紙飛行機(井上陽水のカバー)。
既に公開済みの『吉田拓郎のカバー(夏休み)』と、『海岸通りカバー(イルカバージョン)』が、意外と好評だった為、今回はいよいよ井上陽水の登場である。
この紙飛行機をカバーするに当たり、『陽水ライブ(もどり道)』に収録されているライブバージョンと、陽水のセカンドアルバム『センチメンタル』に収録されている曲を自分なりにミックスさせ、アレンジ等を経て完成した『紙飛行機』。
この紙飛行機はわたし自身10代の頃から歌い込んで来たため、わたしのレパートリーの中では代表作の一曲となっている。
若い人には馴染みのない曲であるが、わたしと同年代(フォーク世代)を生きて来た人たちからすれば、実に懐かしく当時の陽水ブームを思い起こす事だろう。
『ライブもどり道』は当時(1973年)にリリースされミリオンセラーを記録し、ライブLPとしては、オリコンチャート歴代1位のセールスを誇っている。
井上陽水の原点がこのライブアルバムに集約されていると言っても過言ではないと思う。この紙飛行機を歌い込んで行くうちに、いつしか陽水の高い音域に近づく事が出来、陽水のオリジナルKeyそのままで歌い込めたのは、やはり猛練習を積み重ねた結果である。
あれから数十年の歳月が流れ、今の病弱なわたしに当時と同じように歌いこなせるかと言えば、それは愚問と言うもの。心肺機能が極端に落ちてしまった現在では、ワンフレーズ歌っただけで、息も絶え絶えで、当時を彷彿とさせるような真似は出来ない。
この紙飛行機を後輩のバンド仲間に聴かせたところ、ドラムスとベースが入れば完璧と褒め称えられた事は言うまでもない。
出来ればPCで聴いて頂きたいところだが、モバイルユーザーも多くいるであろうから、ヘッドフォンを使用して聴いて頂ければより一層臨場感を味わう事が出来ると思う。
ギター:三好清史
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