木を植えるタイミングは竣工間際ですが植える位置は最初に決めています。木の位置を決め車の場所を決めてから建物配置を決める順は、秋山設計道場へ通うことで身に付けました。
道からの見え方。家の中からの見え方。木がどのように住む人とそこを通る人へ影響を与えられるかが大切。木が植わる下に配管は通せないなど植える位置は最後ではなく最初に決める。木の位置を後から考えるのは制限が多すぎて、人へ与える影響を制約することになってしまいます。
最初に計画していても50センチ、1メートルと植える位置を変更せざるを得ないことはあります。ただはじめに計画しているか後からの計画なのかは全く異なる設計です。
そして計画していた位置に木が植わりました。すると土地と建物に不思議と息吹が感じられるように思えてきます。命が宿ると言うか血が通うと言うか木が持つエネルギーを肌で感じられる瞬間がありました。
虫、枯れ、落ち葉など手間のかかる生き物であってもそれ以上に与えてくれる大きなコトあるなあとしみじみ感じます。やっぱり木は良いですね。
▼立派なヤマボウシが入りました
▼道路向かいにあるお宮さんの木たちとのコラボがいいね
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