「チチャロン」は、豚の皮を油で揚げたもの。
スペイン・アンダルシア地方発祥で、かつてスペインの支配下にあったメキシコやアルゼンチンなどの中南米諸国や、フィリピンなどでも親しまれています。
食べ方としては、おやつやおつまみとしてそのまま食べる他、食材として煮込み料理に入れたり、スープやサラダのトッピングに使うこともあるそうです。
メキシコのスーパーやコンビニには、ポテトチップスやドリトスなどとともに、袋入りのチチャロンが並んでいます。
また、ショッピングモールの肉売場では、こんな風に量り売りしていました。
メキシコ・テオティワカンのレストラン。ビュッフェコーナーにもありました。
「豚の皮を油で揚げた」と聞くと、相当ギトギトした脂っぽいものを想像しますが、カラッカラに揚げられており、軽くてさくさく。
駄菓子の「イカ天」をもっとライトにした感じで、意外と食べやすいです。
とは言え、1枚で十分かな・・・;
こちらは、サボテンとチチャロンの煮物。
刻んだ
ウチワサボテンの茎と、チチャロン、玉ねぎ、青唐辛子などを煮込んだものです。
チチャロンは汁気を吸ってやわやわ。
青唐辛子のさわやかな辛さが、豚皮に染み込んでいます。
トルティージャに包んで食べても美味でした。
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