年齢とは
生まれてからの経過年数である。
毎年誕生日に否応なしに1つずつ増え、死亡した時点で止まる。
例:「年齢20~35歳くらいの身元不明の遺体」「彼女は年齢不詳だ」
プロフィールの一種とされる場合もある。
年齢には大きく分けて数え年と満年齢がある。
数え年・・・誕生日とは関係なく1月1日に全員が1歳年をとる数え方。生まれた時点で1歳になり0歳は存在しない。古くは日本はこちらの数え方であったが、明治期に満年齢が採用され、今では占いや宗教行事などにしか用いられない。
満年齢・・・誕生日を起点に次の誕生日が来たら1歳年をとる数え方。(法的には誕生日前日の満了で1歳増える)2月29日生まれの人は4年に一度しか歳を取らない・・・ということはなく3月1日か2月28日をもって歳を1歳とっている。
脳年齢、肌年齢、精神年齢など実際の年齢とは異なる概念が語られることもある。
学校などは基本的に同じ年齢同士がひとつの学年として教育を受ける。
年齢の離れたもの同士だとその時代の様々な意見を聞くことができる反面、ギャップも起きやすい。
この点は「ジェネレーションギャップ」の項目が詳しい。
80年代、90年代、00年代など、その時々に生まれ育った環境のアニメや漫画作品、思い出などを同年代で語り合ったり、反応させることでホイホイ・踏み絵として用いられる場合もある。
(例)80年代ホイホイ、90年代ホイホイ、おっさんホイホイなど。
身体的には20歳前後が最も成長を迎えた活発な状態といわれるが、外見だけなら若々しい人もいる。
年齢が増すほど何かしらの経験も増えていくが、身体は全盛期や成長を通り越して老化するため「齢だな」「年は取りたくない」といった皮肉や自虐も定番(?)のセリフである。
死亡した年齢は享年(きょうねん)とも呼ばれる。(享年85歳など)
寿命・病気・事件・事故・災害といった死因を問わず、こちらは年齢が固定され変わることはない。
非常に高い年齢まで生存した場合は祝われるが、100歳でも元気で健康年齢なじいちゃんもいれば、寝たきりで日常生活どころか会話も困難といったケースもあるなど複雑である。
国や時代、戦争・気候・災害・環境汚染・貧困によって平均寿命が低い地域もある。
生誕××周年といった場合は享年に限らず増え続ける。年齢ではないが。
(例)エジソン生誕100周年
家族や仲の良い友人などが突然亡くなることもあるため、メールや電話でも話せるときに話しておく、大事なことを伝えておく、一緒に写真を撮っておくといざという時に後悔がなくて良いかもしれない。高齢者の場合は死後や葬式に備え遺言などを託す例も多い。
ピンポイントな年齢数値だけでなく、呼称によって大まかな年齢を推測することができる。
小学生 / 中学生 / 高校生 / 専門学校生 - 大学生 / 大学院生、 会社員 / 公務員
所属・性別なども付与されやすい。 (例:男子中学生、女子高生、おばちゃん等)
入場料・入園料・運賃・使用料・購入料金など、子供料金や学割、高齢者割引が使用できる場合がある。
酒・タバコ・エロ本などの購入、運転免許の取得や結婚、投票や立候補の条件資格にもなる。
年齢を重ねると同時に、貯金や人生経験・現場経験・知識などを着実に積み重ねていくとかなり強い。
体力 | 時間 | お金 | 経験・知識 | 判断力 | |
子供 | ◎ | ◎ | × | × | × |
大人 | 〇 | × | 〇 | 〇 | 〇 |
老人(定年後) | × | ◎ | 〇 | 〇 | × |
※お金に関しては、一定の貯金額があるものとして仮定。
若いころは、厨二病謎の万能感を感じたり、カッコつけて失敗する黒歴史事例も多い。
世間知らずな万能感から高校を中退する人もいれば、バカッターやバイトテロなどでバズるどころか見事に炎上・自爆して悪い意味で有名になってしまい、退学・就職困難になる人もいる。
テストで100点なんて取らなくていいから少しは勉強しておこう。暗記法なども役立つ。
少年法など年齢だけで犯罪に対する刑罰を軽減サービスされているといった問題もある。
悪い意味で実年齢=精神年齢とは限らない。
固定観念がズレたまま子を持ち、虐待や宗教の押し付けを行う毒親や、年齢を重ねても好かれる腰の低い老人もいるのだが、中には責任の押し付けや手柄の横取り、上司への媚びへつらいで生きてきた事から誇るものがなく、薄っぺらなプライドで周囲や若者に対して傍若無人な老害のような大迷惑な例もある。
日本では少子高齢化・高齢化社会のため、高年齢の比率は上昇しつつあり、年金問題や若者への負担が大きいといった問題がある。
高齢になるほど身体機能(体力・判断力)が低下するため、詐欺・犯罪といった被害にも遭いやすく追いつけない、特徴を覚えていない、近所でも迷ったり深夜に徘徊してしまう、高齢者運転による事故なども大きく取り上げられている。
個人の嗜好によって「中学生以上はババア」「30歳以上はなぁ…」等と好みで乱暴に分けられてしまう事例もある。
日本の企業は年功序列を採用している場合が多く、雇用年数や年齢のある人間の意見が重視されやすい。
若者や新入社員の意見が通らない、いくら優秀で功績を挙げても「若いから」という理由で十分な昇給・昇進がない(やりがい搾取でごまかす場合も多々)、サービス残業だらけ、有給休暇を許可しないといった権利剥奪、無理難題や効率の悪い方法を押し付けるといったひどい企業もある。
極論を言えば、労働基準法や社会を知らない無知な若者を洗脳して搾取し放題である。
違和感や理不尽を感じたら「調べるのは面倒」とか言わず必ず調べる、黙って従わない選択も非常に重要。(この点は年齢に限らず様々な分野に応用できる)
「マリアさんじゅうななさい」「安倍菜々さんじゅうななさい」など年齢をネタにされるキャラクターもいる。
ケンシロウが18歳などとてもそうは見えないキャラクターもネタにされることがある。
アニメマンガに於いてはキャラクターが年をとることがない、という場合もあり、そのようなことを「サザエさん時空」と言う。ちびまる子ちゃんなどに至っては舞台である70年代から頑なに動くことはなくスマホのような現代の物品は登場しないことはもちろん、とっくに合併消滅した清水市や亡くなった西城秀樹も健在である。
もちろん作中で季節が着々と進み、進級や卒業をするといった展開の作品もある。
妖怪や神、それに近いキャラクターは年齢が800歳とか異常な年齢であったり、にも関わらず見た目は若い女性であったり、設定上は72歳とまぁまだわかる年齢だが青年の見た目をしていたりすることもある。単純に不死身・不老不死といった設定もある。
見た目が幼女なのに20歳~平均寿命以上などはロリババア、合法ロリと呼ばれる場合もある。見た目500歳で幼女とかお前のようなババアがいるか。
回想シーンやタイムスリップなど、その時代の年齢性格の異なる既存のキャラクターが登場する、子孫や先祖なのに自分と年齢が近い、××年後の自分自身といったギャップや対比を楽しむものもある。
身長差のほか、年齢差などのギャップ萌え、萌え要素を意図したものもある。
「年齢の高低、世代」を理由に行われる差別のことである。エイジズム(ageism)。「え~27歳なのにアイドルやるの~?ババアに需要なんてないよ~」「これだからゆとり世代は」「いい歳こいてまだなかよし読んでるの~(笑)」などは年齢差別に当たる可能性がある。あまり人種や性別による差別と違ってまだ意識されることは少ないが、ニコニコの規約にも
第4条 サービス利用時の禁止事項
利用者による本サービスの利用に際して、以下の行為が禁止されています。
・・・とあり、性別などと並んで年齢による差別的な表現行為も禁止されている。
また、年齢による嫌がらせはエイジハラスメント(エイハラ)と言われ、例えばもしPが27歳のアイドルに30歳になったらアイドルを引退することを、本人が辞めたくないのに強要したりしたらエイハラになるかもしれません・・・
ちなみに「子供っぽい」というのは多くの場合批判的に用いられるが、世界の半分で救い主とされている男性は
という言葉を遺している。
国会議員の平均年齢は55.5歳(2023年現在)であり、80代のおじいちゃんもいる。
昭和のノリが抜けきらず、世襲議員など常に周囲が忖度してきたことからパワハラ・セクハラといった概念に適応できず不祥事・失言も多い。
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最終更新:2024/12/19(木) 18:00
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