囚人Pとは (シュウジンピーとは) [単語記事]

『囚人P/猫ロ眠』(シュウジンピー/ネコロミン) とは、VOCALOIDを用いた楽曲を制作しているP(プロデューサー)の一人である。小説家でもある。男性。

→VOCALOIDのプロデューサーの一覧

概　要

使用VOCALOIDは今のところ「初音ミク」と「鏡音リン･レン」と「巡音ルカ」で、プロデューサーデビューは『脱獄』(おそらく2008年 7月頃)^[1]。

【鏡音リン】　　紙飛行機　　【コラボＰＶ】もう一つの囚人でランキング上位に上がったこともある期待の囚人である。

なお、1作品だけ自作品の歌ってみたの投稿があるが、代理投稿であり本人が歌った訳ではない。

VOCALOID作品だけでなく96猫やバルシェ、アホの坂田、いのっち等の歌い手とのコラボ作品も手掛けている。

2012年 5月29日、書籍『囚人と紙飛行機少年パラドックス』（PHP研究所）で作家デビュー。

2013年 2月27日に発売されたCD『夢の続き/鈴木このみ』(TVアニメ「さくら荘のペットな彼女」OP)のc/wに
『囚人 -Paradox 2013-』が収録されるなど、幅広い活動をみせている。

2013年 10月4日からオンエアされたTVアニメ「フリージングヴァイブレーション」OP曲『AVE NGE WORLD/鈴木このみ』とED曲『世界は疵を抱きしめる/鈴木このみ』の作曲を担当。作詞は共に畑亜貴氏。

同CDのc/w曲『OP.0/Chant-LA』の作詞・作曲も担当。
“Chant-LA(シャントラ)”とは、歌・鈴木このみ×詞曲・囚人Pによるユニット名。鈴木このみ氏をモチーフとして囚人が書き下ろした新作ストーリー「シャントラ-絶対依存の歌姫-」をイメージした楽曲である。「シャントラ-絶対依存の歌姫-」は、2013年 12月14日より月刊コミックジーンに連載。漫画は木虎こん氏が担当。

2014年 2月16日、Chant-LA第2弾楽曲『思い出遣り』PVをYouTube 公開。同月18日、niconico 公開。

2015年 8月28日、ビジュアル小説(電子連載ノベルス)『ゼロマキナ架空蛹をシーエは撃てない』(PHP電子)発売。囚人Pは原作・音楽を担当。総監修・キャラクター原案・デザイン: Deino, キャラクター: シーエ・エレメチア(CV.堀江由衣)担当。

2016年夏、囚人Pがシナリオを担当したiOS・Android端末向けアプリ「感染×少女」配信予定。

P名の由来

2作目のタイトル『囚人』から命名されたのだが、これも処女作のタイトル(脱獄)があってのことだろう。

作　風

PV 仕様の作品が主体なのでPV 派生は少ないが、元からの歌詞・調教・音楽の良さを生かし、現在まで根強い人気を維持している。

代表的な作品として、『囚人』『紙飛行機』がある。これら2つは、囚人側(レン)視点と紙飛行機側(リン)視点というコンセプトで制作されている。絵師のイラストを使用した静止画 PV 風の動画で、歌詞及び画像内容からユダヤ人の迫害 ^[2]を基に作られたと思われるが、囚人Pによって明言されているわけではないので、これは実際に聞いてもらった上での視聴者の想像にお任せしたい。

また、鏡音レン及びリンの歌声については「感情がこもっていて良い」という意見と「調教が下手」という意見で二極化してしまっており、そのようなコメントも動画内に多々見受けられるが、これは個人の主観によって左右される点なので、どちらの意見とも鵜呑みしないように。

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^現在は削除されてしまっており、修正版のみが視聴可能となっている。
^アウシュビッツ強制収容所での惨劇など。

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