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今年の「かわいい」
doramao.hatenablog.com
どらの頭の中で考えている事をちょっと提示してみますよ、という記事です。 最近はお仕事として記事を書いてばかりでしたので、それ未満のお話をツイッターで流したりしてましたが、残しておくのも良いなと思ったので久々コチラに書きます。ちゃんとした結論はないです。 ■前提 野菜ジュースは食物繊維など大事な固形成分が取り除かれたり、加熱でビタミンとかが壊れるから栄養分が残ってない、野菜のかわりになんかならない。そんな噂(?)や情報がある程度広く共有されている。そんな話がある事自体が前提。 それを踏まえたメーカーからのカウンターの記事とかもある。 どらは、ビタミン等の栄養素の補給はできるし、有形成分を取り除いていないタイプであれば、その他の野菜由来成分もとれるだろうね、というスタンスで著書で言及していたりする。 ■野菜ジュースは栄養素を効率良く摂れるのか 最近の野菜ジュースメーカーの広告で、野菜ジュースは
すごいぞ!やさいーズ 子どもと野菜をなかよしにする図鑑 (Orange page mook) [ KAMAKIRI ] ジャンル: 本・雑誌・コミック > 絵本・児童書・図鑑 > その他ショップ: 楽天ブックス価格: 1,458円 どうも久しぶりです、どらねこです。 最近は管理栄養士成田崇信としての活動が多いのですけれど、心は今でもどらねこです。 先日、どらも共著に名を連ねる「各分野の専門家が伝える子どもを守るために知っておきたいこと」がでたばかりですが、今度は監修本が発売となりました。 「すごいぞ!やさいーズ」とはどんな本なのか、どらの目からみたやさいーズのヒミツを紹介しようと思います。 ■どんな本なの? 幼児から小学校低学年までをターゲットにしておりますが、野菜嫌いに悩む親御さんにもオススメです。 なぜかといいますと、大人ページも巻末に用意されているからなのです。 −一例を紹介しましょ
どらも執筆に参加した本が7月25日に発売となります。 https://www.amazon.co.jp/gp/product/4895958981 こんな豪華な名前にどらが混じっていていいの?なんて気持ちにもなりますが、編集の方がいいのだとおっしゃってくれたのでどうどうと紹介いたします。 校正用の原稿で読ませていただきましたが、とても良い本です。子供のためだけでなく大人にとっても役に立つような項目もありますので、ぜひ手にとっていただければと思います。 個人的には第4章の「教育」がオススメです。どらの項目はブログ読者様には予想がつくと思いますが、「砂糖」、「玄米」、「マーガリン」です。これも畝山さんが書けばよかったのでは?というのはいってはいけません。 ■目次 第1章 育児 自然分娩が一番いいの? 母乳じゃないとダメ? 体罰って必要でしょうか? ホメオパシーをすすめられました 紙オムツやナプ
「健康食品」のことがよくわかる本 作者: 畝山智香子出版社/メーカー: 日本評論社発売日: 2016/01/12メディア: 単行本この商品を含むブログ (5件) を見る 食品安全情報ブログでお馴染み、畝山さんの新刊を読みました。 前作「安全な食べものってなんだろう?放射線と食品のリスクを考える」については以前書評をかいておりますが、前作同様読み手をある程度選ぶ本だと思いました。 予備知識がない方がタイトルを見て手にとっても、あーわからないとすぐに戻してしまいそうな印象はあります。 畝山さん自身、薬剤師の方に読んで欲しいとおっしゃってますし、どらねこも栄養士の方に読んで欲しいというような、それぞれ食品や体内で生理作用を発揮するような成分と健康についてお話しする立場の人に読んで欲しい本だといえるでしょう。 なので、「健康食品のお話をする機会のある人が健康食品のことをわかるために読んでおくと良い
どうも、どらねこです。 管理栄養士パパの親子の食育BOOK 乳幼児から高校生まで! 管理栄養士パパの 親子の食育BOOK (専門医ママの本・番外編) 作者: 成田崇信,オオノ・マユミ出版社/メーカー: メタモル出版発売日: 2015/07/25メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (3件) を見る 朝日新聞の書評欄に取り上げていただいたり、購入してくださった方がお友達に紹介してくださったりと、どらねこの宣伝力不足を補っていただいております。 さて、出版を記念イベントとして、毎日メディアカフェにてトークショーを行うことになりました。 えるかふぇとコラボ企画で、かわいいイラストで知られる小児科医の森戸先生や翻訳者のナカイサヤカさんとわいわい楽しい話をさせて頂く予定です。どらに興味のない人もきっと楽しめると思います。 申し込みは下記の告知を参照してください。 モフニャン!
ネタ記事です ■マグロ9皿分 先日、なんとなくテレビを眺めていたらいわゆる健康食品の宣伝が流れてて「またいつものやつかぁ」なんて思っていたら、あんのじょういつものパターンなんだけど例えがあまりにもアレだったので感心をしたのでした。 内容はこんな感じです。 私たちの体を若々しく保つのにたいせつな栄養素DHA、1日の必要量1g*1をとるためにはマグロのお刺身だと9皿分も食べなければなりません。 それが「○○」(いわゆる健康食品の商品名)なら1日わずか6粒で、1日に必要なDHAをとることができるんです! なるほど、9皿分も食べるのは難しいからサプリメントでとりましょう、というわけだ。納得、納得・・・していいの? ここで納得しては業者さんの思うつぼです。 マグロはDHAが豊富な食品であるというイメージ*2がありますが、DHAは多価不飽和脂肪酸に分類される油であり、赤身のような脂肪の少ない部位にはあ
『管理栄養士パパの親子の食育BOOK』も発売から3週間、読んでくださった方からは概ね高評価をいただいており、嬉しいかぎりです。 子育て中の親御さんに役立つ本、というコンセプトで書いておりますので、ニセ栄養学的なものや食育の問題点を追求するような内容はあまり入れないようにしております。 そこでブログでは補足として、本の性格上入らなかった、栄養や食育の問題点などにも言及してみたいと思います。 ■なんのための食育? 今回は『第1章 Q4 1日3食とらないとダメ?』で説明した、子どもの食事と栄養の特徴について、今の食育ではあまり配慮されていないことについて考えて見ました。 このQ&Aでは、どうして子どもはキチンと3食をとる必要があるのかを述べていますが、だいたいこんな理由です。 成長するために、子どもはたくさん食べる必要があります。体の大きさの割に栄養をたくさん必要とするのですが、消化吸収するため
■ドキドキ 『管理栄養士パパの親子の食育BOOK』が本日発売となりました。 地方に住んでいるのでまだ店頭に並んでいるところは見ていないのですが、ツイッターにて「売っていたよ」と画像付きツイートで報告をいただだいております。こういうのとっても嬉しいですねぇ。 皆様の期待を裏切らない出来になっていたかどうか、評価が下されるのはここからですので、本当にドキドキしております。 購入して下さった方の率直な感想、お待ちしております。 ■今後のこと 各項目について、ページの都合やコンセプト、対象者を考えて割愛したものや採り上げなかった内容、詳しい解説などブログ記事にしたいなぁと思っております。 皆様からの要望なども参考にしようと思っていますので、何かあればコメントやツイッターにてお願いします。 では皆様よろしくお願いします。モフモフ
■管理栄養士パパの親子食育BOOK 本を書きました。2015年7月25日が発売予定日です。 http://www.amazon.co.jp/dp/4895958825 ニセ栄養学を批判するような本ではなくて、親子向けの実用的な栄養と食事の本なのですが、ちょっとした応用行動分析の手法を採り入れた食事環境の提案をしてみたり、コラムの内容はブログ読者がニヤリとしてくれるような内容を盛り込んでみましたのでブログの読者にも喜んで頂けるのではないかと思います。 自分の中でのキャッチフレーズは、アンチ食育栄養士の食育BOOKでして、「○年間待って下さい。本当の食育をお見せしますよ」と、現在の食育に見られる問題と考えられる点に対し、ようやく批判だけで無くどらねことしてまとまった形で提案ができたと思ってます。 ニセ栄養学と呼ばれるような根拠のない健康栄養情報に対しても、そもそも不安が解消されれば手を伸ばす必
どうもお久しぶりです。久しぶりでブログの書き方を忘れてしまっているどらねこです。お仕事も一段落したのでリハビリもかねてちょっとした更新です。 ■牛乳は牛の血液からできている? 牛乳について調べ物をしていると「牛乳は牛の血液からできているんだよ」という話を良く目にします。中には「牛乳は牛の血液からできているので、牛乳を飲むのは牛の血を飲むようなものだよ」という、いやんと思ってしまうようなものまでありました。 確かに、乳腺細胞には栄養や水などが血管を経由し血液から供給されるわけですから、血液由来というのはおかしくもない表現ではあります。しかし、それは殊更強調される必要のある情報なのでしょうか? 血液由来といえば、涙もそうですし、汗もそうです。おしっこだって血液由来といえるでしょう。解剖生理学的知識としては知っておいて損のない情報ですが、これが実生活での牛乳を評価する上で何か参考になる情報かとい
この記事は旧ブログどらねこ日誌に2009年4月28日掲載した記事を体裁を整えほぼそのまま転載したものです。 最近さっぱり更新していないくせになぜ今頃?と疑問に思われそうですが、言及先の人が最近牛乳有害論の本を出したそうなので、こういう人ですよと紹介するための再掲でした。表現等稚拙なところもあるかと思いますがご了承下さい。 ■佐藤章夫さん この方、牛乳有害論の老舗で牛乳だけでなく現代的生活は体を害するというスタンスで独自の健康情報を配信し続けていらっしゃいます。 貴重などらねこ日誌読者のMAMORUさんから、彼の運営する「生活習慣病を予防する食生活http://www.eps1.comlink.ne.jp/~mayus/index.htmlというwebサイトを斬っていただきたい」というご要望を頂きました。どうやら高糖質食で糖尿病が良くなるという主張もされているようです。当該ページをチラッと見
しばらく更新しておりませんでしたので生存報告的に何か書こうと思います。思ったのですが、グチしかでてきませんでした。 小児のアレルギーなどを調べていると、専門書などではこんな表現をよく見かけます。 「残念ながら医療機関により対応がまちまちであるというのが現状です」 たいていの病気の対処法はそれほど急激に変化はしないと思うのですが、中には昔の常識現在の非常識というような分野もあって、そうした分野ではこのような事が起こりやすいのだろうと思います。・・・思うのだけど、その言葉を受けた親御さんはどう振る舞えば良いのよ、と悩んでしまうことはありますよね。 何というか、そんな悩みをちゃんと解決してくれるような本が不足してるのかなぁとも思ってしまいます。 ウイルス性疾患に抗菌薬は必要ない・・・だけど処方する医療機関がある、といわれ、出さない医療機関を受診したいといつも思っているのだけど、子どもが具合悪くて
メタモル出版刊行本書評シリーズの最後は予想通りだと思いますがNATROM本です。 小児科医ママの「育児の不安」解決BOOK http://d.hatena.ne.jp/doramao/20140608/1402205507 産婦人科医ママの妊娠・出産パーフェクトBOOK http://d.hatena.ne.jp/doramao/20140625/1403676922 「ニセ医学」に騙されないために-危険な反医療論や治療法、健康法から身を守る!- ■紹介するよりも 当初は前の2冊と同じように書評を書いて皆様にもおすすめですよぉ〜と、しめようとおもっていたのですが、それってあんまり意味がないんじゃないかな? とも思うようになりました。 だって、とらねこ日誌を読んでいる人でNATROMの日記を読んでいないという人はあまりいないでしょうからね。 というわけで、NATROMさんの事を知っているとい
とらねこ日誌では、これまでに栄養と出産・育児関連の記事をいくつか書いてきましたが、重要な栄養素について、まだ言及していない事に気がつきました。過去の病気であると思われていたくる病が報告されてもおり、ビタミンDについて、知っておくと良さそうな事を書いてみようと思います。 ■ビタミンDってなあに? ビタミンDは脂溶性ビタミンの一つで、体内のカルシウム濃度を調整する作用がよく知られております。どらねこも子どもの頃に、ビタミンDは骨をつくるのに大事なビタミンだよ、と教えてもらった記憶があります。 もう一つよく知られているのが、日光を浴びるとつくることができる、という話だと思います。皮膚にはコレステロールからつくられるビタミンDの素になる物質があり、それが日光(紫外線)を浴びるとビタミンDに合成されるんですね。ビタミンDは食べものにも含まれており、体でつくる分と食事から補う分を合わせたものが不足しな
今回は宋美玄さん著「産婦人科医ママの妊娠・出産パーフェクトBOOK」の書評エントリです。 小児科医ママの「育児の不安」解決BOOK に続いて、メタモル出版刊行本書評3連発の第2弾*1です。 http://d.hatena.ne.jp/doramao/20140608/1402205507 宋さんはテレビでもおなじみの産婦人科医ですが、バラエティ番組などで、変な情報に傾きそうになると必死(?)により戻そうと奮闘なさっている姿が思い浮かび、頑張れ〜と心の中で叫んでいるどらねこ*2です。 ■気になる内容は? 森戸さんの本は、「おかあさんもっと安心してよいんですよ」というメッセージをどらねこは感じましたが、宋さんの本は、ハウツーたっぷりの応援本という印象です。 まずは前回同様、本の目次を紹介です。どらねこが個人的にオススメでぜひ読んで欲しい項目を赤字にしてます。 プレ妊娠編 Q1 予防接種はしてお
個人的にもうんざりですが、また酵素のデタラメ話の件です。 ■でたらめロジック? 先日、ドラッグストアーで買い物をしていて気になったのですが、酵素を名前に冠した食品がやたらとプッシュされていたりました。販促ビデオを流して、目立つような手がきポップもいくつかつけられてて、売れ筋商品なのかなと感じました。 あ〜あ、と思ってスルーをしようしたら、そのあまりの減量効果メカニズムのデタラメさにあきれかえってしまいました。過去エントリで酵素話はある程度掘り下げて説明をしたのでもう十分と思っていたのですが、それ以前のナカミでしたので、ちょっと採り上げてオカシサに言及してみようと思います。 ■それ消化吸収をよくしてるだけだから 酵素栄養学はありもしない理論を元にくみ上げられたものですが、今回の酵素減量サプリメントは、実際にはある理屈で、その通りになれば逆に太るんじゃね?というものでした。 説明概要 ○○酵素
このぶんしょうはふぃくしょんです。 ■ドコカノゲンバ 「この業界、人がていちゃくしないよねぇ〜、募集しても来ないし」 「やっぱり仕事内容の割に給与がやすいからじゃないですかね」 「処遇改善を国に求めていかないといけないよな」 「そうですね、ホントに」 ・・・ ■カンケイソシキ(?) 「という要望が現場から来てますけどどうでしょう」 「サービスの受給者が増えるのは間違いないし、このままだとまわらなくなっちゃうなぁ」 「これは各分野からユウシキシャを集めて議論する必要がありそうですね」 「うん・・・あつめておいて」 ・・・ ■ユウシキシャカイギ 「という要望がきてるんだけど」 「うん、マズイと思うよ」 「やっぱ給料あげないとな」 「でも、財源ナイヨ?」 「ほら、この国この業界には厳しいからさ」 「でも、待ったなしとかその人たちもいってるし」 「ううん、加算で対応がいいんじゃね」 「すく
今回は書評です。 森戸やすみ (著)小児科医ママの「育児の不安」解決BOOK‐間違った助言や迷信に悩まされないために- という本を読みました。 小児科医である著者本人が書いた絵が可愛らしく、一つ一つの項目が簡潔にまとめられており、育児に忙しくて本を読む時間を十分にとれないお母さん・お父さんにも読みやすいだろうなぁと感じました。 ■オススメしたい理由 オススメの理由は読みやすいからだけじゃあなくて、そのスタンスにあります。本書は育児の不安にこたえるハウツー本でもありますが、子どもを育てるお母さん方に「頑張りすぎなくていいんだよ〜」というメッセージが込められているからです。 どうも育児というと子どもに問題が起こったときにお母さんばかりに負担がかかる事が多いですし、周囲の厳しい目もお母さんばかりに向けられてしまいます。お母さんも子どものためだからとついつい無理をしがちです。でもよく考えて下さい。
今回は雑談レベルで、最近考えている事を気分に任せて書いてみようと思います。 ■和食は優れている(?) 最近ではユネスコの無形文化遺産に登録されたなんてニュースも聞きましたが、食育では「和食」というものは栄養バランスに優れた健康食であると語られたりします。昔ながらの日本食というのは欠点も多いものでしたが、戦後の流通網の整備と冷蔵技術の発達により、季節を問わずに魚を入手できる環境ができてからの日本の食事はなかなかに良いものである*1とどらねこも思います。 魚を採り入れた食事というのは栄養学的にも良いもので、和食の良さというのは魚の良さであるといっても過言ではないかもしれません。 魚の良さにも色々ありますが、良質のたんぱく質源であるだけでなく、不足しがちなn-3系の脂肪酸の有力な摂取源になることでしょう。人間が生きていく上では脂質は重要な栄養素ですが、牛肉などでは飽和脂肪酸の割合が多くなりすぎる
どうもお久しぶりです。更新をずっとサボっていたどらねこです。 最近というか、ずいぶん前から昼頃にテレビをつければ健康食品紹介番組のオンパレードなわけでうんざりしてます。みんな健康になりたいんですよねぇ〜、いやそんなのあたりまえですか。 なにやら深海鮫のナントカ、○○ベリーの奇跡の効果とかもうお腹いっぱいなんですが、特定の食品を食べると健康になれるならホント嬉しいですよね。 ところで、そんな珍しそうな食品や高価なものじゃないとよさげな有用成分ってとれないものなのかしら。日常食べている食品に良い成分がたんまりと含まれていたらそれにこした事はないですものね。 そんなわけで、適当にみつくろった食品から無理矢理なんとなく良さそうに見えるような成分をほじくり出して健康に良さそうな作用をこじつけてみました。 ■野菜類 こんな風にならべるともっともらしいよね。 ■果物など さすが自然由来食品。みてるだけで
どうもお久しぶりです。そろそろ記事を更新しないとなぁと思っているのですがどうも筆が進みません。そこで消費税増税が話題になってますので、ネタ記事を書いてみました。 ■混んでる 先週まではたいしたことがなかったように思うのですが、ここ数日、ショッピングセンターなどではホント駆け込み需要って感じでカートいっぱいに商品を乗せているお客さんを見かけるようになりました。レジもなんか混み合っているように感じます。 こうした時期に買い物をすると「あの人も駆け込み購入の人ね」みたいに見られてるような感じがして「ちがうも〜ん」オーラを出したくなるんですがそんな些細な事どうでも良いですし、駆け込み購入をする人の気持ちもわからないでもありません。だって同じ物を同じ金額で買えなくなるというのはなんとなく損した気持ちになりますものね。 ■奪い合い 何を買うのかが明確でないお客様の購買意欲が高まっている・・・しかもこの
おまけ的な趣味のエントリです。解説記事ではなく「どらねこの考え」を述べていくものですのでご了承下さい。 ■アメリカはトランス脂肪酸禁止? 昨年の11月頃からトランス脂肪酸について危険性などについて検証する報道をみかける事が増えたように感じるのだけど、これはアメリカのFDA(アメリカ食品医薬品局)が11月7日に発表した内容が関係しているのでしょうね。 「FDA Targets Trans Fat in Processed Foods」 (FDAは加工食品のトランス脂肪を標的とする) http://www.fda.gov/ForConsumers/ConsumerUpdates/ucm372915.htm これは一般に向けたアナウンスで、詳しい内容は上記のURLや食品安全情報ブログに邦訳*1も載っておりましたのでそちらを参考にしていただくとして、簡潔に要約をするとこんな感じじゃあないかな。 ・
牛乳は本当にモー毒か?? ※この記事は昔どらねこ日誌というブログに掲載したものをほぼそのままの文章で再アップしたものです。今のどらねこだったら書かないようなものや文字の体裁など色々と変な部分がありますので、取り扱いにはどうぞ注意して下さい。 まえがき 真弓定夫先生監修の食育冊子シリーズを何度か採りあげてきました。 近頃、そのトンデモっぷりを楽しむエントリーがはやりですが、その流れに乗らず、真剣に向かい合ってみたいと思いました。 検索をかけてみると、信奉者のページが多数ヒットします。どこかでこの話を聞いた人が、それを読んで、「ああ、やっぱり正しかったのだ」そんな事になっては大変です。 肯定、否定両者の意見を横に並べ、判断していただきたいのです。 そんな記事を目指してのエントリーです 。 さて、何から始めましょう。 今回は、牛乳の悪い面を考えてみました。 なるべく公平っぽくですからね。 いっち
トランス脂肪酸ってどれぐらい危険なの(準備編) http://d.hatena.ne.jp/doramao/20140204/1391505566 トランス脂肪酸ってどれぐらい危険なの(データ検証編) http://d.hatena.ne.jp/doramao/20140210/1392010030 ここまではトランス脂肪酸とはどんなものなのか、どんな危険性があるのかなど説明をしてきました。これら情報が皆様の判断に役立てばと思っております。 今回は、検証編のおわりに書いた「企業には食品中のトランス脂肪酸含量を下げる努力を続けて貰いつつ、規制や食品表示の義務化は不要」と、どらねこがどうして考えるようになったのかを述べてみたいと思います。 なお、今回の記事は色々と細かい話をこねくり回しており、読みにくい点も多いと思いますので「まとめ」を最初に書いておこうと思います。 ■トランス脂肪酸への見解ま
※前回の記事 トランス脂肪酸ってどれぐらい危険なの(準備編) http://d.hatena.ne.jp/doramao/20140204/1391505566 (準備編)に続く二回目は、トランス脂肪酸を摂取する事で身体にどんな影響が心配されるのか、その危険性はどれぐらいのものなのかについて資料を示しながら検証してみようと思います。 ■ちょっと硬化油の歴史 液体の油に水素添加をすることで常温で固体の食用油をつくる技術は、19世紀末に発見された金属触媒を利用した水素添加という化学反応を応用したもので、ドイツの化学者ノルマンが植物油に水素添加をすることで硬化油をつくる技術を開発した事が始まりと考えられております。1960年代には安価なバターやラードなど動物由来脂肪の代替食品として急速に広まるようになります。この状況に変化があらわれたのは1990年代に入ってからのことです。 1990年代になると
トランス脂肪酸という「アブラ」が身体に良くないんだって、アメリカでは規制の動きがあるらしいよ。そのような話をネット上でもちらほら見かけます。トランス脂肪酸の食品表示が検討されていることもニュースになっているように一般の方にもこの話題に注目している人も多い事でしょう。 このトランス脂肪酸の「何が危険なの? 加工食品の表示に明記したり規制は必要なの?」という記事を書こうと思ったのですが、そもそもトランス脂肪酸とはどういうものなのか、また、日本の現状についてもある程度把握しておかなければ理解は深まらないだろうなぁと感じました。さらに、脂質全般に対する誤解もまだまだ多そうです。そんなわけで今回は「準備編」として抑えておきたい部分を書いてみようと思います。なお、読み物としての流れ重視の記事としたいため、細かい部分や正確なところは参考として記す文献を当たっていただければと思います。 ■トランス脂肪酸っ
ちょっと余裕ができたので平成24年 国民健康・栄養調査の結果概要を眺めていました。栄養摂取状況については特に目立つところもなく、エネルギー摂取量の減少傾向も一段落ついたのかな、という感じです。 さて、日本人の食生活の課題として一番問題と考えられるのが食塩摂取過多ではないでしょうか。最近は減少傾向とはいえ、WHO/国際高血圧ガイドラインの指針である食塩摂取量6g/日とはほど遠い状態ですし、2015年に達成したい目標量として厚労省が示した男性9.0g/日未満、女性7.5g/未満も難しい状況です。 ■今回の結果はどうだった? そんな食塩摂取量ですが、24年の調査ではどのような結果がでたのでしょうか。どらねこなりに評価してみたいと思います。 まず、摂取量自体の推移*1を見てみましょう。 1990年代のピークからほぼ一貫して下がってきている様子がうかがえます。特に2000年を過ぎたあたりからの減少傾
この記事はあるフィクションを見た事が切っ掛けで書いた1つの見方、という感じです。 ■その仕事のイメージは? フィクションでもドキュメンタリーでも、表現というものは多かれ少なかれ誤解を招きかねないもので、誤解を与えてはならないみたいなのは的外れであると思うし、そんな人はいない*1と思う。とはいえ、それを誰が伝えるのか、どのように伝えるのか、主に誰が受け取るのか、どれぐらいの範囲にまで届くのかなど、与えかねない誤解に対して慎重になるべき度合いはかわって来る事でしょう。 影響力を持つメディアが流す表現については、そのなされ方によっては特定多数の人々に利益や不利益をもたらしかねないものであるというのは自明かと思います。なので公共性の高い内容や生命、人権などの関わる問題については慎重になる必要があるでしょう。 しかし、表現によって引き起こされる風評被害の程度を見積もる事が難しく、広められたイメージが
多くの方は評定とか成績とか自身を評価される物に対して無関心ではいられないと思います。どらも小さい頃は、通知表の評価を見て一喜一憂したものでしたし、全く勉強しないにもかかわらず、模擬試験の偏差値などは気になったものでした。 自分に対する評価も気になるものですが、同時に自分が興味のある対象などへの他者の評価というものもけっこう気になったりするんですよね。あのお店のネットでの評判を知りたい、とか、面白かったゲームを他の人はどう評価するのかなどなどです。 ■ゲームの評価 どらねこは昔からゲーム大好き少年でしたので、ファミコン雑誌などに掲載されるゲームレビューを楽しみにしていました。ゲームを始めて間もない頃は、パッケージを見て面白そうなものを手にすることも多かったんですね。なので期待して始めたらクソゲーだった・・・でも、勿体ないからちゃんとやり込むみたいな事もけっこう有って、あ〜あ、最初からどういう
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