感染症診療の原則

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東京都看護協会 感染管理コース 第3期生のかたへ

2007-03-30 | 青木語録
皆様、ご卒業おめでとうございます。 新しい職場でのご活躍を祈念しております。 職場で煮詰まったら、空を見上げて深呼吸です。 石○島の感染管理の専門家、○嶺先生も、ICDとしての仕事の傍ら飛んで居られます。 (写真はクレアさんから。ただし空中浮遊しているのは、石○島の呼吸器専門医ではありません) . . . 本文を読む
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似顔絵とモノマネ

2007-03-30 | Aoki Office
(特派員報告) 東京は昨日、桜がぱーっと咲きました。卒業式と入学式の季節だなあと感じます。 今日は東京都看護協会の感染管理認定看護師コースの卒業式。北は岩手・南は沖縄から入学した27名がご卒業です。 まだ認定試験が終わっていないので「おめでとうございます!」と大声では言えないのですが、半年のトレーニングのために単身赴任した人(ダンナさんがお子さんのお弁当まで作れるように成長したそうです)、赤ちゃ . . . 本文を読む
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変な推薦状

2007-03-29 | 青木語録
妙な推薦状を書いた事があります。 静岡のある病院に優れた女医さんがおられました。感染症に興味があり、優れた師匠のいる海辺の病院に入門を希望しました。しかし何しろ人気抜群の道場でもあり競争率も激しかったのです。その女医さんに自分が推薦状を書きました。推薦状はざっと以下のとおりです。 昔あるところに、、、ではなく、あるERに、糖尿病による慢性腎不全のため血液透析をしている60台男性が来られました。 . . . 本文を読む

休日

2007-03-28 | 青木語録
この写真をご覧になって「ローマの休日」を思い出される方は、かなりの映画通ですね。オードリー・ヘプバーン扮する王女様がこわごわと、この石像の口の中に手を入れる様子。石像に右手首を咬み取られたふりをして王女をからかった新聞記者(グレゴリー・ペック)。。。 最近は休日に古い映画のビデオを良く見ます。「怒りの葡萄」「十二人の怒れる男」を見て、ヘンリー・フォンダのファンになりました。白黒なので、それだけカ . . . 本文を読む
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恐竜もインターンも (その3)

2007-03-26 | 青木語録
「この写真は何だ!」と思われるでしょうな。何しろ紐閉じの古めかしい「書物」ですから。 これは、実は自分が1979年、沖縄県立中部病院インターン時代にウイリス先生の講義に出席して得たHandoutなのです。出席者にしか貰えないので、一生懸命出席しました。皆勤賞でしたので全頁あります。(これは結局出版されたのかしら?) 発熱、呼吸数などバイタルサインの見方から、基本的な電解質異常、関節炎の見方など . . . 本文を読む
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恐竜もインターンも (その2)

2007-03-25 | 青木語録
宮里不二彦先生: 自分が沖縄県立中部病院における初期研修で影響を受けた内科指導医と言えば宮里不二彦先生も挙げなければなりません。MKSAPの得点では、いつもウイリス先生と互角からそれ以上の成績を挙げられていた、総合内科の雄といった先生でした。 心臓の話をすれば、米国の循環器内科専門医もたじたじ、ウイリス先生の得意分野である神経内科はいつもMKSAPでウイリス先生以上の得点、、、といった方でした . . . 本文を読む

恐竜もインターンも

2007-03-24 | 青木語録
恐竜もインターンも最初に出会ったものを親と思ったり、Role modelにする、、と聞いた事がありあす。(情報源:ジュラシックパークPart1) 卒後研修で、自分が最初に出会った内科医の一人がクリストファー・ウイリス先生でした。沖縄県立中部病院で教育にあたっておられたウイリス先生にお会いしたのは1979年、まだ沖縄では琉球大学の医学部が無く、自動車が右側通行であった頃です。 教育回診や昼のLe . . . 本文を読む
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バイキンマン

2007-03-24 | 青木語録
以前も書いたかも知れないのですが、古いアルバムを整理したら懐かしい写真が出てきたので紹介します。 以前、宮古島に居りました時、時間を見つけては(時間はあり放題でした)県立宮古病院に入り浸りまして、仲間の医師達と過ごしていました。すると 当時の院長先生の高江洲先生から抗菌薬の整理を頼まれたのでした。離島ゆえ、色々な大学や施設から応援の先生が来られては、種々の抗菌薬を薬局に揃えさせて、、という事が . . . 本文を読む

続ける事

2007-03-24 | 青木語録
本日、滋賀県に伺います。サーベイランスについて、お話をするのですが、今回、資料を色々と見ておりまして続ける事の重要性を改めて痛感した次第です。 SHEAという米国の医療疫学協会とでも訳すべき団体のJournalにICHEというのがありますが、この4月号に「血流感染症、この15年」というタイトルのメキシコの論文が載っていました。 さすがに10年ほど前に「サーベイランス」そのもののコンセプトを群馬 . . . 本文を読む

正面を見よう。

2007-03-22 | 青木語録
以前、アメリカで訓練を終えて診療と教育に燃えていた時に、諸処の事情で沖縄県の離島でハンセン氏病の療養所で働く事になりました。 医師は内科医の自分と皮膚科の園長先生のみ。園長先生は施設長として恒常的に出張されていたので、当直は連続。270名ほどの高齢者の家庭医として3年間過ごしました。 赴任当初は、自分と同じ奨学金で研修を終えた先生がたが、華々しく大きな病院や大学で活躍されるのを横目で見ながら何 . . . 本文を読む
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