どちらの萌えがお好みですか?あなたの潜在意識が解るかも?声萌え「天使の3P!」VS属性萌え「ブレンド・S」

新年、アニメ増しておめでとうございます!
いつもお越しいただいております皆様、昨年は大変お世話になりました。痛いブログに1年間お付き合い頂き誠に感謝申し上げます。そして新たに当ブログに迷い込んでしまった方々、チロルチョコ1個分ぐらいの価値はあるかもしれませんので?これも何かのご縁と思って少しだけ眺めてくださいね。もしかしたら、何かお目に叶うアニメとの出会いがあるかもしれませんよ。
皆様、本年もどうぞよろしくお願い、痛します m(_ _)m
お正月ということもあり、今回は楽しくもあり癒やされる、”萌え系”作品を2つ、増刊号的に紹介いたします。40代OVERの方々が果たして萌えるかどうかはわかりませんが、これを機にご自身の潜在意識を再確認して見てはいかがでしょうか。もしかしたら自分では今まで気づかなかった属性を知ってしまうことになるかもしれませんよ?怖いですねェ~。でも怖いからといってみんなで観てはいけませんよ。お正月だからと言って特にご家族みんなでのご鑑賞は?まずは一人で鑑賞してからご判断くださいね。
ひとつめの作品は「天使の3P!」(てんしのスリーピース)です。

どんなお話かというと、音楽の曲作りを趣味とする引きこもりの男子高校生と、児童養護施設で暮らすちょっと内気な小学5年生3人組の少女たちとの、音楽を通じての出会いと交流を描いた作品です。彼の創る音楽に共感する彼女たちはネットで彼にコンタクトを取り、初めて彼に会うのでした。そして彼にぜひ、自分たちのガールズ・バンドを立ち上げるのを手伝ってほしいと相談を持ちかけるのでした。彼は音楽での自分のことを認めてくれる彼女たちを受け入れ、彼女たちの実力を観て彼女たちをプロデュースすることを決める。
それは同時に彼女たちの願いを叶えるためでもあった。彼女たちの願いとは、自分たちが育った施設の別館である教会が、施設の規模縮小に伴い手放されることになり、ロック好きのオーナーのために最後に教会を満員の観客で埋め尽くすライブを開きたいというもの。果たして内気な彼女たちは教会を満員の観客で埋め尽くすことが本当に出来るのでしょうか?そんな心温まるプチサクセスストーリーです。ちなみにタイトルの3P(スリーピース)とは、ロック・バンドの3人編成を指す言葉のようです。スリーピースはギター・ベース・ドラムの3人編成が一般的で、ボーカルはその中のいずれかが兼任する形です。
小説家・”蒼山サグ”(あおやま さぐ)さんの同名ライトノベル作品(2012年6月・電撃文庫より刊行)が原作で、2017年にアニメ化、7月~9月に全12話が”BSフジ”他で放送、インターネットではAbemaTV・niconicoなどで配信されました。蒼山さんは2008年に「ロウきゅーぶ!」というライトノベル作品で第15回電撃小説大賞銀賞を受賞している方です。「ロウきゅーぶ!」も「天使の3P!」も少々ロリ的な要素はあります。この作品のキャラクターデザイン・総作画監督は、「灼眼のシャナ」「ゼロの使い魔」「戦国BASARA」「変態王子と笑わない猫」「ソウルイーターノット!」などの数々の作画を担当した”野口孝行”さんで、最近でも多くの作品の作画・総作画監督を務めていらっしゃる方です。シリーズ構成・脚本は、「エロマンガ先生」を手掛けた”雑破業”(ざっぱ ごう)さんです。アニメーション制作は”project No.9”。ジャンルは”ガールズバンド”です。
この作品は人間不信に陥った少年や自分たちの育ってきた環境故に世間体を気にしながら目立たないように生活している少女たちが、互いを認めあって、そこから自らを表現してゆく方法を模索し、新たなことにチャレンジしながら自分たちの限界を超え、成長していくという、とても前向きでしっかりとした物語性のある作品です。人は人のために自分がやれることを一生懸命にやるという善の行為も全面に出ているとても素敵な物語ですね。また、相手を気遣って相手と自分との距離感を測りつつも、自分の気持ちも大切にしようよという、メッセージ性もあるお話で、ちょっとした感動場面もある良作です。私は一度、涙腺崩壊しております。更にジャンルがガールズバンドと言うくらい、作品中には自作の曲がたくさん出てきますので、音楽好きな方にも十分に楽しめるノリの良い作品でもあります。

そしてこの作品、どこに一番萌えるかと言いますと、イラストはもちろん可愛らしいので当然なのですが、更にこの作品のメインヒロイン3人の少女の声が癒されボイスで、非常に萌えます。特にドラムを叩いているそらちゃんの普段のしゃべり方がやばいくらいに可愛い過ぎて、オジサンは参ってしまいました。オジサンからすればロリというよりも、もう孫同然ですね。演歌歌手・大泉逸郎さんの「孫」の心境ですかね。ちなみに、個人的に声萌えNo.1と思うのが一番右のそらちゃんです。
気になる声優さんはやはりメインヒロインの3人ですが、左から五島潤(ごとう じゅん)役/”大野柚布子”(おおの ゆうこ)さん、紅葉谷希美(もみじだに のぞみ)役/”遠藤ゆりか”さん、金城(かねしろ)そら役/”古賀葵”さんですが、3人共若手の声優さんでまだ他の作品での印象に残る主人公役はあまりないですが、今回の癒しボイス枠をきっかけにそれぞれがブレイクしていくかもしれません。そら役の古賀葵さんは昨年?放送のアニメ「魔法少女?なりあ☆がーるず」のヒロインの一人、金髪ツインテールの”はなび”役で少し目立っていた方です。今後の彼女たちの活躍に期待したいところです。
OP「羽ばたきのバースデイ/Baby's breath[五島潤(大野柚布子)・紅葉谷希美(遠藤ゆりか)・金城そら(古賀葵)]」
ED「楔/Baby's breath[五島潤(大野柚布子)・紅葉谷希美(遠藤ゆりか)・金城そら(古賀葵)]」
声萌え派のあなたにはこちらの作品をおすすめいたします。もちろんロリ系好きな方は文句なしな作品かと。おせちもいいけど、萌えアニもネ♡
これに対しまして、ふたつめのおすすめ”萌え系”作品は「ブレンド・S」です。
物語の舞台はとある喫茶店。ただし、そこはちょっと個性的ないわゆる”メイド喫茶”に近いお店なのです。そこで働く女の子はそれぞれが、他の子とかぶらないように属性キャラを演じています。ある女の子は”ツンデレ”キャラ、またある女の子は”妹”キャラ、そして主人公の女の子は目つきがちょっと悪いのと、コミュニケーションが下手なために会話が天然的にドSになってしまうことから、本格的に”ドS”キャラを演じてほしいと店長からお願いされています。
お店には男性もいて、キッチン担当の男性は女子の百合系LOVEが好きというこれまたちょっと個性的な人間。そしてオーナー兼店長兼キッチン担当の男性は、ブロンズヘアのイタリア出身の美男子なのですが、美少女アニメやフィギュアが大好きなオタクでヘタレな属性を持っています。そんな個性的なスタッフが集まる喫茶店「スティーレ」での日常と様々なハプニングが登場する楽しい作品です。
さあ、果たしてこのお店には、あなたの好みのウエイトレスさんが登場するのでしょうか?乞うご期待!女性の方はイケメン店長にご注目くださいね。ちなみに「スティーレ」というお店の名前はイタリア語で”スタイル”を表す言葉のようです。まさしく、名は体を表すと言ったところでしょうか。

この作品は、萌え系4コマ漫画「まんがタイムきららキャラット」にて2013年10月・11月号と2014年3月より連載されている同名漫画が原作です。漫画家の”中山幸”(なかやま みゆき)さんが描いています。2017年にアニメ化10月~12月に”BS11”他で全12話が放送、インターネットのAbemaTVやニコニコ生放送でも配信されました。シリーズ構成・脚本は「天使の3P!」を手掛けたこれまた”雑破業”(ざっぱ ごう)さんであります。アニメーション制作会社は”A-1Pictures”。ジャンルは”コメディ”です。
作品の見所は、思わず笑ってしまう各キャラの日常の出来事とそれに対してのテンポの良い周りのツッコミです。個性は強くとも基本的にはみんな優しい素性を持っていて、それが所々でにじみ出してくる、これまたあったかい物語なのです。そしてウエイトレスの女の子の可愛らしい制服姿は必見です。カラフルな衣装と個性いっぱいの属性キャラ演出でのおもてなしとは、これぞまさしくクール・ジャパン?と思ってしまいます(そんな訳はないですけどね)。
そして、あらためてこの作品で”絶対領域”という神々しい存在の重要性に気付かされるのです。男性にとって絶対領域とは善か悪か?(笑)地下鉄の車両がどこから入ったのかと同じくらい大事なこと?かもしれません(これが解るのは昭和以前の人です)。そしてムズキュン的なLOVEがあったり、なかったりとそんなところも観ていただきたいポイントです。物語の中盤・後半は触れないでおこう、別な属性キャラが登場しますのでそちらもお楽しみに!ちなみに私が好きなキャラはやっぱり一番左のツンデレキャラの金髪ツインテール”夏帆”ちゃんでございます。
こちらの作品の注目の声優さんは当然、メインヒロインの3人です。桜ノ宮苺香(さくらのみや まいか)役(右)/”和氣あず未”(わき あずみ)さん、”日向夏帆”(ひなた かほ)役(左)/”鬼頭明里”(きとう あかり)さん、星川麻冬(ほしかわ まふゆ)役(中央)/”春野杏”(はるの あんず)さんの3人です。彼女たちは3人共23歳という若さ溢れる声優さんであり、やはりこれからの活躍が期待される次世代声優さんたちです。この機会に自分の好きな属性キャラ声優さんは覚えておいて今後の活躍を見守りましょうね!

最後に作品のテーマ曲ですが、今回はオープニングテーマがものすごく中毒性があります。リズミカルな曲調に萌系映像がはまっていて、1~2回観たら癖になり、頭の中で曲がループしだします。そしてこの曲を聴けばブレンド・Sのタイトルの意味もわかるかと思います。アニメの直接のOPはNGっぽいので声優さんのMVバージョンを挙げておきますね。
オープニングテーマ 「ぼなぺてぃーと♡S/ブレンド・A(和氣あず未・鬼頭明里・春野杏)」
※ボナペティートはイタリア語でおいしく召し上がれ!の意味です。
みなさん、今年の年初めはぜひ、萌え系アニメを観て癒されてくださいね。
君にキュン、キュン、キュン、ハートにパンチ、パンチ、パンチな2作品をお楽しみくださいませ。
メイド喫茶にはまだ一度も行ってないけど、生きているうちに一度はクリアしたいと思っている管理人からの業務連絡でした。
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