回答(6件)
良い質問です。お尋ねの文は、「繰上げ構文」というものになっています。次の書き換えで理解できると思います。 It is easy to remember his name. ='His name' is easy to remember '↖'. つまり、his nameが主語の位置に「繰り上げられています」から、'↖'の位置は、常に空けておかなければならないのです。そういう構文です。 amebaブログ内❝『分詞構文は動名詞だった!&ミルミル解決、英語の疑問』(320 blogs) ❞に詳しい説明がありますので、引用いたします。大切な知識となりますので、お読みになるとよいでしょう。 問:【This lake is dangerous to swim in in July.という文で、inが2つも続いていいのですか?】 答:説明します。以下の'↖'という印は、「ここから前置詞の目的語が主語の位置に移動していきました。常に空けておいてください」という意味になります。次の書き換えをご覧ください。 ・「七月にこの川で泳ぐことは危険だ」 It is dangerous to swim in this lake in July. (It=to以下、名詞的用法) ≒'This lake' is dangerous to swim in '↖' in July.➡「繰上げ構文」です。 「この湖は7月に泳ぐには危険だ」 ここで、疑問は解決したと思います。 to swim in '↖'はdangerousを修飾する「副詞的用法」となります。inが2つ続いているわけではなく、this lakeが主語の位置に移動して行った結果、たまたまinが残り、その次にたまたまin Julyが来ているだけで、問題はない語順です。 このように、後ろから目的語の名詞を主語の位置に移動させる構文を「繰上げ構文」と呼びます。例。 /It/ is easy /to work with Mary/.➡このto-不定詞は名詞的用法。 「メアリーと一緒に働くことは楽だ」 ⇅ (a) 'Mary' is easy to work with '↖'.➡このto-不定詞は副詞的用法で、「繰上げ構文」。 「メアリーは、一緒に働くには楽だ➡一緒に働きやすい」 この(a)の文を繰上げ構文と呼びます。withのあとに'↖'があります。'↖'は常に空けておく、というルールがありますから、覚えておきましょう。 なお、「繰上げ構文」が可能な形容詞は、人による「難易度、安全度、快適度」などについての評価・判断を表す形容詞に限られています: dangerous、hard、important、impossible、interesting、pleasant、safe、tough「つらい」が主な形容詞です。 また、形容詞の中には、上記のようにIt isを用いた書き換えはできなくても、「繰上げ構文」のように用いられるものが時々あります。 ・'This novel' is too long for me to read '↖'. 「この小説は、私が読むには長すぎる」 ・'This skirt' is too tight for me to wear '↖'. 「このスカートは私がはくにはきつすぎる」 以上、「繰上げ構文」の'↖'の存在をご理解いただければ幸いです。お疲れ様。
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至急とのことなので、簡潔に説明しますね。 "His name is easy to remember." という文では、"his name" が主語であると同時に、"to remember" の目的語でもあるんです。 もし普通に言うなら、"It is easy to remember his name."(彼の名前を覚えるのは簡単だ)となります。これを変形して、"His name is easy to remember."(彼の名前は覚えやすい)という形にしているわけです。 つまり、"his name" が既に文頭に出ているので、"to remember" の後ろにもう一度 "it" を置く必要はありません。むしろ、"His name is easy to remember it." としてしまうと、目的語を二重に置いていることになり、文法的に間違いになります。 この構文は「tough構文」や「easy構文」と呼ばれる特殊な形で、主語が不定詞の目的語になっているのが特徴です。 他の例で確認してみましょう。 - "This book is difficult to read."(この本は読みにくい) - "English is fun to learn."(英語は学ぶのが楽しい) - "That song is hard to sing."(その歌は歌いにくい) どれも、主語が不定詞の目的語になっているので、不定詞の後ろに代名詞は置きません。 急いでいるようなので、とりあえずこれで理解できたでしょうか。もし分からない部分があれば、また聞いてくださいね。
あったらダメ。 日本語でも 「彼の名前は覚えるが簡単です」 であり、 「彼の名前はそれを覚えるのが簡単です」 っておかしいでしょ。