ソフトバンクとウィルコム沖縄は2018年4月19日、一部を除き、PHSの料金プランの提供を2020年7月末で終了すると発表した。計測器や販売機などを対象としたテレメタリングプランは2020年8月以降も提供するが、音声通話を中心とした一般向けのサービス提供は終わり、実質的に幕を閉じることになる。
時期 | 概要 |
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1992年10月 | 郵政省(現総務省)がPHSの検討を開始 |
1994年11月 | 郵政省がPHSの事業化の在り方について最終方針を決定 |
1995年7月 | DDIポケット電話グループとNTTパーソナルグループが東京と札幌でPHSサービスを開始 |
1995年10月 | アステルグループが東京と大阪、四国でPHSサービスを開始 |
1997年9月 | PHS全体の契約数がピーク(706万8000件)を迎える |
1999年4月 | 東京通信ネットワーク(TTNet)がアステル東京を吸収し、アステルグループの解体が始まる |
2000年1月 | DDIポケット電話グループ9社が合併し、DDIポケットに |
2004年6月 | 米カーライル・グループと京セラがDDIポケット買収でKDDIと合意 |
2004年10月 | DDIポケットがカーライル・グループを筆頭株主とした新会社に移行 |
2005年2月 | DDIポケットがウィルコムに社名変更 |
2005年4月 | NTTドコモがPHSサービスの新規受付を終了 |
2005年5月 | ウィルコムが月2900円の音声定額サービス「ウィルコム定額プラン」の提供を開始 |
2006年12月 | 東北インテリジェント通信(TOHKnet)がPHSサービスを終了、アステルブランドが全て消滅 |
2007年12月 | ウィルコムが「次世代PHS(XGP)」の展開に向け、2.5GHz帯周波数を獲得 |
2008年1月 | NTTドコモがPHSサービスを終了 |
2009年9月 | ウィルコムが事業再生ADRの手続きを開始 |
2010年2月 | ウィルコムが会社更生法の適用を申請 |
2010年8月 | ウィルコムがソフトバンクとスポンサー契約を締結 |
2010年12月 | ウィルコムが月980円の「だれとでも定額」の提供を開始 |
2012年6月 | ウィルコムが初のAndroidスマートフォン「DIGNO DUAL」(京セラ製)を発売 |
2014年3月 | ウィルコムのPHSの契約数がピーク(554万6000件)を迎える |
2014年6月 | イー・アクセスとウィルコムが合併、2014年7月にワイモバイルに社名変更 |
2015年3月 | ワイモバイルがハート型の端末「Heart 401AB」(エイビット製)を発売、PHSの最後の製品に |
2015年4月 | ソフトバンク系の通信3社とワイモバイルが合併してソフトバンクモバイルに |
2020年7月 | ソフトバンクがテレメタリングプランを除き、PHSの料金プランの提供を終了へ |