岐阜県にある高山本線・坂祝駅。このブログでは2020年に1度紹介しました。
坂祝と書いて「さかほぎ」と読む、なかなかの難読駅名。
大正10年に駅が開業してからずっと使用されてきた木造駅舎も、今月解体されることになりました。
工事の為、9/6を最後に駅舎に立ち入れなくなりました。
駅跡には老朽化した坂祝郵便局を移転させ、郵便局と一体化した駅になります。
郵便局側が建物を整備し、2026年春の開業を予定。あくまで郵便局なのでJRの切符は販売しません。
滞在時間は20分位でしたが、なかなかいい駅でした。
当時の記事で出していなかった写真。
3月末に雪の重みで倒壊した留萌本線・峠下駅跡。しばらくそのままでしたがこちらも今月からいよいよ撤去工事が始まりました。
2020年に撮影した峠下駅。 氷点下20℃を下回る中撮影したもの。
記事にはなっていませんが、峠下には何回か撮影しに訪れています。
5月に解体された土讃線・讃岐財田(さいだ)駅(香川県三豊市)の駅舎(1912～2024)。
洞爺湖の北に「香川」「三豊」「財田」(たからだ)という地名がありますが、香川県から移住した人達が開拓した土地になります。
写真は昨年の秩父別駅。「ちっぷべつハロウィンステーション」というイベントで駅舎をかぼちゃで飾り付けました。
今年は10月26・27日での開催を予定しています。
2026年3月での廃線が決まっている留萌本線と秩父別駅。あと1年と半分。起点の深川駅から14.4kmの短い路線ですが秩父別・沼田の自治体で色んなイベントを開催しています。
昔ながらの木造駅舎も有形文化財を除けばここ数年で解体されることが増えています。
この秋は近くの木造駅舎から立ち寄ってみたり、記録してみてはいかがでしょうか。
最後まで見ていただきありがとうございます。
コメント
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俺の住む群馬の片田舎。
上越線八木原駅は、坂祝にも似た風情の駅舎が今も現役です。
冬音さんは恐らくまだ若いと思うのですが、この様な駅に味を感じておられるのが好ましいです。
以前八木原駅へ向かう電車内でのことです。
恐らく東京方面からのお客さんでしょう。八木原駅を見た女性が思わず、
「千と千尋神隠しの場面にある駅みたい～！」
と言うじゃないですか。
お前田舎をバカにしてないかい。と思いつつ納得もしました。ｗ
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コメントありがとうございます。
全国にある木造駅舎。スターバックスを47都道府県回っても、殆ど行けていないですが文化財指定以外の駅舎は次々と解体されていますよね。
固定資産税が高いので減築は仕方ないのかなとは思うのですがなんだか寂しいですよね。
雪の多い地域では廃止後放っておくと峠下のように潰れてしまうし、保存するのも毎冬複数回の雪下ろしが必要となりますしなかなか難しいところです。