政木和三さんは、小学生の時、腹式呼吸を熱心にやることで超人化した。
だが、政木さんは、彼が発明したパラメモリを使えば、即座に同じ効果があると言って、「腹式呼吸をする必要はない」と言ったが、パラメモリはもう存在しないし、やはり根本的な効果があるのは呼吸法なのだと思われる。
ただ、呼吸法というのは継続が難しいと思う。
しかし、政木さんのように、毎日1時間もやらなくても、朝晩1分でも効果があるし、毎日続ければ効果が積み重なる。
何をやっても駄目だった人は、最後に呼吸法に懸けてみても良いと思う。

政木さんのやり方は、古いというのではないが、続き難いやり方だ。
「7つ(数えながら)吸って、7つ止め、7つで吐く」から始め、「20吸って、20止めて、20吐く」に達した時に、今で言う「急激にレベルアップした」のである。

呼吸法にはいろいろある。
・志賀一雅博士の「よかった、ありがとう呼吸」
心で「よかった」と唱えながら吸い、「ありがとう」と唱えながら吐く。
・「ナ・ダーム」呼吸
心で「ナ」と唱えながら短く吸い、「ダーム」と唱えながらゆっくり吐く。
・アンドルー・ワイル博士の「478呼吸」
心で4つ数えながら吸い、7つ止め、8つ吐く

その他、沢山あるが、複雑なものをやる必要はないと思う。
上の3つは、科学的検証がかなりなされている。
私は『弓と禅』の呼吸法が好きだが、おそらく原文の記述が複雑で、翻訳はもっと複雑で分かり難いと思う。参考にしたければ、福村出版のもの(紙の本のみ)が、まだ分かり易いと思う。だが、その呼吸法は「478呼吸」と根本的には同じと思う。

上の3つのどれかを、毎日少しずつでもやれば、いろいろなことで効果が上がると思う。
ただ、他のやり方でも、実は同じなのだと思う。大切なことは、たとえ1分でも、1年365日、欠かさずやることだ。
熱心にやる度合いに応じて、驚くべき効果もあると思うが、やり過ぎて続かないとか、ストレスになるのは良くない。

どれも簡単であるが、ただ、「478呼吸」のように、息を止める場合の、息の止め方は、あまり注意する人はいないが重要だと思う。
「息を止める」と言えば、ほとんどの人が、水に顔をつける時のように、気道を周囲の筋肉の力で塞いでしまうと思うが、これは良くない。
過度の緊張が起こるからだ。
だが、正しい息の止め方を伝えるのは難しい。
肋骨を上げた位置で保持するとか、横隔膜を止めるなどと言われても困ると思う。
呼吸を正しく止めることは、息を吸いも吐きもしない・・・ただそれだけの状態なのである。
それで、私はよく言うのだが、たとえば、息を吸ってから止める場合なら、息を吸った後、通常の1/1000の速さで息を吐くのである。これは、実質、呼吸が止まっている。実際は、少しくらいは息が漏れて吐いていても構わない。
とにかく、気道を塞がずに息を止めることが大切である。

呼吸法を熱心にやるだけで、いずれは悟りも開けると思うが、それ以前に、引き寄せの力が格段に上がり、直観が冴え、超能力に目覚めることもあると思う。
今流行りのチート能力が得られるほどレベルアップすることも不可能でないと思う。

◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)弓と禅(オイゲン・ヘリゲル)
(2)神さまの周波数とシンクロする方法(志賀一雅)
(3)1分でグッスリ眠れるハーバード式4-7-8呼吸 完全マスターガイド

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