事業仕訳を契機に開かれるらしい漢方フォーラムが12月10日に慶応大学であります。
http://lohasmedical.jp/blog/2009/11/post_2191.php
長期療養が必要な病気では、ぱっきりすっきりいかない症状なども多く、西洋医学以外のことにも長けている若い先生方がいろいろ助けてくださいます。
青木編集長が漢方で特にお世話になっているドクターはふたり。
日本医大東洋 . . . 本文を読む
今回の選挙でながーい間の体制とはまったくことなる「新しいもの」ができたのだから、それまでとはまったく違うような状況になってもおかしくないのだ、ということを理解していない人が多数います。
仕訳議論の映像が流れるのは、「ああ、この国はもうギリギリのところまできているんだ」を理解するのに役立っていいのかな、です。
昔栄華を極めた大国が、今どんな状況になっているのか。
ローマにはじまり、スペイン、ポル . . . 本文を読む
日本では山のようにオーダーされ、米国ではあまりされない検査にCRPがあることは感染症を勉強しはじめて知ることです。
反対もあります。
今回エイズ学会のために招聘した米国の講師がHIV陽性症例のマネジメントで行っているある検査で、日本のHIV臨床ではほとんどされていないものがあります。
それはAnal Pap Smearです。(米国から帰国したドクターたちはやっているんでしょうか?)
HP . . . 本文を読む
感染症コンサルタントが感染症になりまして、学会場その他でご心配をおかけし、また周囲に濃厚接触感染不安をまきおこしすみませんでした。
ホテルのエレベーターでは、編集長がコホっと咳をしたら、同乗者のひとりが数秒でサージカルマスクをつけました。(おお!すばやい)
何をおもったか「いや~新型インフルはきついね」とつぶやく編集長。
※注 診断されたわけではありません
同乗者が10cm右にずずっとずれま . . . 本文を読む
本来は使い捨ての心カテ器具を使い回したためにC型肝炎の院内感染がおきた事例で、医師・放射線技師・臨床工学士が業務上過失致死容疑で書類送検されていましたが、不起訴となりました。
「感染源や感染経路が特定できず、使い回しとの因果関係が立証できない」ことなどから起訴を見送った
病院の最終報告書では、「感染の原因については、感染時の使用器材・器具が現存しないため、断定は不可能であったが、圧トランスデュ . . . 本文を読む
インフル騒ぎで忘れられたHIV感染症。もともとの人手不足とインフル対応のためにエイズ検査を縮小している保健所もあるそうです。
「自発検査」の数は実は2008年から横ばい・減少傾向が各地で把握されています。
インフルエンザと同じく、分母は何?が大切です。HIV検査数が増えれば陽性も増え、検査が減れば陽性報告も減るという傾向はいくつかの研究・発表で指摘されています。
では、今後検査の母数をどうや . . . 本文を読む
エイズ学会2日目です。鳥居薬品さんスポンサーの青木編集長座長ランチョンセミナーで岩田先生が「HIVケアとインフルエンザ」のお話をしました。
今まで聞いたインフルエンザの話のなかで一番明快でした。
話題はいろいろありましたが、会場が一瞬しーんとなったのは
「わからないことがあるという前提が大切。
わからないことがあるときに、断言するような物言いはしないことが大切。」
過去にそのような発言をし . . . 本文を読む
名古屋国際会議場ではエイズ学会、化療学会&感染症学会の地方会があり、出店の本屋さんでは感染症関連の本を手に取ってみることができます。
今回は下記の本を購入することにしました。
1冊目。性感染症はちょうどよい、新しい、日本語の本が無くて困っていたのですが、皮膚科系で新しい本をみつけました。
1冊でわかる性感染症 (皮膚科サブスペシャリティーシリーズ)文光堂このアイテムの詳細を見る
次は、電車の . . . 本文を読む
先日でかけた高知大学で、最初にお話した「感染症対策で重要なこと」として、「思考停止にならないこと」をあげました。
思考停止になると必要性や根拠が不明なものいいが増え、また誰かのせいにしがちになります。
公衆衛生はもともと「西が強い」「変化は西から」といわれるそうですが、兵庫県から「考えた」結果の新しい動き。
■兵庫県が新型インフルでの学年閉鎖基準を撤廃・休業期間も変更
新型インフルによる休業で . . . 本文を読む
名古屋で日本エイズ学会がはじまりました。
新しい治療薬の話などもありますが、この学会では多職種のお話もきけて明日からの診療を考える上で参考になる情報があります。
今日は東京医大病院の医事課の方が発表された演題がとてもインパクトがありました。医事課の方が感染症系の学会で発表!です。すごいです。
日本では薬剤料の算定を切るという動きが1992年からはじまりました。
最初は「1処方あたり10剤以上 . . . 本文を読む