1円でも安いのに越したことはないけれど、通勤、現場の途中、近所と「いつもの」がパターンとしてある。「いつもの」はお店の感じがキレイで良い。公道から出入りがしやすいなど自分が気に入っているから馴染みの店を利用するのです。
価格上昇は建築コストも同様で、ウッドショックで値上がりした木材費は一部を除いて今後もだらだら横ばいで行く感じがします。コロナ前の価格には戻らなく待ちの体制を取っていても、ずるずると家づくりは先送りになるだけです。
またメーカー価格は毎年上がっていて、給湯器やIH、エアコンなどの住設は顕著です。屋根断熱材で使用しているボード状断熱材や、造作家具で使用している集成フリー板等は昨年と比較して2~3割は高くなっています。
土地探しから相談もらうケースや、何らかの都合で気に入った工務店とのやり取りが1年以上経過するなど、「いつもの」工務店価格が、昨年と比較して2~3割上昇している可能性は大きいです。
途中段階で工務店から価格のことを聞いていたとしても、実際にプランがまとまり詳細見積もりで自分の家の金額が手元に来るまで本当にわからない。それだけ金額幅があります。
今やることは家づくりにかける予算を自分たちできちんと決めることです。そして工務店にそれを伝えることです。「ぼられるかもしれないから100万円安めに言おう」ではだめなのです。
要望はたくさんあって当然のこと。それを設計担当に伝えて優先順位を自分たちでつけられることが予算をブレさせなくします。
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