床張りを終えたあとは天井板張りが始まっています。板を張るのはリビングダイニングの天井。化粧として現しになる構造梁の間に杉板を張って行きます。
板は同じ幅のようでコンマ何ミリの違いや、板同士を嵌めこむ加減に強い弱いがあれば、梁で分断された板の目地が若干ずれてきます。そのずれを生まないように目地の通りをいちいち確認しつつ張る作業は職人技。
板が張られる天井はそれ以外の天井高さより上げてあります。キッチンやトイレ、通路等が2.2メートルに対して2.45メートルに。3尺の等間隔に掛けてある化粧梁は梁成を合わせてあります。構造計算をした上で梁成を決定した設計がようやく形となってきました。
そして窓枠。杉の窓枠になります。綺麗且つ主張がないデザインにするため無節にしています。窓を開閉するときに触り、置きものをちょっと飾るなど窓枠が無垢材だと気持ちがいい。経年変化が楽しめるのもまたいいです。
これから造作家具をつくり階段がかかっていきます。少しずつ家らしくなる現場は完成が待ち遠しいです。
▼一枚一枚と丁寧に張っていきます
▼窓枠の角部分が綺麗に納まってくれた
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