顛末記」。この実話の当事者である著者が、読者から質問に答える。今回は、どうしたら利用部門に協力してもらえるか。著者の答えは“トランプ流”だ。
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大企業のIT部門も個人依存、属人化の何が悪い!
IT部門が消滅し、たった一人のIT担当者が残された。この実話を当事者が語る「ひとり情シス顛末記」。セカンドシーズンでは読者の質問や批判に答えているが、今回の質問は「ひとりが本当に理想なのか。属人化するではないか」というツッコミだ。
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成果を出しても会社は無視、つらすぎるIT担当者が目指す道
10人いたIT部門が消滅し、たった一人で全社のIT環境を立て直した著者が、社内で何の評価も得られていないと知り、読者から「つらすぎる」との声が上がる。そんな“同情”の声に対して、著者は何と答えるのか。
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猿マネは役立たない、失敗できる環境を作り失敗から学べ
ITインフラの運営に猿マネは禁物――。10人もいたIT部門のまさかの消滅で、たった一人のIT担当者になった著者が、IT環境の建て直しに挑む。この「ひとり情シス顛末記」は大評判になった分、読者から「どのようなインフラ環境で運営しているのか」との質問が殺到した。だが、著者はそうした質問には冷やかだ。
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無駄な運用ルールやドキュメント、ひとり情シスでは「捨てる」が正解
価値のある仕事に時間を回すために割り切る
IT部門がまさかの消滅、たった一人のIT担当者と200台のサーバーが残された。実際の出来事を当事者が語る「ひとり情シス顛末記」。このセカンドシーズンでは読者の疑問・批判に著者が答える。今回、著者は「無駄な運用ルールやドキュメントは捨てよ」と説く。
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「ひとり情シスは引き継げない」と読者、成瀬の主張「環境があれば人は育つ」
引き継ぎや育成の心配をする前に、まずやらせてあげる環境を
10人もいたIT部門がまさかの消滅。たった一人のIT担当者となった著者が、IT開発・運用体制の再確立に挑んだ。大反響の「ひとり情シス顛末記」のセカンドシーズンでは、読者アンケートで寄せられた質問・批判のうち、代表的なものに著者が正面から答える。まずは、この質問からスタート。
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「ひとり情シス」セカンドシーズン開始、読者の批判にも答える
某製造業の現役IT担当者が、「10人の人員を抱えたIT部門がリストラで消滅」という衝撃の実体験を基に、IT部門やエンジニアの新たな在り方を提起した「ひとり情シス顛末記」。読者から大反響を得た、この連載を今回からセカンドシーズン(第2弾)として再開する。
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[第10回]世の中を変えられないか、ひとり情シスの先にある理想
某製造業の現役IT担当者がIT部門消滅の実体験を基に、新たなIT部門の在り方を提起する連載の第10回。今回は、ひとり情シスを運営することで見えてきたITエンジニアの理想像、そして著者の熱い思いを語る。単に一企業の枠にとどまらず、IT部門やIT業界のエンジニアのキャリアパスや幸福、そして企業の在り方…
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[第9回]ひとり情シスを理想の環境に、「何でもやる多能工」こそ生きる道
某製造業の現役IT担当者がIT部門消滅の実体験を基に、新たなIT部門の在り方を提起する連載の第9回。今回は、一人でシステムを運営するために、著者が自らに課した基本方針や行動指針、そして技術やスキルを高めるのに有益な方法などを紹介する。ひとり情シスかどうかにかかわらず、日々エンジニアとして自らを高め…
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[第8回]ソロインテグレータ、ITエンジニアの究極の生き残り策
某製造業の現役IT担当者がIT部門消滅の実体験を基に、新たなIT部門の在り方を提起する連載の第8回。今回から、これまで記してきた著者の「ひとり情シス」の経験を踏まえ、企業のエンジニア、そしてIT部門の新たな可能性について述べる。ひとり情シスをネガティブに捉えなければ、「ソロインテグレータ」、つまり…
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[第7回]最大のリスクが顕在化、長期休養でIT担当者が不在に
某製造業の現役IT担当者が実体験を基に、新たなIT部門の在り方を提起する連載の第7回。10人いたIT部門が消滅して以降、著者は「ひとり情シス」として、一人でも運営できる体制を作り上げ、利用部門の期待にも応えてきた。だが、どんなに頑張っても人事評価は上がらない。
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[第6回]IT部門消滅で、ベンダーの「助け」を失う危機
某製造業の現役IT担当者が実体験を基に、新たなIT部門の在り方を提起する連載の第6回。たった一人で200台のサーバーを仮想化技術で統合し、「自分パッケージ」の導入で業務システムの開発もこなした著者だが、自分が担いきれない部分はITベンダーに委託していた。しかしIT部門の消滅もあり、「金の切れ目が縁…
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[第5回]業務システムも一人で内製、カギは「自分パッケージ」
某製造業の現役IT担当者がIT部門消滅の実体験を基に、新たなIT部門の在り方を提起する連載の第5回。著者は、200台のサーバーの仮想化に続き、業務システムの内製化も実現する。「ひとり情シス」であるにもかかわらず、なぜ内製にまで踏み込めたのか。カギは開発環境の「自分パッケージ」にあった。その詳細と、…
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