回答(4件)
先日は、以下のような回答してしまいました。反省したいし…。 確かに佐野厄除大師の他にも、川崎大師や西新井大師など「厄除大師」と呼ばれる 寺院がありますが、大師とは弘法大師です。真言宗の開祖の空海をそう呼びます。 仏教とは此の世の苦しみから解脱して極楽浄土を目指す成仏思想ではありますが、 真言宗では此の世で得る仏からの御利益を大切にする現世利益の思想もあります。 家内安全・商売繁盛・学業成就などや厄除開運は、現世利益の思想に基づきます。 でも各地を見まわすと、厄除をしてくれるのは弘法大師ばかりではないようです。 大きな慈悲の心で救いの手を私達に差し伸べてくれる観世音菩薩の「厄除観音」や 人々を苦しみから救済するため現世に留まる地蔵菩薩の「厄除地蔵」もあります。 大師は弘法大師に違いないと、絶対視すると恥ずかしい思いをします。
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「大師」というのは高徳な僧の死後におくられる諡号で まぁ所謂…最高の位です ですから仏教の宗派に関わらず ◯◯大師といわれる僧がいるわけですが ご質問の「厄除けしてくれるところは、なぜ大師がつくの?」は 皆さん神や仏にお願いしたい時 やはり有名なところや 霊験あらたかなところにこそ ご利益があると考える傾向があり ただの僧に縁のある寺より 「大師号」を賜った僧に縁のある寺でご祈祷を受けたほうが ご利益がありそうに感じ 近隣の方がこぞって訪れるから その地方では超有名になり ご質問さんの様に 厄除け=◯◯大師が常識 と勘違いしてしまうのだと思います 蛇足ですが 佐野厄除け大師は天台宗の良源さん縁のお寺で 御本尊は薬師如来です
大師とはもともと仏教の僧侶が、 朝廷からその功績を認められ与えらる称号で、○○大師といわれます 有名なのが、 弘法大師(空海/真言宗) 元三大師(良源/天台宗) 他4名を日本の6大師と呼びます 上にあげたお二人は、それぞれ大衆から民間信仰されるほどでした 影響力があり、 人を救い、仏の教えを助け、強烈な霊力を持った存在と映ったようです 大師様は、災難がないように心に寄り添う観音様に繋がると、人々の心には映ったのではないでしょうか 現代、民間でお大師様と言えばほとんどが、弘法大師を指しますが、 ご質問の一例の 佐野厄除け大師(惣宗寺)は、 天台宗、元三大師様のことになります 補足までです
うちは天台なので、元三大師様がお亡くなりになった正月1/3に、お坊さんが毎年角大師のお札をお持ちくださいます こんなのです 玄関に貼ります
「佐野厄除け大師」など 厄除けで知られる寺院の名前に 「大師」とついているのは弘法大師 (空海)という人物に由来しています。(˶ˊᵕˋ˵)⸝✩ 弘法大師は平安時代の高僧で 真言宗を開いた人として知られています。 霊力があると信じられ、厄除けや 病気平癒などの祈願にご利益があると されてきました。 そのため、弘法大師を祀る寺院では 「○○大師」と呼ばれることが多く 厄年の人が参拝する場所として親しまれています。名前に「大師」がついているのは 弘法大師の加護を受けられる場所という 意味合いがあるからです。 厄除けを願う人々にとって、こうした寺院は 昔から心の支えになってきました。 今日でも初詣や節分といった節目の行事には 多くの参拝者が訪れ、厄を払い 新たな一年の無事や健康を願う 大切な習わしとして受け継がれています。