2013年05月22日

限りなく零に近い分母>>無常の世界

こんにちは。

ええ・・唐突ですが小説家の村上龍さんは数学の極限を知ってあの『限りなく透明に近いブルー』を書いたのでしょうか?それともただ単にたまたま数学的用語を使っただけなのか?いや逆から言うと数学用語、というか数学そのものが文学的である、といっていいのかもしれません。意外にこれが・・・。

数式x分1のxを限りなくプラス側マイナス側から零に近づけていけば・・・例えば適当にプラス0.0…1やマイナス0.0…1など代入してみると・・・。あるいは、中1で習う反比例の式をイメージしても分かるように・・・・・。そう、どちらも、ゼロに近づけば近づくほどプラス側はプラス無限大に、マイナス側はマイナス方向へ無限大へ伸びていきますよね。

これって人生の無常を感じませんか?
限りなく零に近い分母>>無常の世界

両者がほぼ同一化したといって良いくらい歩み寄ったとき、、つまり限りなく零に近い値となったとき(限りなく透明に近づいたとき)両者はもう無限大まで離れ離れなってしまっている・・・じゃあ、いっそのこと分母を零にしちゃえばって?いや~それはダメです。数学の恐るべき掟に背信してしまうんですね(分母零を認めると数学的に不都合が起こる場合が出てくる。だから証明問題のときなど分母が零でないことをいちいち明示しなくちゃならんのですね。 )。 逆に引き離す数を無限に代入すると、双方が零に限りなく近づいていくという・・・。

なんだかね、方丈記的な気がするんですよ・・・・。ゆく川の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたはかつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし・・・。

 ”you can't always get what you want. 邦題:無常の世界” The Rolling Stones



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Posted by いっきゅう  at 16:04 │Comments(0)塾長のひとりごと。

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