オバマ元大統領のキャッチフレーズの1つに「Yes, We Can」があった。
これは、欧米のプラス思考の典型だが、欧米の映画やテレビドラマ、そして、欧米の思想に洗脳された日本の映画やテレビドラマ、あるいはアニメで、「君なら出来る」「僕には出来る」「私達なら出来る」というフレーズを度々聞くのだが、その度に、私は違和感というか嘘臭さを感じる。
そもそも、学校や会社で、教師や上司、あるいは先輩に、「君なら出来る」と言われていい気分になったりしない。そこには不純な意図が隠されていることを感じるからだ。
『トーチェ氏の心の法則』の中で、ある民族では、脚が折れても走ることが出来るが、その理由が「彼らは脚が折れたら走れないということを知らないから」と述べられていた。
その民族の脚が折れた人に「君なら走ることが出来る」と言ったら、変な顔をされるだろうし、下手をしたら、その人が走れなくなるかもしれない。
同書には、毒蛇と平気で遊んでいた子供の話もあった。その子は、その蛇が危ないことを知らないので安全だったのである。
稀に、野生のライオンと平気で触れ合い、遊ぶことも出来る人間がいるらしい。その人は「俺はライオンと遊ぶことが出来る」と思っているのではなく、ライオンが危ないことを知らないだけなのかもしれない。
中村天風という人は、平気でライオンの檻の中に入って行くことが出来たという話があるが、それが本当なら、天風は「俺はライオンの檻の中で安全でいることが出来る」と思っていたのではなく、「ライオンの檻に入ったら危険だ」ということを忘れたのだろう。
何度か述べたことがあるが、私は子供の時、テレビの前で、以前に見たテレビドラマをまた見たいと思ったら、その場で再放送の形で放送させることが出来た。これも、自分にそんな力があると思っていたのではなく、それが放送されないことを知らなかっただけなのかもしれない。
金メダルを取れないことを忘れて知りもしなければ金メダルが取れるし、プロサッカー選手になれないことを知らなければプロサッカー選手にもなれる。
楽器の演奏やプログラミングをマスターしたければ、それらが出来ないことを忘れて知らないようにすれば良い。
以前、テレビで、90歳を過ぎても、マラソンをしている人を見たが、その人は、歳を取ったらマラソンが出来ないことを知らないだけなのだ。
学園のマドンナと言われる美少女と付き合う、全く格好良くもイケメンでもなく、勉強もスポーツも出来ない男の子がいたが、彼も、自分がそんな素晴らしい女子と付き合えないことを知らないのだ。
働かないとお金を稼げないことを知らない者は、働かずにお金を得ることが出来る。
私は昔、会社の中では、仕事をしないと怒られたり、クビになることを知らなかったので、会社の中で就業時間に好きな本を読んでいたが、それで不都合は何もなく、同僚も上司も社長も、何も言わなかったのである。
それがある時、変な役員が、そんな私を強く非難したので、私は、会社の中では仕事をしなければならないことを知ってしまったのである。知りたくなかったなあ(笑)。
良い意味で非常識になれば良いのである。
では、私が何でそんなに非常識だった・・・常識を知らなかったのかというと、童話や神話をよく読んでいたからかもしれない。
神話や童話は非常識な世界だ。
非常識だから神話や童話と言うのだと言っても良いくらいだ。
ギリシャ神話や聖書は良いと思う。
非常識なビジネスや政治をやる者には、聖書の愛読者が多い。ドナルド・トランプやイーロン・マスクのように。
IT業界の大物達の多くが、非常識なSFの愛読者である。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)トーチェ氏の心の法則(トーチェ夫妻)
(2)聖書(フェデリコ・バルバロ)
(3)ペロー童話集(江口清翻訳)
(4)グリム童話集(上)(塚越敏翻訳)
(5)夏への扉(ロバート A ハインライン)
(6)マンガギリシア神話 (1) (里中満智子)
(7)神統記(ヘシオドス)
(8)古事記(福永武彦翻訳)
AIアート1420
「疑う瞳」
Kay
これは、欧米のプラス思考の典型だが、欧米の映画やテレビドラマ、そして、欧米の思想に洗脳された日本の映画やテレビドラマ、あるいはアニメで、「君なら出来る」「僕には出来る」「私達なら出来る」というフレーズを度々聞くのだが、その度に、私は違和感というか嘘臭さを感じる。
そもそも、学校や会社で、教師や上司、あるいは先輩に、「君なら出来る」と言われていい気分になったりしない。そこには不純な意図が隠されていることを感じるからだ。
『トーチェ氏の心の法則』の中で、ある民族では、脚が折れても走ることが出来るが、その理由が「彼らは脚が折れたら走れないということを知らないから」と述べられていた。
その民族の脚が折れた人に「君なら走ることが出来る」と言ったら、変な顔をされるだろうし、下手をしたら、その人が走れなくなるかもしれない。
同書には、毒蛇と平気で遊んでいた子供の話もあった。その子は、その蛇が危ないことを知らないので安全だったのである。
稀に、野生のライオンと平気で触れ合い、遊ぶことも出来る人間がいるらしい。その人は「俺はライオンと遊ぶことが出来る」と思っているのではなく、ライオンが危ないことを知らないだけなのかもしれない。
中村天風という人は、平気でライオンの檻の中に入って行くことが出来たという話があるが、それが本当なら、天風は「俺はライオンの檻の中で安全でいることが出来る」と思っていたのではなく、「ライオンの檻に入ったら危険だ」ということを忘れたのだろう。
何度か述べたことがあるが、私は子供の時、テレビの前で、以前に見たテレビドラマをまた見たいと思ったら、その場で再放送の形で放送させることが出来た。これも、自分にそんな力があると思っていたのではなく、それが放送されないことを知らなかっただけなのかもしれない。
金メダルを取れないことを忘れて知りもしなければ金メダルが取れるし、プロサッカー選手になれないことを知らなければプロサッカー選手にもなれる。
楽器の演奏やプログラミングをマスターしたければ、それらが出来ないことを忘れて知らないようにすれば良い。
以前、テレビで、90歳を過ぎても、マラソンをしている人を見たが、その人は、歳を取ったらマラソンが出来ないことを知らないだけなのだ。
学園のマドンナと言われる美少女と付き合う、全く格好良くもイケメンでもなく、勉強もスポーツも出来ない男の子がいたが、彼も、自分がそんな素晴らしい女子と付き合えないことを知らないのだ。
働かないとお金を稼げないことを知らない者は、働かずにお金を得ることが出来る。
私は昔、会社の中では、仕事をしないと怒られたり、クビになることを知らなかったので、会社の中で就業時間に好きな本を読んでいたが、それで不都合は何もなく、同僚も上司も社長も、何も言わなかったのである。
それがある時、変な役員が、そんな私を強く非難したので、私は、会社の中では仕事をしなければならないことを知ってしまったのである。知りたくなかったなあ(笑)。
良い意味で非常識になれば良いのである。
では、私が何でそんなに非常識だった・・・常識を知らなかったのかというと、童話や神話をよく読んでいたからかもしれない。
神話や童話は非常識な世界だ。
非常識だから神話や童話と言うのだと言っても良いくらいだ。
ギリシャ神話や聖書は良いと思う。
非常識なビジネスや政治をやる者には、聖書の愛読者が多い。ドナルド・トランプやイーロン・マスクのように。
IT業界の大物達の多くが、非常識なSFの愛読者である。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)トーチェ氏の心の法則(トーチェ夫妻)
(2)聖書(フェデリコ・バルバロ)
(3)ペロー童話集(江口清翻訳)
(4)グリム童話集(上)(塚越敏翻訳)
(5)夏への扉(ロバート A ハインライン)
(6)マンガギリシア神話 (1) (里中満智子)
(7)神統記(ヘシオドス)
(8)古事記(福永武彦翻訳)
AIアート1420
「疑う瞳」
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