黄木あじみとは、アニメ、ゲーム『プリパラ』の登場人物である。
所構わず落書きをする、擬音まじりでしゃべりまくる等、
やることなす事ハチャメチャでとらえどころのない
ぶっとびアイドル。
会話の端々にアート関係のダジャレが混じる。
チャームはポップ、チャームカラーはブルー。
所構わず落書きをする、擬音まじりでしゃべりまくる等、やることなす事ハチャメチャでとらえどころのないぶっとびアイドル。会話の端々にアート関係のダジャレが混じる。見た目も言動も子供っぽいが実はパプリカ学園の美術教師。年齢不詳。
北条コスモとは学生時代からの知り合いで、様々なデザインコンクールで賞を奪い合ったライバル。もう一つの顔はプリパラ内の正義を守る「プリパラポリス」の捜査員。チャームはポップ、チャームカラーはブルー。
やることなす事ハチャメチャでとらえどころのないぶっとびアイドル。会話の端々にアート関係のダジャレが混じる。
見た目は幼いが実はパプリカ学園の美術教師。
チャームはポップ。好きなブランドはキャンディアラモードモア。
シルエットはシーズン2の1クール目のOPにもひびき、ふわりと一緒に登場していたが、2クール目のOPでは他2人が姿を現した一方、あじみはファルルと差し替えられてしまっていた。
名前 | 黄木あじみ |
---|---|
誕生日 | 11月3日(文化の日)[1] |
血液型 | A |
チャーム | ポップ |
好きな食べ物 | チキンライス |
口癖 | ダ・ヴィンチをはじめ、芸術関連用語を語尾につける。 |
CV | 上田麗奈 |
『プリパラ 2nd season』からの新キャラクター。
プリパラデビューしたての新人アイドル。破天荒でエキセントリックな性格。
極めてマイペースな芸術家で、奇声を発しながら手当たり次第に落書きをする彼女を止めることは何人たりとも不可能。
芸術家の名前、画材、その他アート関連の用語を組み込んだダジャレが口癖で、特に「ダ・ヴィンチ」を多用し、彼女自身もレオナルド・ダ・ヴィンチを尊敬している模様。
また出身はプリパリ近くのペルサイユらしく、話の展開に合わせてそちらにいることも。
プリパラポリスの話題をらぁら達がしていたところに偶然通りかかったことから、あじみがプリパラポリスであるという誤解を受けるが、その芸術家ならではの観察眼をハム先輩に認められ、実際にプリパラポリスの相棒となる。そのような経緯からか1人称は「ポンカン(本官)」を用いることも。なお、らぁら達からの係長呼びが事実だとすると、就任早々警部補クラスになっているというすごい昇進具合である。
ハム先輩が全くしゃべらないこともあって彼との関係性はよくわからないが、彼のハムスターホイールの回転運動がレオナルド・ダ・ヴィンチの「ウィトルウィウス的人体図」の回転でイメージされる何らかのインスピレーションを与えているようだ(あじみ曰く「ハム先輩のダ・ヴィンチ・コード」)[2]。一方ハム先輩もあじみが死んだと誤解された時は人一倍ショックを受けてハムスターホイールを逆走するなど親しく感じているようではある。
これまでのプリパラのどのアイドルをも超えるその強烈なキャラクターは、24.5時間テレビを完走した紫京院ひびきすらたった一度のライブで激しい頭痛を訴えるほどで、プリリズ時代からの歴戦の視聴者でさえも同様の症状に陥った。
後述の通り2年目終盤にいろいろ過去が明らかにされたものの、依然として唐突にフルーツを売りにやってきてモモを素手で握りつぶすなど行動の読めない謎の存在のままである。
長らくソロ活動が主体だったが、3年目終盤に神アイドルグランプリへの挑戦を目指し北条コスモ、ななみとともに「Q・P・COSMIX」、宇宙に行ったななみに代わりちゃん子を加えた「うっちゃり☆ビッグバン・ズ(UCCHARI BIG-BANGS)」などを結成した。
ステージ衣装は「Candy Alamode more」、
メイキングドラマは「チョキチョキ!ぬいぐるみ王国!」
私立パプリカ学園の新任美術教師。3rd seasonからはらぁらのクラスである小学部6年5組の担任も務めている。外見はらぁらと同じくらいの身長の少女にしか見えないが、飛び級した天才チビッコ先生とかそういうのでもなく、北条コスモと同年代の20代の大人の女性のようである(公式には○×才とのみ言及されており正確な年齢は不明)。ただ本人も多少気にしてはいるようで、みれぃに年齢について突っ込まれた際は「ふにゃ~ん、年の話はNGダ・ヴィンチ」とはぐらかしている。この姿勢はファンブックのお便りコーナーでも変わらず、本編で多少過去描写があったとはいえ、コスモと同年代以上の情報は本人の口から明かすつもりはないようだ。…がアニメ誌の彼女のフルーツ語尾時代の設定画が12歳と紹介されていたのである程度察しはついてはしまうわなにをするやめ…
ただし関連グッズでファッション誌などで名前の後ろについているあの表記は、北条コスモがⓈなのに対し彼女はⒸである。
容姿・性格ともにプリパラの内外でほぼ変化はなく、ハチャメチャな言動はアイドルとしてのキャラづくりではなく、あくまで自然体である。しかし一見自分の強固な世界に籠っているように思われる彼女だが、年長者や教育者としての自覚はあるようで、その観察眼はひそかにまわりの人物に対しても向けられており、稀に状況に応じた適切な助言をすることも。このようにほとんど他者に対しては善意しか向けていないようだ。
学校での授業においても言動はいつも通りで、授業中に窓から空に飛び立ってしまうなど一人で学級崩壊している。そのため大神田校長はもちろん生徒からの評判もすこぶる悪い。担任を持ったため行うことになった他教科に関してはまじめに仕事してんだかしてないんだか、といった様子である
北条コスモはかつて共にプリパリでファッションデザイナーとして学んだ、親友にして最大のライバル。
プリパリモード学院を卒業して以降の7年間、世界中を旅してデザイナーとして修業を積み、コスモと決着をつけるべくパラ宿へとやってきた。
3DSのゲーム『プリパラ めざせ!アイドル☆グランプリNO.1!』では主人公(プレイヤーキャラ)がデザインを行うからか、はたまた登場したばかりなので掘り下げとキャラアピールの必要があったのか、らぁらに次ぐメインストーリーの進行役を務めている。そのため、本編では発売時点では比較的他のキャラと関わることがないのに対し各キャラとの絡みも多く、また彼女自身の心情などもある程度明らかに見てとることができる。
またその影響でゲームオリジナルコーデも彼女の「Candy Alamode more」に属することに。
なお次回作の『プリパラ めざめよ! 女神のドレスデザイン』では早々とプリパリに行ってしまい、基本的には緑風ふわりや紫京院ひびきとセットで登場する。とはいえ前作の主人公との交流についてはきちんと覚えているようだ。
3作目の『アイドルタイムプリパラ 夢オールスターライブ!』では本編には全く絡んでこないものの、北条コスモと同様前作にはなかった個別シナリオが存在し、先生らしい姿も見ることができる。
レッツゴーギャンレッツゴッホ レッツゴーギャンレッツゴッホ
よろしクレヨン ムンクり ダンテ フィンセント・ファン・ゴッホ
ルネ・マグリット ラファエロ
創作意欲 カラヴァッジオ セザンヌ ダダダダ・ヴィンチ 歌川国芳 歌川国芳
カミーユ・クローデル カラヴァッジオ 雪舟 ダダダダ・ヴィンチ 歌川国芳 歌川国芳 筆記用具
喜多川歌麿 エドガー・ドガ ダ・ヴィンチ ポアン よろしクレヨン
前述の通り黄木あじみはペルサイユ出身で、家庭の事情は不明だが現在から10年前はよその家にフルーツをもらいに入るという生活を送っていた。ちょうどそのお屋敷の所有者の娘に当たったのが、あじみはくるくるちゃんとよんでいた女の子である。
ところがくるくるちゃんは、自身がお金持ちであるということでしか自分には価値がなく所詮この世は嘘と偽りだらけ、と思い知らされるような裏切りにあって閉じこもってしまった。くるくるちゃん自身はあじみとは実のところ全く面識がなかったのだが、あじみはまさにその光景を目撃してしまったために彼女を元気づけようとわざわざ家まで踏み込み、おどけて友達になろうとしたのである。
くるくるちゃんは前述の経験もありこれに激しく抵抗を感じたのだが、あじみは何とか心を開いてもらおうと必死に彼女とかかわりを持とうとした。その結果くるくるちゃんは外の世界に何とか出られるようになり、あじみはさらにそんな彼女の行く先にまで着いて行ったのである。
その際にイパリアで出会ったのがレオナルド・ダ・ヴィンチのウィトルウィウス的人体図であり、この経験は芸術家の道を志すきっかけになるという形であじみ自身にも強く影響したのだ(後述の語尾が切り替わるタイミングがここである)。
なお、ここまでの記述はあじみから見た視点であり、くるくるちゃん本人がどのように感じていたかは……
真中らぁらが南みれぃに友達の存在と語尾を取り戻させたことをきっかけにプリパラが元通りになりつつある一方、紫京院ひびきはセレパラというイレギュラーの一要素としてシステムに排除されることとなり、それを助けに入った緑風ふわりとともに存在を抹消されようとしていた。
…………というとてつもなくシリアスな状況に相変わらずひびきと友達になろうと駆けつけたあじみ。いつも通りこれを避けようとするひびきだったが、ふわりにたしなめられあじみも抱え込もうとする。
と、ここまではよかったのだが、ここでまさかのキセキともいうべき事態が起こる。
ひびきの膝があじみの額に盛大にきまってしまい、そのショックであじみが語尾を失ってしまったのだ。ここであじみがきれいなあじみになった結果、ようやくひびきは今まで全く伝わらなかったあじみの本心を初めて知ることとなり、赤の他人からと口では言いつつ、誤解が招いた十年来の逃避行が遂に完結することとなったのである。
…が、次回はじまりのチャームベルのキセキの力であじみは元通りにされてしまい、二人の関係がどうなっていくかはまだここからである。
※以下ネタバレを含みます↓
結局二人の関係性は変わらず、相も変わらず一方向的な交流になってしまっていたあじみとひびき。
しかしそんな二人の関係性に転機が訪れる。神アイドルグランプリで対決することになった二人だが、律儀にあじみたちのライブを最後まで見届けたひびきが瀕死の状態になってしまったのである。そんな状況になってるとはつゆ知らず、次にライブを控えたひびきたちのもとにやってきた真中らぁら達。そこでついに安藤玲の口からあじみに、はっきりとひびきが語尾が苦手であることを告げられたのである。
あじみはついに自分の語尾がひびきを苦しめていたことを知り号泣し謝罪、語尾を封印することを誓い、ひびきはそれを聞き届け、あじみを赤の他人から友達のまたいとこの飼っている犬の飼っているノミ族の友達の王様に昇格させたのであった。
が、あまりにも語尾を我慢したあじみはどんどんふくらんでしまい、最終的に爆発。結局この誓いが守られたのはほんの一瞬のことであったものの、真実を知った善意の塊であるあじみがひびきとどのような関係を築いていけるかはまだここからである。
上述の通りあじみを特徴づけるのがその口癖で、みれぃの「~ぷり」ですら耳が受け付けないひびきが彼女と会話したらと考えると同情するレベルでハチャメチャなものとなっている(さらには公式からは”聴くのが疲れルソー?”…ということでCDの視聴動画にあじみの箇所のみ字幕を付けられることに)。さらに彼女が語り手を務める回想では、よりによってみれぃに語尾をダ・ヴィンチに統一する編集が行われてしまった。
上述の7年間の修業のうち、いるだけで勝手に語尾が付くゴビ砂漠[3]で鍛えたと述べているが、あくまでも「さらに多くの語尾をゲットしたダ・ヴィンチ」という発言通り、同じ回ですらそれ以前からも「~ダ・ヴィンチ」などは普通に使っている。というか後述の通り、ジャンルが違うとはいえもともと語尾を多用するので、本人にとっては路線変更と大して変わらないのかもしれない。
詳しく見ていくと、語尾で一番最後に来た文字が語頭に来る芸術用語をダジャレでひっかける…に限っているわけではなく、まだ語尾でなくても途中でひっかける、逆に芸術用語をもとの形がわかる程度に語頭を削って語尾にひっかける、単に語感が似ているものを続けて繰り返す、またはそれにそのまま置き換える、さらには一度ダジャレをひっかけた後その語尾にさらにダジャレを続ける、逆に先にダジャレから入って本題に入る、ダジャレというよりもはや頭韻や脚韻のレベルになっている、七五調のリズムに乗せて延々と続ける、前後の文脈と全く関係なく唐突に芸術用語を発する、と実に多種多様(まれにまったく芸術と関係ないものも入っており、語呂がよければ何でもいいんじゃ疑惑が…)。
おまけにダジャレとは無関係な語尾や文のつなぎ、イントネーション、擬音、にゃははーやルルルルルル(他の様々な語尾を差し置いてレインボウ・メロディー♪の名せりふ&名ごび集でダ・ヴィンチと肩を並べてしまった)といった奇声など独特の口調をしており、実はなかなか再現するのが難しいものとなっている(ところがショウワノートから発売しているプリパラのすごろくには、止まると彼女のモノマネをしなければいけないという鬼のようなマスがある)。こんな難解なしゃべり方なので、小説では地の文に読者もセリフを読み飛ばしただろう、などと書かれてしまっている。
こうした語尾に関しては脚本に加えて声優である上田麗奈によるアドリブによるものも多く混じっていることが明かされている。というか中の人もとうとう実際のライブで彼女を演じきってしまった。
ダジャレに関しては一応今まで出てきたものを列挙していくと
ついになのかようやくなのかはわからないが、彼女が言葉を発することが1話を通して一度もなかった最初の回がここである(一応ひびきのイメージの際にうっすら「逮捕ダ・ヴィンチ」というセリフはあったのだが、クレジットに未表記のため過去回からの流用などと思われる)。
登場はしてるが、ダ・ヴィンチ、シスレー、クールベといった既出の語尾のみ。
といった具合である。
なお頻度から見ると、ダ・ヴィンチを筆頭にアンリ・マティス、イーゼル、ゴーギャン、ターナー、ミケランジェロ、ルノワールあたりが上位に来る語尾と思われる。
コスモとプリパラモード学院で共に過ごした日々のさらに3年前、つまり本編の10年前の彼女は当時の見た目、および黄木あじみという名が体を表すかのごとく、主にフルーツを中心とした語尾の使い手であった。
というか今からすれば、はじめて彼女の言動が明らかにされた時にすでに出ていた本官をポンカンと呼ぶ1人称も、芸術関係のダジャレを徹底したその言動のために取り立てて触れられることがなかったものの、かつての名残だったのではないかとも考えることができる。というか物語的には実際そうだった。
ちなみに当時のあじみは、アクセントの位置が現在より若干前気味などイントネーションも微妙に違うものとなっている。
フルーツ語尾は現在においても若干違和感は覚えながらも自在に使い分けられるようで、以下のように82話にてくるくるちゃん相手に約1分間、文字にしておよそ400字弱しゃべり倒してしまった。
くるくるちゃん?ニャハ~!ニャハハ!
ジャンヌパイナップルでスイカッカッカッカ!
ジューシッシッシッシ! うふふフルーツ!なっしっしっシング!
久しぶりあんドリアン!懐かしイーゼルじゃなかった懐かしイチゴ!
あじみラクルフルーツ確信もったのシナノゴールド!
フロム プラムペルサイユ!久しぶりのふるさとの食べ物おいしくてお肌ピーチぴち!
ポンカンのこと覚えてなイチジク?
あの頃は 楽しかったアーモンド!
あれあレモン?あれあレーズン? あらあライチ?
返事がないけドリアン聞こえてるのか夏みかん?
聞こえてマスカット?もしもシークヮーサー?
アッポウ ダ・ヴィンチ!パラ宿に帰国したら遊びに行くグミ!
レッツゴー マンゴー! レッツゴー レッツリンゴ!
レッツ ゴールデンパイン! いざパラ宿!いザクロ パラ宿!
いろいろ大変だったみたいだけドリアン、力になるいよかん!また楽しくやれるいよかん!
実際のところ内容自体は、
くるくるちゃんですか?
(感激のあまり心を躍らせ笑いながら)久しぶりですね。懐かしいです。私は今頃になってようやく確信が持てましたよ。
こちらはペルサイユからなのですが、久しぶりに食べた故郷の食べ物がおいしいので、お肌がもうぴちぴちになってしまいました。
私のことを覚えていませんか?あのころは楽しかったですよね。
あれ?返事がないようですけど、もしかして聞こえてませんか?聞こえていますかー?もしもーし?
ああ、そうだ、パラ宿に帰国したら遊びに行きます。さあ、いざパラ宿に……という感じでしょうか。
いろいろ大変だったようですが、私も力になります。また楽しくやりましょう。
という具合で、ようやく思い出せた幼馴染を懐かしむとともに、これまでの経緯を知って力になりに行こうと申し出る、という旧友にあてるのには極めて普通の電話である…語尾以外。
さらに3年目に入ると、状況に応じてこちらのモードに切り替えることもしばしばみられるようになっている。
こちらに関しても列挙していくと
といった具合である。
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最終更新:2024/12/23(月) 10:00
最終更新:2024/12/23(月) 10:00
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