11月17日に、大阪のフェスティバルホールで行われる「初音ミクシンフォニー2017」に行くことにした。
東京では11月29日に東京国際フォーラムで公演される。
東京では東京フィルハーモニー交響楽団が、大阪では大阪フィルハーモニー交響楽団が演奏を行う。
ミクさんが演奏に合わせて歌って踊る、クリプトン・フューチャー・メディアの「R3システム」は、2012年の冨田勲さん制作の『イーハトーヴ交響曲』で、ミクさんがソリストを務めたことをきっかけに開発されたのだが、面白いことに、冨田さん自身は、ミクさんがオーケストラに合わせることは要求しなかったらしい。
このR3システムは、オーケストラとの共演だけでなく、BUMP OF CHICKENの東京ドーム公演にミクさんが出演した時にも使われている。
ところで、ミクさんはこれまで、何度もクラシックオーケストラと共演しているが、それは間違いなく、クラシックオーケストラ側からの要請であろう。
ミクさん側から売り込むことは考えられない。
これは、クラシック業界が、ミクさんの抜群の人気によって、若い人達にクラシックオーケストラに目を向けて欲しいという願いがあるからであり、実際、ミクさんが一流のオーケストラの演奏で歌うのを聴いたミクさんのファンは、オーケストラの演奏の素晴らしさを感じたはずだと思う。
だが、ミクさんがクラシックオーケストラと共演することによって、クラシック音楽やオーケストラの人気が高まるかというと、そのために重要なことがある。
それは、オーケストラ側がエリート意識を持たないことだ。
オーケストラ側が、ミクさんのファンや、ミクさん自体を、見下すのはもちろん、優越感を持っていては、絶対に駄目なのである。
しかし、今のところ、全然(駄目)である。
オーケストラの演奏者を見ていると、まさに、優越感、エリート意識の塊で、「なんで私がこんなことやらないといけないのよ」といった雰囲気すら感じるのである。
私がそう感じるくらいだから、若い人はもっとそうで、ミクさんと共演することで、かえって、クラシック離れ、オーケストラ離れが起こるのである。
だいたい、オーケストラ演奏者に笑顔がない。これは致命的だ。
自分達の演奏に観客が感動すれば良いだけだという驕りを感じるのである。
「マジカルミライ」のバンドメンバー達の、お客さんを楽しませよう、喜ばせようという気持ち、ミクさんを敬う気持ちが強く伝わってくるのとは大違いだ。
いや、実際には、僅かには、クラシックオーケストラの演奏者にも、そんなことをしようという雰囲気が感じられる人がいたが、あまりに少ないのである。
東京ドームでの、ミクさんとBUMP OF CHICKENの共演は素晴らしかった。
BUMPの、特に、藤原基央さんの、ミクさんを強くフィーチャリングする態度は感動的なほどで、それが最高のステージを生み出していた。
藤原さんは、「SCHOOL OF LOCK!」というラジオ番組で、「ある意味、初音ミクを尊敬している」と、その明確な理由も含めて語られていたが、それが嘘でないことを感じるのである。
私のクラシック音楽に対する熱意は少しも上がらないが、BUMP OF CHICKENのファンにはなったのである。ミクさんの他のファンにも、そんな人が多いと聞く。
クラシックオーケストラが悪しき伝統を打ち破り、上に述べた、いわば、当たり前のことを出来るかどうかが、今後の発展の鍵になるのだと私は思う。
初音ミクシンフォニー2017公式サイト
BUMP OF CHICKEN feat. HATSUNE MIKU「ray」LIVE MUSIC VIDEO
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東京では11月29日に東京国際フォーラムで公演される。
東京では東京フィルハーモニー交響楽団が、大阪では大阪フィルハーモニー交響楽団が演奏を行う。
ミクさんが演奏に合わせて歌って踊る、クリプトン・フューチャー・メディアの「R3システム」は、2012年の冨田勲さん制作の『イーハトーヴ交響曲』で、ミクさんがソリストを務めたことをきっかけに開発されたのだが、面白いことに、冨田さん自身は、ミクさんがオーケストラに合わせることは要求しなかったらしい。
このR3システムは、オーケストラとの共演だけでなく、BUMP OF CHICKENの東京ドーム公演にミクさんが出演した時にも使われている。
ところで、ミクさんはこれまで、何度もクラシックオーケストラと共演しているが、それは間違いなく、クラシックオーケストラ側からの要請であろう。
ミクさん側から売り込むことは考えられない。
これは、クラシック業界が、ミクさんの抜群の人気によって、若い人達にクラシックオーケストラに目を向けて欲しいという願いがあるからであり、実際、ミクさんが一流のオーケストラの演奏で歌うのを聴いたミクさんのファンは、オーケストラの演奏の素晴らしさを感じたはずだと思う。
だが、ミクさんがクラシックオーケストラと共演することによって、クラシック音楽やオーケストラの人気が高まるかというと、そのために重要なことがある。
それは、オーケストラ側がエリート意識を持たないことだ。
オーケストラ側が、ミクさんのファンや、ミクさん自体を、見下すのはもちろん、優越感を持っていては、絶対に駄目なのである。
しかし、今のところ、全然(駄目)である。
オーケストラの演奏者を見ていると、まさに、優越感、エリート意識の塊で、「なんで私がこんなことやらないといけないのよ」といった雰囲気すら感じるのである。
私がそう感じるくらいだから、若い人はもっとそうで、ミクさんと共演することで、かえって、クラシック離れ、オーケストラ離れが起こるのである。
だいたい、オーケストラ演奏者に笑顔がない。これは致命的だ。
自分達の演奏に観客が感動すれば良いだけだという驕りを感じるのである。
「マジカルミライ」のバンドメンバー達の、お客さんを楽しませよう、喜ばせようという気持ち、ミクさんを敬う気持ちが強く伝わってくるのとは大違いだ。
いや、実際には、僅かには、クラシックオーケストラの演奏者にも、そんなことをしようという雰囲気が感じられる人がいたが、あまりに少ないのである。
東京ドームでの、ミクさんとBUMP OF CHICKENの共演は素晴らしかった。
BUMPの、特に、藤原基央さんの、ミクさんを強くフィーチャリングする態度は感動的なほどで、それが最高のステージを生み出していた。
藤原さんは、「SCHOOL OF LOCK!」というラジオ番組で、「ある意味、初音ミクを尊敬している」と、その明確な理由も含めて語られていたが、それが嘘でないことを感じるのである。
私のクラシック音楽に対する熱意は少しも上がらないが、BUMP OF CHICKENのファンにはなったのである。ミクさんの他のファンにも、そんな人が多いと聞く。
クラシックオーケストラが悪しき伝統を打ち破り、上に述べた、いわば、当たり前のことを出来るかどうかが、今後の発展の鍵になるのだと私は思う。
初音ミクシンフォニー2017公式サイト
BUMP OF CHICKEN feat. HATSUNE MIKU「ray」LIVE MUSIC VIDEO
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さすがに両方は行けないし。
マレーシアやめて上海かな。