2024年12月30日

チ。地球の運動について-2024年末一気見

おひさしぶりです。
早いもので2024年もいよいよ明日が大晦日。
我々の地球号は公転の軌道を2023年の年末から一周してきました。

チ。地球の運動について-2024年末一気見

とうわけで、昨日、録りだめた話題のアニメ「チ。」を一気に観ました。いやおもしろい!!一級のサスペンスだ。だれしも観るべき哲学アニメだ。(今年印象深かった「葬送のフリーレン」も良かった。これも哲学的)

物語は天動説が支配していた中世の欧州。「人が住むこの地は神が宇宙の最底辺として作りそのまわりを天空が回っている。
現世=地球に生きるというのは苦行であり、教会に教えに従っていれば、死後は美しい宇宙=天国に行くことができる。」だがその教えに逆らうことをすれば、異端者、悪魔に魂を奪われたものとして捉えられ、拷問、あげくに火刑にされうるという暗黒の時代。

しかし、宇宙を観測して天動説に矛盾があることに気づくものが少数だがその世界に点在している。彼らは秘かに研究しているするのだが「密告」により捕らえられたりもする。それでも地動説を証明しようする天才が時代を超えて存在し、迫害を受けながら、命がけで真実に迫ろうとする。彼らの存在は教会が唱える世界観を根本からひっくり返すため、教会の配下の憲兵による取り締まりは過酷で容赦ないのだ)
(ガリレオやコペルニクスら地動説運動は超有名な史実ですねE pur si muove:それでも地球は周ってる」
チ。地球の運動について-2024年末一気見



チ=地、知、血。


チ。地球の運動について-2024年末一気見
一体何故?命を懸けてまで研究するのか?ひとりの主要人物が「自由を求めている」と語る。「自由」という概念は後時代の市民革命運動からつくりだされるともうのだけど、当時でも「自由」=不条理な束縛からの解放という意味で知恵あるもの=真理が見えるものはたしかに持っていたのと想像に難くない。

生きること大変な人にとって非科学的宗教が救いになることもある。一方、真理があれば、どんな目に合おうとそこに向かうのがまた人間の姿のかもしれない。私たちが当たり前に思っていいる、かつて「科学」や「自由」は命がけの知性によるものだと忘れてはならない。現代の日本では地球の自転・公転は中学理科で当然のように習いますね。過去の賢者の血・知によって得られたわれわれ人類共通の何事に代えがたい見識であると塾生に強調しています。


チ。地球の運動について-2024年末一気見

さて2025年は相変わらず世界も日本も未解決の大問題を抱えながら迎えることになるのだけれど・・相変わらず愚かな争いが絶えないのだけど、人間の持つ知性を信じたい。

チ。地球の運動について-2024年末一気見


ではでははいいお年を!!





Posted by いっきゅう  at 16:33 │Comments(0)中学理科宇宙のニュース休日の過ごし方いっきゅう

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