ミニ・ブログ・サービス「Twitter」を運営する米Twitterは米国時間2008年11月26日,カナダのユーザーに向けたSMS(ショート・メッセージ・サービス)経由の配信を同日で打ち切ると発表した。同社によると,過去数カ月で費用が倍増しており,「これ以上負担するのは無理」と説明している。

 カナダのユーザーは,SMSによるメッセージの受け取りができなくなるが,SMSにメッセージを送信して自身のミニ・ブログを更新することは従来通り行える。同社は最近,英国やオーストラリアなどでも,同様の措置をとっていた。

 なお,米メディアの報道(CNET News.com)によると,Twitterはこれまで,多額のベンチャー投資を受けてきたが,いまだに事業プランを打ち出していない。また,SNS大手の米Facebookが同社に買収提案をもちかけたが,これを断ったという。

[発表資料(1)] [発表資料(2)]