『ユメサク』は英作文の本です。特に京大をはじめとした
日本語の加工をしたうえで英作しなければならないような
難しい英作文の問題に対応するための「和文和訳」の力を
伸ばすための本なのです。
いや、特に宣伝しようと思っているわけではなくて。
先般から中身を見ていて、本当にいい本やなぁと自画自賛
していたのですけれども、いくつかちょっとどうかなぁと
思う部分があるんです。
たとえば問題の日本語のすぐ下に「和文和訳」の日本語が
あるんです。
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●小耳にはさんだのですが、おにいさん、来月ご結婚のよう
ですね。
和文和訳:
あなたのおにいさんが来月結婚すると偶然聞いた。
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「小耳にはさんだのですが」って英語で何と言えばいいだろ
うと考えて自分なりに答えを出したうえで、訳例を見るから
こそ、日本語の力が付くというものです。
ところが日本語のすぐ下に和文和訳の日本語があるものです
から、日本語の加工をどうするか、考える時間が短いんです。
他にもあるんですけど、それが一番大きい。
というわけで、『新ユメサク』を作ることにしました。
僕は『ユメタンライティング①』その他の執筆があるもので、
共著とすることにしました。今回の相棒はラ・サール中高の
丸山晃先生です。
彼なら英語力だけでなく、日本語を書く力も高いので、僕の
相棒にうってつけだと確信しております。
1月中にお互いに日本語を作ります。
2月頭にそれらを突き合せます。
2月中に日本語をどう和文和訳させるかということと、英語
を(高校生に合わせて)作っていく作業があります。
初稿(最初の原稿)が出るのが3月中には大丈夫そうです。
ですので、夏前には『新ユメサク』が書店さんに並ぶことに
なると思われますし、今度はスピーキング力の養成も念頭に
おいて作りますので、英語を話す力も伸ばしてもらえます。
『新ユメサク』、どうぞ楽しみにお待ちください。
今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
英語を話す際にはミスを恐れないのは言うまでもないのですが
だからと言ってミスをしていいというわけではありません。
正しい英語が話せる力をつける本としても使ってもらいたいなと
著者2人は思っていますし、そうなるように作ります。