青木編集長の「感染症診療の原則」の広義は、原則ゆえにベーシックなお話ですが、「一番効いて(聞いて)欲しい人は会場にはいない」ということがあります。興味がない。聞いても変わらないということもありますが。
肺炎球菌ワクチンやインフルエンザワクチンは一般に高齢者や基礎疾患のある人(免疫低下など)に推奨されていますが、この病原体から守られるべき人たちこそ、ワクチンの効果が得られにくいという問題がありま . . . 本文を読む
青木編集長、新しい本の書評などを頼まれ、付箋紙とペンを片手にせっせとよんでいます。
最初から「時間がかかります」と出版社にはお伝えしてあります。
1.5cm の厚さの本は読むのに10日かかりました。
全部読まないとかけないからです。
「うーん勉強になる」 といいながらページをめくっています。
次の本はその2倍以上の厚さがあります。
皆様、辛抱強くまっていてください。
作業はしばらく続きます . . . 本文を読む
ある患者さんが受診をしました。
咳が続いているのと体重が減っている、発熱が続く、が主訴です。
この場合、ティアニー先生のパールで落としてはいけないのは「がん/結核/HIV」ですね。
この方は年齢は若い外国人で、出身国ではHIVや結核が流行している地域でした。
HIVと結核はまず検査が必要です。
患者さんは英語が通じません。そして日本語は片言です。ニコニコしているのでどの程度わかっているのかが . . . 本文を読む
検索等でみつかる英語の医療情報の多くは米国発ものが多いのが実際です。
英語以外の文献も読めればいいなあと思うことはしばしばですが、なかなか手を出せないでいますこの先もきっと難しい。
翻訳機能等を駆使してムニャムニャがんばります(^^;)。
噂情報のサーベイをしている国では、英語以外にも中国語をはじめとする多言語メディアを網羅するようスタッフを確保しているそうです.
(つい最近も中国のSNSで「S . . . 本文を読む
十年一日のごとく、全国行脚人生を続けてまいりましたが、最近、挨拶して下さる先生がたが、自分の教え子の教え子という事が増えてきて・・。
分かっていますが、やはり年取ったな・・・と感じる編集長です。
先日も名古屋の中部労災病院で講演したら、終了後、うら若い女医さんが挨拶して下さいました。聞けば、自分が20年前に指導した聖路加国際病院小児科レジデント(現・新潟大学小児科教授)の斉藤昭彦先生のお弟子 . . . 本文を読む
編集長、3日は北九州。抗真菌薬の話です(ひさしぶりかな?)
山口先生はじめタフな皆さんの集まり♪ 関心ある人はぜひネットワークにつながってください。
第15回北九州総合診療研究会 ICD制度協議会のHPに掲載されてました
ブログはこちら
会期:平成24年3月3日(土曜日)13:00~16:00
会場:パークサイドビル 9F「会議室」 北九州市小倉北区堺町1-6-13 (TEL . . . 本文を読む
「コンドーム使わないセックスありました?」ときかれて「まったくありません」と言い切れる人が少ないため、HIVの場合は(頻度は低いにしても)そうか、感染の機会もあったかもしれない、と思う訳です。
B型肝炎もどうようです。特に日本人は子どものときに予防接種をしてもらえていない子どもが多いため、「ワクチンしてなかったんですか?」と聞くのは酷な状況です。(診察室でワクチンがあったんですか!と泣き崩れる当 . . . 本文を読む
フランスでは医療者であっても麻疹の予防接種が徹底されていないという報告を読んだことがあるので、この症例の情報を読みながら、そのあと大丈夫だったのかなあ、、、と考えました。
MEASLES AMONG HEALTHCARE WORKERS: A POTENTIAL FOR NOSOCOMIAL OUTBREAKS
Eurosurveillance, Volume 16, Issue 2, 13 J . . . 本文を読む
水痘エンデミック国(常時流行国)では、のちのちの帯状疱疹のことが心配だ・・・ということを先に記事にしましたが、水痘が流行し続けることで他にもいろいろ問題が生じる、、、の例としてこどもの脳梗塞がありました。
小児科の先生方から情報をいただきましたので(いつもありがとうございます)この機会に勉強しようと思って調べてみました。
小児のことはなかなか手が回らないのでこのような機会はとてもありがたいです。 . . . 本文を読む
昨日のニュースで興味深かったのは2つ。
1つは大学生の4人に1人は「平均」がわからない、ということ。
いまは、大学生になることじたいはそんなに難しくないので、特別な知識層ということではないのでしょうけれど、これが国民全体かもと考えるとウウムとなりますね。たしかに、分数の計算ができない、漢字かけない、英語の過去形からないという人は大学生でもそう珍しくありません。
しかし。ニュースの数字の理解とか . . . 本文を読む