画家や音楽家には、宇宙の真理が分かっている人が多いのは、彼らは思考を消す術を体得しているからであると思う。
思考を消すことで創造性が発揮される。
ただし、世の中で成功するためには、大衆に受ける必要があるので、画家や音楽家の創造性を世の中に適合させるブレーンが必要だ。
ビートルズにはブライアン・エプスタインというマネージャーがいたから成功したのだと思う。逆に言えば、いかにビートルズのメンバーが天才でも、エプスタインがいなければ、ビートルズの4人は売れないミュージシャンで終わったはずだ。
アントニオ猪木さんのプロレスも「売れる芸術」と言えると思うが、やはり、新間寿さんというマネージャーがいたから猪木さんの奇想天外さが生きたのである。猪木さんと親交のあった有名なアナウンサーが「猪木さんの発想は天才的なのだが、自分でそれを遂行する能力はない」と言っていたが、まさにその通りであると思う。
画家や音楽家に関わらず、新しいものを生みだす人々をクリエイターと言うとすれば、クリエイターは思考を消すことで創造性を発揮する。
ほとんどのクリエイターがビジネスで成功しないのは、ビジネスになった途端に思考し出すからだ。
とはいえ、優秀なビジネスマンも思考を消し、ダイナミックな創造性を発揮することで成功している。ただし、GAFAMが典型だが、超巨大なビジネスとなると、ビジネスの創造性と共に政治的なことが入り込むので、その方面の優秀なブレーンが必要になる。
思考を消して創造性を発揮し、そこそこに成功するなら・・・つまり、欲をかかないなら、1人でも成功出来る。
アメリカの歴代の大統領を動かし、投資でも成功したバーナード・バルークが成功の秘訣を聞かれた時、「欲張らないことだよ」と言ったのが、まさにそれを現している。
思考しないこと、思考が必要な時も欲張らないこと。
これが世の中でうまくやるために重要なことだろう。
足立幸子さんが著書『あるがままに生きる』に、「最近の漫画家は宇宙の真理が分かっている人が多い」と書かれていたのも、上のようなことを言っているのだと思う。
アニメの『紅三四郎』(1969)と『葬送のフリーレン』(2023)という新旧の作品で、共通する宇宙の真理が見られる。
『紅三四郎』で、若い武道家の三四郎が頑丈なロープで縛られ、溶岩に突き落とされるという絶体絶命のピンチの直後、なぜか三四郎は脱出し、三四郎本人が不思議がる。
『葬送のフリーレン』で、ユーベルという名の少女の魔法使いが、実力的には歯が立つはずがない上位の魔法使いゼンゼ(と完全に同等の偽物)と戦い、簡単に勝ってしまう。
『紅三四郎』では、別の武道家が、その時の三四郎の力を「死に物狂いの力」と言い、『葬送のフリーレン』では、ユーベルは「みんな、頭を使い過ぎなんだよ」と言う。
「死に物狂い」と言ったら、いかにも激しくもがくような様を想像するかもしれないが、そうではない。
生命体は命を守ることを何より優先する。
だから、生命体は、最大のピンチになると、思考が邪魔なので、思考を消してしまうのだ。
たとえば、ある空手家が、真剣を持った剣の達人と決闘した時、戦っていた間の記憶がないと言う。空手家の生命体が、絶体絶命のピンチで、空手家の思考を消し、神秘的な力を発揮させたのだ。
引き寄せ最大のメソッドである「今今メソッド」も「存在を自覚するメソッド」も思考を消してしまう。
それに準ずる「マイナスを疑うメソッド」は、思考を疑って、ある程度消してしまうのである。
これらが効果がないはずがない。
マイナスを疑うメソッドで一千万円手に入れたい場合、「本当に一千万円ないのだろうか?」と疑うのも良いが、自分に一千万円がないという思考・観念が強過ぎればうまくいかない。そして、なぜうまく疑えないのかというと、やはり、欲張るからだ。
「どうでもいいや」という気でいれば良いのだが、どうしても「どうでもいいや」と思えず「絶対欲しい」と思ってしまう。そんな場合はうまくいかない。
だから、深刻な問題では、マイナスを疑うメソッドはあまりうまくいかないかもしれない。
そんな時は、別の方法で思考をある程度消してからやった方が良いだろう。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)葬送のフリーレン ※Amazon Prime Video
(2)紅三四郎 ※dアニメストア for Prime Video
(3)あるがままに生きる(足立幸子)
(4)波動の法則(足立育朗)
(5)世界はどうしたってあなたの意のまま(ネヴィル・ゴダード)
(6)アイ・アム・ザット 私は在る~ニサルガダッタ・マハラジとの対話~
AIアート1227
「夜の街で」
Kay
思考を消すことで創造性が発揮される。
ただし、世の中で成功するためには、大衆に受ける必要があるので、画家や音楽家の創造性を世の中に適合させるブレーンが必要だ。
ビートルズにはブライアン・エプスタインというマネージャーがいたから成功したのだと思う。逆に言えば、いかにビートルズのメンバーが天才でも、エプスタインがいなければ、ビートルズの4人は売れないミュージシャンで終わったはずだ。
アントニオ猪木さんのプロレスも「売れる芸術」と言えると思うが、やはり、新間寿さんというマネージャーがいたから猪木さんの奇想天外さが生きたのである。猪木さんと親交のあった有名なアナウンサーが「猪木さんの発想は天才的なのだが、自分でそれを遂行する能力はない」と言っていたが、まさにその通りであると思う。
画家や音楽家に関わらず、新しいものを生みだす人々をクリエイターと言うとすれば、クリエイターは思考を消すことで創造性を発揮する。
ほとんどのクリエイターがビジネスで成功しないのは、ビジネスになった途端に思考し出すからだ。
とはいえ、優秀なビジネスマンも思考を消し、ダイナミックな創造性を発揮することで成功している。ただし、GAFAMが典型だが、超巨大なビジネスとなると、ビジネスの創造性と共に政治的なことが入り込むので、その方面の優秀なブレーンが必要になる。
思考を消して創造性を発揮し、そこそこに成功するなら・・・つまり、欲をかかないなら、1人でも成功出来る。
アメリカの歴代の大統領を動かし、投資でも成功したバーナード・バルークが成功の秘訣を聞かれた時、「欲張らないことだよ」と言ったのが、まさにそれを現している。
思考しないこと、思考が必要な時も欲張らないこと。
これが世の中でうまくやるために重要なことだろう。
足立幸子さんが著書『あるがままに生きる』に、「最近の漫画家は宇宙の真理が分かっている人が多い」と書かれていたのも、上のようなことを言っているのだと思う。
アニメの『紅三四郎』(1969)と『葬送のフリーレン』(2023)という新旧の作品で、共通する宇宙の真理が見られる。
『紅三四郎』で、若い武道家の三四郎が頑丈なロープで縛られ、溶岩に突き落とされるという絶体絶命のピンチの直後、なぜか三四郎は脱出し、三四郎本人が不思議がる。
『葬送のフリーレン』で、ユーベルという名の少女の魔法使いが、実力的には歯が立つはずがない上位の魔法使いゼンゼ(と完全に同等の偽物)と戦い、簡単に勝ってしまう。
『紅三四郎』では、別の武道家が、その時の三四郎の力を「死に物狂いの力」と言い、『葬送のフリーレン』では、ユーベルは「みんな、頭を使い過ぎなんだよ」と言う。
「死に物狂い」と言ったら、いかにも激しくもがくような様を想像するかもしれないが、そうではない。
生命体は命を守ることを何より優先する。
だから、生命体は、最大のピンチになると、思考が邪魔なので、思考を消してしまうのだ。
たとえば、ある空手家が、真剣を持った剣の達人と決闘した時、戦っていた間の記憶がないと言う。空手家の生命体が、絶体絶命のピンチで、空手家の思考を消し、神秘的な力を発揮させたのだ。
引き寄せ最大のメソッドである「今今メソッド」も「存在を自覚するメソッド」も思考を消してしまう。
それに準ずる「マイナスを疑うメソッド」は、思考を疑って、ある程度消してしまうのである。
これらが効果がないはずがない。
マイナスを疑うメソッドで一千万円手に入れたい場合、「本当に一千万円ないのだろうか?」と疑うのも良いが、自分に一千万円がないという思考・観念が強過ぎればうまくいかない。そして、なぜうまく疑えないのかというと、やはり、欲張るからだ。
「どうでもいいや」という気でいれば良いのだが、どうしても「どうでもいいや」と思えず「絶対欲しい」と思ってしまう。そんな場合はうまくいかない。
だから、深刻な問題では、マイナスを疑うメソッドはあまりうまくいかないかもしれない。
そんな時は、別の方法で思考をある程度消してからやった方が良いだろう。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)葬送のフリーレン ※Amazon Prime Video
(2)紅三四郎 ※dアニメストア for Prime Video
(3)あるがままに生きる(足立幸子)
(4)波動の法則(足立育朗)
(5)世界はどうしたってあなたの意のまま(ネヴィル・ゴダード)
(6)アイ・アム・ザット 私は在る~ニサルガダッタ・マハラジとの対話~
AIアート1227
「夜の街で」
Kay