お前を信じろ。お前を信じる俺でもない。お前が信じる俺でもない。お前が信じるお前を信じろ。「天元突破グレンラガン」
2019年の幕は上がった。5月1日にはいよいよ、新元号が定められる。ここにまたひとつ、新しい時代が積み重なる。どの時代も終われば”激動の時代”と表現されるが、平成も然り。戦争は起こらなかったものの、この30年間で全国のいたるところで大規模自然災害が発生し、多くの方の大切な命が奪われ、あるいは家を失ったりと、人間の根本である生きる気力までもそがれるほどの事態があとを絶たなかった。それが平成ではなかっただろうか。
また、日本全体がどこへ向かって進んでいって良いのかがよくわからない、先が見えない時代でもあったように思う。社会規範もブレブレの時代だったせいか、日本全体で生き悩む方も増加し、精神的な病に侵される方の割合も増加の一途をたどって来たように感じる。日本全体、企業、そして個人も、それぞれが様々な事においてバランスが取れていない時代だったのではなかろうか。平成の後半はそうした中から膿が世に出まくったのが印象に強く残った。
新しい時代がすぐそこまで来ている。私たちは決して誰かのせいにしない、個々人の自己責任において自分だけの明確な指標をプランし、そこに向かってぶれないように強く生き抜いてゆくスタイル、そんな生き方が問われる時代に突入しはじめているように思える。しかしながら、そうしたものが根底にはありつつも、”他人には優しく”が当たり前である、他人ファーストな考え方が定着する時代であってほしい、そう願わずにはいられない。
そんな、まだ見ぬ新しい時代に際して、「待ってろよ!〇〇(新元号名)」と明るく未来を受け入れ、希望を持って前に進めるよう、今回はこの作品を皆様に紹介します。
その作品とは「天元突破グレンラガン」です。ジャンルは”SFファンタジー”&”ロボット”。
当作品は深夜アニメではなく、2007年4月~9月に”テレビ東京・テレビ北海道・テレビ愛知・テレビ大阪”他地方局2局で日曜日の朝8:30~9:00に放送されていたようです。私のエリアでは放送しておりませんでしたので、リアルタイムで観ることはできませんでした。時を経てこの作品にたどり着き、視聴してみれば以外にもストーリーは大人仕様であることに驚きました。子供が理解するには少々難しい作品ではないかと思います。むしろ大人が楽しむべき作品とお見受けしましたのでこの作品を紹介しようと思った次第です。アニメーション制作会社”ガイナックス”のオリジナルアニメ作品です(原作もガイナックス)。
タイトルにある”天元”とは、万物の素・元素、君主のこと、囲碁でいう基盤の中心点のことを意味しています。それを突破するということは、”常識までも打ち破る”・”世界の理を越えてゆく”という意味合いが込められているのかもしれません。無限の力、ダイナミックさをとても感じるワクワクするタイトルです。
どんな作品かというと、長年、地上を支配し続けていた人類と敵対関係にある人間でない存在、”螺旋族”と闘うことになった地底に住む少年が、仲間と共に闘いながら大人へと成長していくその半生を描いた、スペクタクルロマンあふれる男の物語です。
地下暮らしのジーハ村では毎日、子どもたちが穴を掘って村を拡張して生活をしていた。地底暮らしの”シモン”はドリルで穴を掘って進むことだけが唯一の取り柄だった。みんなはそんな彼を”穴掘りシモン”と呼んでいた。
ある日彼は、穴掘りの最中に手に収まるぐらいの小さなドリルを見つけた。めずらしいものを見つけたシモンの目は輝いていた。兄貴分である”カミナ”はそれがシモンにはよく似合っていると言った。そしてシモンに対し「ドリルはお前の魂だよ。お前のドリルは天を突き破るドリルなんだよ」そうカミナは告げた。そんなカミナは狭い村に飽き飽きし、グレン団を名乗り、仲間とシモンを引き連れて天井に穴を開けて地上に出ようと試みるのであった。しかし、行く手を村長に阻止されて、村長にはむかうカミナだけが牢に入れられた。
シモンはまた穴掘りを再開した。すると今度は大きな顔のようなものを発見した。それをカミナに見せようと、シモンは牢に穴を掘ってカミナを牢から連れ出した。途中でまた村長に見つかってしまう。カミナは村長に言う。「地上には壁はねえ。天井もねえ。その代りに光輝く青空があるんだ!」そんなものはないと二人に向かって村長は言う。突然、地面が大きく揺れ、天井が壊れ、頭上から得体の知れない大きな怪獣のようなものが落ちてきた。みんなが逃げる中、カミナは村を守るためにそいつを倒そうと無謀にも立ちはだかった。すると今度は一人の少女が落ちてきた。彼女はその物体に対してライフル銃で果敢に攻撃をし始めた。
その怪獣は彼女によると”ガンメン”と言うらしい。カミナと少女はうまく連携が取れず、二人はガンメンにやられそうになっていた。シモンはすばやく穴を掘って二人を穴に引き込み、シモンが見つけた大きな顔のところへと3人は向かった。シモンたちはその大きな顔にたどり着くことができた。3人はそれがなんなのか何も知らなかった。しかし。その顔の頭頂部に操縦席のようなものを見つけたシモンはそれに乗り込んでみせた。すると、前に見つけて首にぶら下げていた小さなドリルが反応して光り始めたのだ。
「これで闘おう!」とシモンはカミナに告げる。「見つけたお宝はお前のものだ。シモンがそれを動かせ!」とカミナはシモンに告げた。「無理を通して道理を蹴っ飛ばす!それがグラン団のやり方だ!」シモンは覚悟を決め、持っていたドリルを操縦席に差し込んで回した。次の瞬間、その乗り物にはパワーがみなぎり、勢いよく動き始め、ガンメンのもとへといっきにたどり着いた。狭いコックピットに乗った3人はガンメンと闘い始めるが、らちがあかない。さらなるパワーが必要だと感じたシモンは気持ちを込めて小さなコアドリルをめいいっぱい、ひねってみた。するとその乗り物から突如複数のドリルが飛び出した。
これでガンメンに真っ向勝負を仕掛けたシモンたちは、ガンメンもろとも突き上げながらそのまま天井を突き破って地上に飛び出したのだった。勢い余って空高く飛んだその周りには夕焼け空が広がっていた。初めて見るその光景にシモンは目を奪われていた。そんな中、少女は自己紹介をし始めた。彼女の名は”ヨーコ”。シモンとカミナに名を告げた次の瞬間、3人は地上へと落下したのだった。やがて3人は意識を取り戻した。ガンメンを倒しお互いの無事を確認したのも束の間。3人の前に新たな敵が現れたのだ。カミナの目指した地上はいたいどうなっているのか?希望に満ち溢れたところなのか?3人は何もそれを知らずにここで敵に倒され終わってしまうのか?運命やいかに?(第一話)
この作品の魅力はまず第一に、先程お話しを出したように、結構、内容が大人仕様なので大人が楽しめるということです。どんなところが大人仕様かというと、内容を二三上げると例えば、闘う上ではメンタルが勝敗に大きく影響を及ぼすことや、人生には叶わぬ恋というものもあるということ、悲しい出来事が起ころうとも、その事実を乗り越え、その上に生きるものは生かされるという摂理、などが描かれていたりします。
第二に、この作品に出てくる登場人物は、本当の敵を除いて全ての生き様がカッコイイと思わされる不思議な作品であるということです。全27話ですが、全て見終わればその言葉の意味が最後にわかってもらえるかと思います。おそらくそれは、全ての登場人物が、形はどうあれ前を向いて生きている姿が全てにおいて描かれているからこそ、そう思えるんだと思います。闘う中でそれぞれの人物が様々な口上を述べる場面が多く登場するところもこの作品の特徴です。しびれる言葉がたくさん出てきます。ここ一番で決める名台詞も男にとっては憧れる部分です。人が発する言葉ってものには魂がやどりますよね。その言葉に良くも悪くも人は影響を受けるものだと思います。
第三に、この作品は40オーバーが好きなロボットアニメでもあるということです。マジンガーZやゲッターロボに始まり、ファーストガンダム世代が魅了されたロボットもの、ロボットありきの作品なのです。それらの原点を懐かしく感じるテイストがこの作品には流れています。荒々しいタッチの絵の中にそれをとても強く感じることができます。ロボットアニメの王道である、合体・変形も勿論、ふんだんにあります。シンプルでカッコ良くて強い、それがロボットアニメの原点じゃないでしょうか。
第四に、女性キャラクターがとてもセクシー&キュートです。子どもたちに魅せるにはもったいないくらいにちょっと大人が気持ち前のめりになるキャラデザインです。ヨーコは実にけしからん!くらいにセクシーですし、後で出てくる”ニア”という少女はとってもキュートなのです。この二人の女性の作中での恋模様もどうなるのかもぜひ注目していただきたいポイントです。
最初は決して強くない少年が生き抜くために強くなり、目の前に立ちふさがる困難を突破し続けるその姿こそ、リアルで生きている私たちの日常で起こり得る、常識では越えられないような八方塞がりな目の前の壁も、諦めないで進み続ければきっといつかは突破できると言わんばかりの勇気と元気を与えてくれる、そんな作品です。
全27話は4部でストーリーが構成されています。弱々しい少年が回を追うごとに強くたくましく成長していき、それに呼応するように操縦するロボット・マシンも強くなっていきます。仲間と共に成長し、やがて世界を守る存在になるであろう彼らの勇姿をぜひご覧ください。
個人的にはカミナ&シモンの生き方はすごくカッコいいと思いますが、それに勝るとも劣らない女性であるヨーコの生き方というものにも私は感銘を受けました。ネタバレになるので言えませんが、物語の中盤で一旦、ヨーコはしばらくの間は登場しないのですが、出てきた後半がめちゃくちゃカッコイイのです。無論、カミナの意思を継いだシモンの諦めない生き方は最高にしびれます。
そして、”守るべきものがあるからこそ、人は強くなれる!”これがこの物語の核心だと私は思います。最終的な選択を迫られ、誰も頼る事ができない局面に際しては”自分を信じる自分を信じろ!”が作品が伝えたいメッセージなのかもしれませんね。
オープニングテーマ「空色デイズ/中川翔子」
1~2部で1番の歌詞、3~4部で2番の歌詞がストーリーに合わせて作られ、オープニングで流れます。
世界観あふれるショコタンのこの曲は観るたびに心に刻まれていきます。
声優さんはヨーコ役の”井上麻里奈”さんが最高にGood!です。カッコカワイイキャラを形作る彼女の声に全員注目☆彡ですよ。
「無理を通して道理を蹴っ飛ばす!」それが本作に出てくるグレン団のやり方ですが、リアルな私たちはTPOに合わせてきちんと使いわけて天元突破!しましょうね。少なからず我が家の中では絶対にNGです(笑)
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また、日本全体がどこへ向かって進んでいって良いのかがよくわからない、先が見えない時代でもあったように思う。社会規範もブレブレの時代だったせいか、日本全体で生き悩む方も増加し、精神的な病に侵される方の割合も増加の一途をたどって来たように感じる。日本全体、企業、そして個人も、それぞれが様々な事においてバランスが取れていない時代だったのではなかろうか。平成の後半はそうした中から膿が世に出まくったのが印象に強く残った。
新しい時代がすぐそこまで来ている。私たちは決して誰かのせいにしない、個々人の自己責任において自分だけの明確な指標をプランし、そこに向かってぶれないように強く生き抜いてゆくスタイル、そんな生き方が問われる時代に突入しはじめているように思える。しかしながら、そうしたものが根底にはありつつも、”他人には優しく”が当たり前である、他人ファーストな考え方が定着する時代であってほしい、そう願わずにはいられない。
そんな、まだ見ぬ新しい時代に際して、「待ってろよ!〇〇(新元号名)」と明るく未来を受け入れ、希望を持って前に進めるよう、今回はこの作品を皆様に紹介します。
その作品とは「天元突破グレンラガン」です。ジャンルは”SFファンタジー”&”ロボット”。
当作品は深夜アニメではなく、2007年4月~9月に”テレビ東京・テレビ北海道・テレビ愛知・テレビ大阪”他地方局2局で日曜日の朝8:30~9:00に放送されていたようです。私のエリアでは放送しておりませんでしたので、リアルタイムで観ることはできませんでした。時を経てこの作品にたどり着き、視聴してみれば以外にもストーリーは大人仕様であることに驚きました。子供が理解するには少々難しい作品ではないかと思います。むしろ大人が楽しむべき作品とお見受けしましたのでこの作品を紹介しようと思った次第です。アニメーション制作会社”ガイナックス”のオリジナルアニメ作品です(原作もガイナックス)。
タイトルにある”天元”とは、万物の素・元素、君主のこと、囲碁でいう基盤の中心点のことを意味しています。それを突破するということは、”常識までも打ち破る”・”世界の理を越えてゆく”という意味合いが込められているのかもしれません。無限の力、ダイナミックさをとても感じるワクワクするタイトルです。
どんな作品かというと、長年、地上を支配し続けていた人類と敵対関係にある人間でない存在、”螺旋族”と闘うことになった地底に住む少年が、仲間と共に闘いながら大人へと成長していくその半生を描いた、スペクタクルロマンあふれる男の物語です。
地下暮らしのジーハ村では毎日、子どもたちが穴を掘って村を拡張して生活をしていた。地底暮らしの”シモン”はドリルで穴を掘って進むことだけが唯一の取り柄だった。みんなはそんな彼を”穴掘りシモン”と呼んでいた。
ある日彼は、穴掘りの最中に手に収まるぐらいの小さなドリルを見つけた。めずらしいものを見つけたシモンの目は輝いていた。兄貴分である”カミナ”はそれがシモンにはよく似合っていると言った。そしてシモンに対し「ドリルはお前の魂だよ。お前のドリルは天を突き破るドリルなんだよ」そうカミナは告げた。そんなカミナは狭い村に飽き飽きし、グレン団を名乗り、仲間とシモンを引き連れて天井に穴を開けて地上に出ようと試みるのであった。しかし、行く手を村長に阻止されて、村長にはむかうカミナだけが牢に入れられた。
シモンはまた穴掘りを再開した。すると今度は大きな顔のようなものを発見した。それをカミナに見せようと、シモンは牢に穴を掘ってカミナを牢から連れ出した。途中でまた村長に見つかってしまう。カミナは村長に言う。「地上には壁はねえ。天井もねえ。その代りに光輝く青空があるんだ!」そんなものはないと二人に向かって村長は言う。突然、地面が大きく揺れ、天井が壊れ、頭上から得体の知れない大きな怪獣のようなものが落ちてきた。みんなが逃げる中、カミナは村を守るためにそいつを倒そうと無謀にも立ちはだかった。すると今度は一人の少女が落ちてきた。彼女はその物体に対してライフル銃で果敢に攻撃をし始めた。
その怪獣は彼女によると”ガンメン”と言うらしい。カミナと少女はうまく連携が取れず、二人はガンメンにやられそうになっていた。シモンはすばやく穴を掘って二人を穴に引き込み、シモンが見つけた大きな顔のところへと3人は向かった。シモンたちはその大きな顔にたどり着くことができた。3人はそれがなんなのか何も知らなかった。しかし。その顔の頭頂部に操縦席のようなものを見つけたシモンはそれに乗り込んでみせた。すると、前に見つけて首にぶら下げていた小さなドリルが反応して光り始めたのだ。
「これで闘おう!」とシモンはカミナに告げる。「見つけたお宝はお前のものだ。シモンがそれを動かせ!」とカミナはシモンに告げた。「無理を通して道理を蹴っ飛ばす!それがグラン団のやり方だ!」シモンは覚悟を決め、持っていたドリルを操縦席に差し込んで回した。次の瞬間、その乗り物にはパワーがみなぎり、勢いよく動き始め、ガンメンのもとへといっきにたどり着いた。狭いコックピットに乗った3人はガンメンと闘い始めるが、らちがあかない。さらなるパワーが必要だと感じたシモンは気持ちを込めて小さなコアドリルをめいいっぱい、ひねってみた。するとその乗り物から突如複数のドリルが飛び出した。
これでガンメンに真っ向勝負を仕掛けたシモンたちは、ガンメンもろとも突き上げながらそのまま天井を突き破って地上に飛び出したのだった。勢い余って空高く飛んだその周りには夕焼け空が広がっていた。初めて見るその光景にシモンは目を奪われていた。そんな中、少女は自己紹介をし始めた。彼女の名は”ヨーコ”。シモンとカミナに名を告げた次の瞬間、3人は地上へと落下したのだった。やがて3人は意識を取り戻した。ガンメンを倒しお互いの無事を確認したのも束の間。3人の前に新たな敵が現れたのだ。カミナの目指した地上はいたいどうなっているのか?希望に満ち溢れたところなのか?3人は何もそれを知らずにここで敵に倒され終わってしまうのか?運命やいかに?(第一話)
この作品の魅力はまず第一に、先程お話しを出したように、結構、内容が大人仕様なので大人が楽しめるということです。どんなところが大人仕様かというと、内容を二三上げると例えば、闘う上ではメンタルが勝敗に大きく影響を及ぼすことや、人生には叶わぬ恋というものもあるということ、悲しい出来事が起ころうとも、その事実を乗り越え、その上に生きるものは生かされるという摂理、などが描かれていたりします。
第二に、この作品に出てくる登場人物は、本当の敵を除いて全ての生き様がカッコイイと思わされる不思議な作品であるということです。全27話ですが、全て見終わればその言葉の意味が最後にわかってもらえるかと思います。おそらくそれは、全ての登場人物が、形はどうあれ前を向いて生きている姿が全てにおいて描かれているからこそ、そう思えるんだと思います。闘う中でそれぞれの人物が様々な口上を述べる場面が多く登場するところもこの作品の特徴です。しびれる言葉がたくさん出てきます。ここ一番で決める名台詞も男にとっては憧れる部分です。人が発する言葉ってものには魂がやどりますよね。その言葉に良くも悪くも人は影響を受けるものだと思います。
第三に、この作品は40オーバーが好きなロボットアニメでもあるということです。マジンガーZやゲッターロボに始まり、ファーストガンダム世代が魅了されたロボットもの、ロボットありきの作品なのです。それらの原点を懐かしく感じるテイストがこの作品には流れています。荒々しいタッチの絵の中にそれをとても強く感じることができます。ロボットアニメの王道である、合体・変形も勿論、ふんだんにあります。シンプルでカッコ良くて強い、それがロボットアニメの原点じゃないでしょうか。
第四に、女性キャラクターがとてもセクシー&キュートです。子どもたちに魅せるにはもったいないくらいにちょっと大人が気持ち前のめりになるキャラデザインです。ヨーコは実にけしからん!くらいにセクシーですし、後で出てくる”ニア”という少女はとってもキュートなのです。この二人の女性の作中での恋模様もどうなるのかもぜひ注目していただきたいポイントです。
最初は決して強くない少年が生き抜くために強くなり、目の前に立ちふさがる困難を突破し続けるその姿こそ、リアルで生きている私たちの日常で起こり得る、常識では越えられないような八方塞がりな目の前の壁も、諦めないで進み続ければきっといつかは突破できると言わんばかりの勇気と元気を与えてくれる、そんな作品です。
全27話は4部でストーリーが構成されています。弱々しい少年が回を追うごとに強くたくましく成長していき、それに呼応するように操縦するロボット・マシンも強くなっていきます。仲間と共に成長し、やがて世界を守る存在になるであろう彼らの勇姿をぜひご覧ください。
個人的にはカミナ&シモンの生き方はすごくカッコいいと思いますが、それに勝るとも劣らない女性であるヨーコの生き方というものにも私は感銘を受けました。ネタバレになるので言えませんが、物語の中盤で一旦、ヨーコはしばらくの間は登場しないのですが、出てきた後半がめちゃくちゃカッコイイのです。無論、カミナの意思を継いだシモンの諦めない生き方は最高にしびれます。
そして、”守るべきものがあるからこそ、人は強くなれる!”これがこの物語の核心だと私は思います。最終的な選択を迫られ、誰も頼る事ができない局面に際しては”自分を信じる自分を信じろ!”が作品が伝えたいメッセージなのかもしれませんね。
オープニングテーマ「空色デイズ/中川翔子」
1~2部で1番の歌詞、3~4部で2番の歌詞がストーリーに合わせて作られ、オープニングで流れます。
世界観あふれるショコタンのこの曲は観るたびに心に刻まれていきます。
声優さんはヨーコ役の”井上麻里奈”さんが最高にGood!です。カッコカワイイキャラを形作る彼女の声に全員注目☆彡ですよ。
「無理を通して道理を蹴っ飛ばす!」それが本作に出てくるグレン団のやり方ですが、リアルな私たちはTPOに合わせてきちんと使いわけて天元突破!しましょうね。少なからず我が家の中では絶対にNGです(笑)
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