満開のサクラが散りはじめて最初の状態を振り返る

例年より数日早く開花したヴィンテージハウスのソメイヨシノ。頼成に移ってから4回目の開花でこれまでと比較して今年が一番綺麗に咲いてくれています。

最初の年に咲いたサクラを見た感想は「寂しい」でした。満開に咲くサクラは気持ちが昂るイメージがあったため、ちょびちょびと枝に付く花びらはいい感じとは程遠いもの。そこからは毎年のように手を加えて整えていきました。

一番効果が高かったのは防除の回数でしょう。4~9月までの合計6回を月一ペースで散布して来ました。木の高さがあり上の枝まで薬剤が届くように、途中で高圧噴霧器を購入したのが効果絶大だったかもしれません。

その他サクラの株元付近にあった杉垣根の丈を詰め、日当たりに支障のある大きい松を伐採しました。サクラに届くように太陽を当て風通し良くして周辺を整えます。

サクラの木そのもの枝のせん定は1年目のみ庭師さんにお願いしています。せん定をして整えても割と暴れる樹木のようで放任で伸ばし、余程絡む枝だけのせん定で十分と聞いています。4年目の今回もせん定はしていません。

庭木は植えてしまえば終わりとはならず、また放任し過ぎていてもダメな生物。手を掛けすぎず手を掛ける。と言うか気にかけて見てやることがいいようです。

1年でも長く良い状態を続けて次の世代へ引き継げるサクラにできるように、これからも管理して行けれたらと考えています。

▼2018年のサクラ
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▼2019年のサクラ
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▼2020年のサクラ
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▼2021年のサクラ
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