自分が運営していないYAPC
この8年間自分は常にYAPC::Asiaの運営側にいた。でも今年は違う。初めての経験。
これまでは会場内を走り回り、常に壇上側から来場者達を見て過ごしてきた。去年で引退を宣言して今年はノータッチ…とはさすがにいかずお金等の絡みで一応補助的にスタッフ側にいたけど、これまでの準備期間は時々口を挟む以外は何もせず支度は新運営スタッフに任せたし、当日も一応スタッフTシャツを着てスタッフ側で立ち回った物の基本的にはふらふらとしてるだけで海外ゲストとの調整をする以外は仕事らしい仕事はせず、どちらかというと観客側に近い立場でYAPC::Asia Tokyo 2014を見た。
参加者はいいな
そうしたことによって一つわかったことがある。少なくともLTは観客側のほうが全然楽しいwww 同じスライドを見てるはずなのになー。やっぱり運営者の時のLTの最中はタイムキープとかそういうのを気にしちゃってたから ちゃんとスライドを見えてなかったのかな。
それ以外のトークもただただ純粋に聞いている余裕があるのはひたすら素晴らしかった。
なお、自分が話したトークはこちら。
新運営スタッフはここまでの数ヶ月かなりの努力をつみあげてきたからこそ完璧に近い形で無事開催ができたのだけど、同時にこれまでのノウハウとJPAのリソースを使うことによってだんだん属人性が取り払われつつあるのかな、とは思った。
継承されるノウハウや十分な資金源がなかった5年前のYAPC::Asia Tokyo 2009に同じだけの人数が来たら絶対に破綻してたと思うけど、今年の新運営スタッフは1発目からキレイにできたのは本人達の努力の上にそういう側面があると思う。そういう意味でもっと違う場所で似たようなイベントをやりたい人達はJPAとうまく連携することによってはた目よりはるかに簡単にYAPC::Asia を開催できると思うので、我こそはと思う人は是非連絡してほしいと思う
あと去年までは俺も含めた全ての主催者は トップダウン方式で物事を進めてきたと思う。頂点がいて、あとのスタッフはそれに追随する、という方式。去年からコアスタッフという形式に移行して、その進化形態として今年はかなり主催者の権限を委譲してよりコアスタッフが自分の裁量で動ける形にしたことによって組織としての柔軟性は増していたように思う。
というわけでこれから先将来のYAPCも(万が一、主催する人が変わったとしても)ノウハウやバックアップの体制が以前よりはるかによくなっているので、ちゃんと旗を振る人さえいえればかなり成功の確率が高いものになるだろうと思う。
諸事情により最後までいられなかったんだけど、YAPC::Asia Tokyo 2014、楽しかった 。
この8年間自分は常にYAPC::Asiaの運営側にいた。でも今年は違う。初めての経験。
これまでは会場内を走り回り、常に壇上側から来場者達を見て過ごしてきた。去年で引退を宣言して今年はノータッチ…とはさすがにいかずお金等の絡みで一応補助的にスタッフ側にいたけど、これまでの準備期間は時々口を挟む以外は何もせず支度は新運営スタッフに任せたし、当日も一応スタッフTシャツを着てスタッフ側で立ち回った物の基本的にはふらふらとしてるだけで海外ゲストとの調整をする以外は仕事らしい仕事はせず、どちらかというと観客側に近い立場でYAPC::Asia Tokyo 2014を見た。
参加者はいいな
そうしたことによって一つわかったことがある。少なくともLTは観客側のほうが全然楽しいwww 同じスライドを見てるはずなのになー。やっぱり運営者の時のLTの最中はタイムキープとかそういうのを気にしちゃってたから ちゃんとスライドを見えてなかったのかな。
それ以外のトークもただただ純粋に聞いている余裕があるのはひたすら素晴らしかった。
なお、自分が話したトークはこちら。
- Go For Perl Mongers (スライド)
- オープンソースの開発現場 - Perl 5.20 のSubroutine Signaturesが来るまでの奮闘の軌跡 (スライド)
- Perlあるある(スライド)これはパネラーとして出演
新運営スタッフはここまでの数ヶ月かなりの努力をつみあげてきたからこそ完璧に近い形で無事開催ができたのだけど、同時にこれまでのノウハウとJPAのリソースを使うことによってだんだん属人性が取り払われつつあるのかな、とは思った。
継承されるノウハウや十分な資金源がなかった5年前のYAPC::Asia Tokyo 2009に同じだけの人数が来たら絶対に破綻してたと思うけど、今年の新運営スタッフは1発目からキレイにできたのは本人達の努力の上にそういう側面があると思う。そういう意味でもっと違う場所で似たようなイベントをやりたい人達はJPAとうまく連携することによってはた目よりはるかに簡単にYAPC::Asia を開催できると思うので、我こそはと思う人は是非連絡してほしいと思う
あと去年までは俺も含めた全ての主催者は トップダウン方式で物事を進めてきたと思う。頂点がいて、あとのスタッフはそれに追随する、という方式。去年からコアスタッフという形式に移行して、その進化形態として今年はかなり主催者の権限を委譲してよりコアスタッフが自分の裁量で動ける形にしたことによって組織としての柔軟性は増していたように思う。
というわけでこれから先将来のYAPCも(万が一、主催する人が変わったとしても)ノウハウやバックアップの体制が以前よりはるかによくなっているので、ちゃんと旗を振る人さえいえればかなり成功の確率が高いものになるだろうと思う。
諸事情により最後までいられなかったんだけど、YAPC::Asia Tokyo 2014、楽しかった 。