「スクティ」は、ネパールの干物。
水牛や羊、ヤギ、鶏などを干した乾燥肉を指すのが一般的ですが、魚の干物と区別して
肉の干物=マス・スクティ
魚の干物=マチャ・スクティ
と呼ぶこともあります。
生肉を天日で干したり、かまどの上に吊るしてカラカラに乾かすことで、長期保存が可能に。
食べる時はお湯につけて戻し、野菜やスパイスとともに炒め物や和え物にするそうです。
新大久保の「アーガン」で、スクティのスパイス炒め「スクティ・チリ」をいただきました。
こちらのスクティは、マトンを使用。
スクティ、ピーマン、パプリカ、トマト、玉ねぎ、ネギを炒めています。
スクティは、ビーフジャーキーに似た硬めの食感。
噛みしめるほど味が出てきます。
羊の匂いは全く無く、噛んでいるうちに「遠くの方に羊がいるかな?」程度です。
味付けは、酢豚から酸味を除き、辛味を足した感じ。
お酒のつまみによさそうだと思いました。
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